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好きなお歌とコラボ 046:常識

2009-09-07 | 題詠2009 鑑賞と二周目
非常識、と数えて昇る階段で「き」を唱えたら転げて落ちた         井出蜂子  





「常識」というお題はそれはそれはむずかしい。

それこそこの言葉は、そのまんま四角ばっちゃって、あるいはにこにこしながらでんと腰据えて、動じない構え。


べつに切り崩す必要もないのだけど、歌までが「常識的」にならないように皆さん頭ひねって、けっく、「常識」という言葉をどう料理しようかと意識しまくった似たような歌になってしまってる観。


こちらのお歌はわりとさらりと「常識」という題を手放したつくりになっていて、目をひかれました。


「パイナツプル」「チヨコレート」・・のあの遊びですね。

駅の階段を「ヒジヨウシキ」と小さくつぶやきながら上る。

なぜ、ヒジョウシキ?

べつに意味はないのかもしれない。

あるいは、人混みを逆行して降りて来てひとの肩にぶつかったまま知らぬ顔で駆け込み乗車してった奴がいたのかもしれない。

「マナーイハン」「スミマセン」と続くのかも・・とおもいきや。

あはは、それじゃ「常識売り」のおばさんになっちゃいますよね。

「ヒジヨウシキ」の最後の「き」で転落。


そ、非常識という、人への批判。、
そういうことを言ってると、自分の足元が危ないよ、という意味か。


いやいや、べつに意味はないのか。


たぶん重心は後者でしょう。


ヒジヨウシキ・・・
ヒミツ
ヒカゲモノ



なんて、ただの、ヒのつく言葉をつなげて階段昇るひとり遊びだったり。

いずれにしても、転げ落ちないように。



                               


過干渉 過常識なるお役目を終えて腰上げ母さんは さて    迦里迦
















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