隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

仙台にて「3050」 at セキスイハイムスーパーアリーナ

2017年10月05日 17時56分33秒 | ライブリポート(スピッツ)

2017.9.30
SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”
at セキスイハイムスーパーアリーナ


 セミファイナルのセキスイスーパーアリーナに行くことができました。
 シャトルバスのチケットを購入しなかったので、近くの新興住宅地の中にある菅谷台小学校の校門前まで相方に迎えに来てもらい、仙台ではなく塩釜に泊・・・という私としてはかなり満足な日程を組むことができ、日常から逃げて?いい時間を過ごせたような。
 そんなつかの間の幸せをここで再現してみるので(まったく不十分ですけど)、よかったらお付き合いください。

 セキスイハイムスーパーアリーナは、ライブMCで田村くんも言っていたけれど、JRの駅からは遠いし(バスあり)、なかなか大変な場所にある。だけど、それだからこそ、周囲を歩くといろいろ発見もあり、郊外の楽しさもある・・・そんなふうに感じた。
 少し雨がぱらついて(激しく降ったこともあったらしい)、ちょっと肌寒いな、と感じたころには会場に到着(菅谷台小学校からは近道をすれば7~8分のところ)。車の渋滞にもあわず、スムーズなアクセスとなりました。
 会場前にはグッズ売り場だけじゃなく屋台も出ていて、本当ににぎやか。長蛇の列のトイレはあきらめてアリーナ内へ。

 
セットリスト
  01  醒めない
  02  8823
  03  涙がキラリ☆
  04  ヒバリのこころ
  05  ヘビーメロウ
  06  スカーレット
  07  君が思い出になる前に
  08  チェリー
  09  さらさら
  10  惑星のかけら
  11  メモリーズ・カスタム
  12  エスカルゴ
  13  ロビンソン
  14  猫になりたい
  15  楓
  16  夜を駆ける
  17  日なたの窓にあこがれて
  18  正夢
  19  運命の人
  20  恋する凡人
  21  けもの道
  22  俺のすべて
  23  1987→

 アンコール
  01  歌ウサギ
  02  恋のうた


 仙台のお客さん、ものすごく元気だった。待ちに待った!という気持ちがあふれ出て、もうどうしようもない、という印象。周囲には親子、カップル、男子同士などさまざま。男子率が高かったように思う。
 MCでクージーも言っていたけれど、SEのあと、サーチライトとミラーボールのまばゆい光の中をメンバーが登場した瞬間の盛り上がりはすごかったな。
 実は、最近はもう数年くらい縁がなかったくらいの席で、メンバーの表情が肉眼で(笑)見えるくらいだったのだが、後ろからの声の高鳴りが背中に熱すぎて、それもちょっと感動的だった。

