かくえいです。眠れません。
内田百閒の『ノラや』
という本を知っていますか?
猫好きな方は読んだことのある方も多いと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/4122027845/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-5bmlf
頑固で厳しい小説家が、可愛がっていた猫一匹いなくなってグズグズ泣きベソをかいて、周りを困らせる。というお話なのですが、私が面白いと思って友人に読ませたところ、全然面白くなかった。良く分からなかった、という感想が返って来て驚いたのを覚えております。
猫好き、または動物好きな人と、そうでもない人の間には、深くて暗い川があるのです。
私は『ノラや』を読んで、子供の頃飼っていて、行方不明になったシロを思い出して泣きました。
世界中の迷子の子が、早くおうちに帰れますように。
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