ハシちゃんの詩(うた)日記!

山郷の散策つれずれを
ペットのハシちゃんとつぶやきます。

雨のあとの散歩道

2012年05月26日 19時16分54秒 | 日記 
 静かな雨が少しだけ遊びながら通り過ぎていった。雨のあとの道はいろんな花びらや葉っぱなど散っていて楽しい。足元に何か見つけると、反射的に頭上を仰いでしまう。白い花ならエゴノキに卯の花にヤマボウシ、赤い花なら谷ウツギと分かっているのに、やはり頭上を仰ぎ「ほう、なるほど」と得心する。この頃は散り花の面積で木の大小も分かるようになった。
 松ぼっくりは冬の季節のようには落ちないが、1年通して道に転がって遊んでいる。今日のような雨のあとだと、しっかりと閉じてしまう。
 初夏の山々の木々の花は、申し合わせたように白色が多い。その中で目を惹くのが桐の花だ。高い木は、たくさんの薄紫の花をつけていて良く目立つ。昔は女子が生まれると桐を植えて嫁入り道具の箪笥をこしらえていたそうだ。成長の早い木であり、燃えにくいので箪笥に利用されたらしい。
 今はもうそんな風習もなく、野生化した桐はあちこちと大きく成長して花盛りを迎えている。
  


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