 「醒めない」のイントロで一気に熱が最高潮に。メンバーも満足気に会場を見渡す。
 「8823」では、バックの映像のストップモーションが印象的。メンバーの表情がそれぞれにステキだ。だんだんに盛り上がるって・・・かつてはそうだったけど、もう最初から一気にMAX。セミファイナルということもあるのかもしれないけれど。オープニングのイベンターさんのコメントでも「ファイナルよりセミファイナルのほうが盛り上がる、とスピペディアに書いてある」って(笑)。田村くん、あの黒いジャケット、もう暑いんだろうな・・・なんて心配になるくらい暴れている。
 「涙がキラリ☆ 」では、﨑ちゃんがコーラスじゃないところで楽しそうに歌っているところが映像に。あの高いところまで、ボーカルの声がきれいに伸びている。
 「ヒバリのこころ」が本編最後の曲、という以前のライブが印象に残っているので、個人的にはこのイントロが聴こえてくると、なんだかどこかソワソワして落ち着かなくなる・・・のは私だけです(-_-;)。ボーカルが階段を下りてギターをかき鳴らしたり、テツヤくんが笑顔を客席に向けたりして、いい雰囲気で進む。この曲のときのメンバーはいつもいつも、「いつも以上に若い!」(ヘンは表現ですけど)。イントロの瞬間に、「キャッ!」と隣の女性。反対側の女性はすでに泣いてる・・・。いいなあ。私も泣けたらいいのになあ、なんて。
 最初の短いご挨拶が入るけれど、でもデビュー曲と新曲「ヘビーメロウ」が並んでいて、それは誰もが言うんだけれど、まったく違和感ないのがスピッツ! 個人的にはもちろん「ヒバリのこころ」はインディーズからの曲だから「懐かしい」んだけれど、でも弾む感じや曲調がいつも新鮮で新しい。こういうのって、どんなバンドでもアーティストでもそうなのかな。ファンだから、こういうふうに感じるのかな。不明です。それでもね、「ヒバリのこころ」には必死さが、「ヘビーメロウ」には心地よい余裕があります。これが歴史?
 そして「スカーレット」! 今までもあちこちに書いているが、「スカーレット」をスピッツヒット・ビッグ4に入れていた、というくらい好き。やっと聴けた! 
 http://blog.livedoor.jp/volavolavolavola-music/archives/51414678.html
 このブログでいみじくも書いていらっしゃるが、私も同意見。流れがスムーズではないけれど、その引っ掛かりがなんとも心地よい。
 「君が思い出になる前に」・・・。マサムネくんが「これが出たとき、アンケートで『売れ線の曲。スピッツも終わった』と書かれた」とMCで。「でもスピッツは終わらずに、ここにいる」とも。体にスッと入ってくる美しいメロディー、切なくも気持ちいい言葉の並び。なんとなく、それまでのいびつな感じが薄まったような・・・そんな気がした人もいたんだろうな。ちょっと私も感じたかも。でも「君の鼻と耳の形が 愛しい♪」って、やっぱりヘンだよね。いつだったか(90年代末ころ?)、彼自身も、「船に乗って出ていくって・・・あんまり現実味がないよなあ」みたいな発言していた記憶あり。この夜の彼の声は、深くて優しくて気持ちのいいものでした。
 「チェリー」、そして「さらさら」。前にも書いたけれど、「さらさら」は最近のシングルの中でも私には秀逸な楽曲。ボーカルがとにかく色っぽい。フロントマン二人のハーモニーも心地よい。
 そして、毎度毎度行ってしまうけれど、このツアーの圧巻「惑星のかけら」。砂嵐?のような、テレビ画面のザーザー?のようなバックの映像が雰囲気を高める。音の太さ、演奏の安定、もう心がわしづかみにされる。リリース当時からずっと好きだったけれど、でのこの楽曲はきっと彼らの中で成長して、今ここにこうしてあるんだろう。ツインギター直前にテツヤくんはちょっとだけ隣に目をやるんだけれど、相手は無視(笑)。余裕ないの??
 ここからの「メモリーズ」「エスカルゴ」はまさしくロックバンドのスピッツ。「エスカルゴ」は私には新しい曲だけれど(笑)、ステージと客席の一体感はハンパではない。メンバーの演奏姿を脳裏に焼きつけたつもりだけれど、今ではすでに記憶にない・・・。
 「ロビンソン」、ライブで何度も聴いているのに、毎回違った感動がある。この夜は「スピッツ絶頂期の曲です」と紹介していたっけ。
 「猫になりたい」「」、優しい美しい曲が並ぶ。ボーカルの声が勝負ともいえる曲たち。50歳になっても彼の声はますます艶やかだ。「猫になりたい」のギターのイントロ、そして2本のギターの音が重なり合うときに、この曲の切なさが映える。
