宮日新聞のコラム「くろしお」より。
スイカをメロンやマンゴーのように、宙づりにしてならせるのが立体栽培で、既に商品化されている。
ネットの中でぶら下がっているのでつるは長くなるのが特徴のようだ。
大事に育てて味もいい、と愛称を「ボンボンスイカ」としたのは熊本産だ。
本県の口蹄疫発生で遺伝子検査などをした農業・食品産業技術総合研究(農研)機構は立体スイカも研究する。
平地の栽培に比べ作業をやりやすいのが横から縦につるを変えた理由らしい。
高鍋町の高鍋農業高生もチームで立体スイカを研究中だ。きのうまで大分県別府市であった
研究発表九州大会に出場した。
その一員が同校野球部主将の3年田村栄二君(17)だ。
きょう始まる夏の高校野球甲子園大会に1人で出場する。
始球式という晴れの舞台に立つためだ。きのう大分から直接甲子園に入った。
この初登板には口蹄疫被害からの復興を励ます、という願いが込められている。
応える田村君の一球は全国から届いた声援へのお礼ともなって、スタンドにも頼もしく映ることだろう。
彼は美郷町のトマト農家の息子で園芸科に学び、寮生活を送る。
同じ寮の畜産科生が世話を続けた実習用の牛と豚合計334頭は殺処分され、口蹄疫は学校も地域も衝撃で覆った。
生徒は牧場に入れず、恒例(6月)の畜魂祭もできない。
田村君らが取り組むのは価値あるスイカづくりのためのデータ収集だ。農研機構によると、
縦だと苗が多くても光の当たる量が横より多く、収量も増えるそうだ。
衝撃、声援、研究…。こうした経験のすべては滋養となって彼らをはぐくむ。
- 以上 -
買い物帰りに、雨に降られてしまいましたーー
こんなお天気いつまで続くんでしょうかぁ~
冷蔵庫、1日に何回となく開け閉めしています
中には、あまり入ってないんですけどねーー
熊本の九州学院の猛打、すごかったですね。。。
延岡学園も後に続いて欲しいです。
延岡学園 ガンバレー