 「夜を駆ける」、いつも言っているけれど、映像と照明と演奏が1つの作品を創り出していて、これは「芸術品」だ。﨑ちゃんのドラムの軽快だけど躓きのあるリズム、上下して不安を予感させるベースライン、そしてピアノと控えめなギターのきれいな重なり具合、歌詞の妖しさとボーカルの声。照明は明るい夜の市街地と西から近づく運命を予感させる。
 「夢追い虫」はなかったけれど、「日なたの窓にあこがれて」はよかったなあ。「何もいらない♪」はよくある歌詞だけれど、そのあとで「僕をしずめてくれ~♪」だぞ。と当時思ったもんだ。
 そして印象的なイントロで「正夢」。この曲を聴くと、わさわさしているときでも少し心が落ち着くことがある、不思議な曲だ。そして、ここでは花吹雪! 名古屋でも長野でも、紙吹雪は前方で舞っていて、もちろんきれいだったけれど。この夜はまさに上から前から降ってきた!という感じ。一辺7センチの正方形の紙吹雪だもの、それはすごい! この会場は吹き出す勢いが一段とすごかったのかなあなどと思えてしまうくらい。みんな手を伸ばして受け取ろうとするけれど、本編が終わって椅子の上を見たら、何十枚?という色とりどりの紙が積もって?いたっけ。紙吹雪に目を奪われないようにステージに目を凝らすと、ボーカルがお客さんを見ながら満足気にちょっと微笑んでいたよ。
 そして「運命の人」からの流れ。「まだまだ肘とか・・・じゃなくて膝とか腰とか大丈夫?」ときかれちゃったけど、そんな心配はご無用とばかりに老若男女、がんばる。「運命の人」のボーカルのアコギの音がぶっとくて力強い。このアレンジ、もう定番化。﨑ちゃんのエアドラムの笑えるし。
 「けもの道」の「あまりに青い空の下~ もう二度と君の離さない~♪」のところ、テツヤくんだけかと思っていたら、﨑ちゃんも大きな口で歌っていた! そのとき、バックの画面が上を向いたテツヤだらけになるところ、ちょっと壮観で感動。田村くんは暴れていたので(笑)歌っていたかどうかは確認できず。
 「俺のすべて」で最高潮。田村くん、走ってテツヤ側に乱入。すごいスピード。それに対してわき目もふらずに演奏するギタリストとのコントラストがスピッツの真骨頂? ボーカルは彼らしく、ステージの端まで走らず速足で? そして話題の?﨑ちゃんのカメラ目線! 見ました! 強い視線と笑顔に心がほっこりです。ファイナルのMCで「ユニコーンの川西さんから盗んだ技」と説明していたとか。ステージ脇のスタッフが一丸となって大盛り上がり! これも肉眼で見えました。
 そして本編ラストは「今の彼らには、この曲しかないでしょ」という「1987→ 」。いつの間にか田村くんが黒いジャケットを脱いで「1987→Tシャツ」になっていた(脱ぐところ、見たかったな)。
 似たようなイヌが4匹、30年かけて、オオカミにはなれなかったかもしれないけれど、でも優しくてかっこいい「けもの」になっていました。
 アンコール1曲目は「歌ウサギ」。柔らかい大人の男の声で、かわいい切ない恋を歌う。何度でもいうけど、サビの歌詞は秀逸。甘いだけじゃない、辛口の意味合いも、すべて彼の声がかき回してどこか高みにのぼっていく。恋に正しいも間違いもない、愚かで指をさされようと貫きたい思いはある・・・。なんとなくそういうことを感じながら、自由なようで生きにくい今の世の中に「はてな?」を送るような、そんな歌に感じる。最後のアコギとボーカルの声ははかなくも力強い。(映画「先生」の紹介のあと、「俺も生まれ変わったら生田斗真に・・・」と笑っていました。福山とか生田斗真とか・・・高みを狙っていますな)
 そして、ここでだったか、「かつて自分たちよりもすごいバンドはたくさんいたけれど、スピッツはここまで続いてきた。それは音楽の神さまのいたずらかもしれない。いたずらだとしても何か役割を託されたのなら、これからもヘンな曲を届けながら続けていくので、末永く、生ぬるく見守ってください。スピッツは引退しません」といううれしいコメント(ファイナルでは、「一緒の時代に生まれたんだから」というステキな表現もしていたそうだ)。
 そのあと、ギターを置いてシェイカーを持ったマサムネくん。私にはひさびさの「恋のうた」だ! テアトロンで演奏したというので、聴きたいなと思っていた。低音のちょっと苦しそうなボーカルも魅力。何気ないけれどスピッツの転機となった貴重でかわいい楽曲。
 そしてライブは終わる。「ありがとうございました」の声のあと、ピックを会場に投げ、シェイカーも。﨑ちゃんは最後にスティックを。それぞれに、深く頭を下げる人、片手をつきあげて笑顔を向ける人・・・。
 「ありがとう」という声が後ろから聞こえる。歓声と拍手と、あー終わっちゃった~というため息。そういうものがまぜこぜになって、私も席を立ちました。

 外は冷たい空気。だけど、心も体も温かい。
 勝手についてきて28年。まだ先があることに安心と感謝と、そして少しだけ「やったぜ」という自分への思い。
 そういうものをいろいろ抱えて、「恋のうた」を口ずさみながら、待ち合わせの小学校までの足どりの軽かったこと!
 やっぱり、「ありがとう」ですね、スピッツ!


                              


 それにしてもレポなんてものにはならなかった、悪しからず。
 あんなに真剣に見て、聴いていたのに、いつもそうだけど、こうやって書いていると記憶は頭の中にあるけれど言葉で説明することの難しさ。プロの書き手はやっぱりスゴイね。
 ・・・ということで、ここからは例によって記憶頼りのMCまとめ。
 (結局、なんでMCをまとめるかっていうと、ニュアンスだけだとしても書きやすいからなんだな。演奏している彼らを描写するのはもう至難の業だから、ココに逃げるのです) 

■街で有名人に遭遇
 マサムネ「この頃(ブレイク後)は街で声をかけられることもあったのですが」(「チェリー」の頃で、この勢いが2、3年は続くかな~と思ってた時期、と言っていたかな? あやふや)という導入のあとで、街で遭遇した有名人の話になり、
 マ「フラワーカンパニーズというバンドのグレート前川に会ったとき、なんて声をかけたらいいのかわからなくて、『ねえねえねえ』と・・・」
 と言いながら(この「ねえねえねえ」が完全に怪しい感じ)、グレートの腕を触るポーズ。
 田村「それ、完全に怪しいだろ。それでグレートはどんな反応したの?」
 
マ「ええっ!ってっ!って驚いてた」
 最初、誰だかわからなかったらしいという話のあとで、
 テツヤ「マサムネは普段はわかんないからな~」(笑)
 その話の続きで、空港でトータス松本さんに会ったときは、「トータスく~ん」と言って近づいたら、近くにいたスタッフに羽交い絞めにされたとか。そういえば以前に高知の春キャンプに一人で見学に行ったときは選手が移動するところでサインを求めようとして警備の人に止められたっていう話をしてたこと、ありましたよね。
 夕暮れ時に、「平井堅くんを見かけて、『やあ、平井く~ん』って手を上げながら近づいたら、ふつうの外国人だった」(笑)。上げた手のやり場に困ったそうだ。そして、
 「これは名前は言えないんだけど、スーパーで超有名な知り合いに会ったけど、見るからに奥さんじゃない人といたので、これは声をかけられなかった」そうです。
 﨑ちゃんがこの話の続きで、街で三瓶さんに会った話をしたときに名前を出さずに「三瓶で~す」のわかりにくいポーズをして、
 マ「そこは、三瓶さんって名前出していいんじゃないの?」って。そりゃそうだ。
 三瓶さんはスピッツファンで、結構ライブにも来ているらしい。
 マ「お笑いの人で、ファンですって言ってくれる人多いよね。岩井くんとか」

■「UFOの丘」
 「インディーズ時代の歌をみんなでコーラス」コーナー(いえ、別にコーナーじゃないんだけど)では、この夜は「USOの見える丘」。うわっ! うれしい。これ、インディーズ時代に好きだった曲の3曲にたぶん入る。ギター以外は演奏に加わって、結構長めに。当時とは異なる、ちょっと力を抜いた大人な草野マサムネの「UFOの見える丘」、味わい深いものがありました。

■ 仙台のライブハウスで
 インディーズの頃の苦い思い出(-_-;)
 自分たちの出番が終わって4人並んで他のバンドの演奏を聴いていたら、「さっき、見ていました!」とファンの子に声をかけられる。順番に握手を求められて応じていたら・・・。
 田「わかるでしょ、どういう話になるか・・・」
 ことの顛末は、田村くんだけ握手を求められなかった・・・というわけ。結構このネタ(ネタじゃなくて事実なんだろうけど)、いろいろきくけど、バンドマンっぽくない風貌ってことで? 地味目だった?
 田「あの子、ここに来てるか? ベースの田村だよ」
 と客席に向かって声をかけていました。

■「カズレーザー」
 テツヤくんの知り合いのお子さんがスピッツの曲が流れるCMを見て、「カズレーザー、カズレーザー」と言うとか。
 テ「『スターゲイザー』と混同しているらしい」

■ 車を運転して・・・
 インディーズの頃は軽自動車に楽器を積んで4人で移動して東北まで来た、と。
 田「あの頃はテツヤが運転できなかったけど、今はできるから、(この先ファンが減ってしまっても)10人?100人?集まれば4人で運転して来るよ」
 うーん、力強い言葉! 過去のどこへ戻っても続けられるくらいの意識のバンドでいてほしいなあ、なんて。
 そういえば、
 マ「今夜は(仙台で)GLAYや玉置浩二さん、徳永さんのライブもあるみたいで。スピッツを選んで来てくれてありがとう」
 なんて言っていましたね。
 「こんな大きな会場で・・・」の発言のときには、
 マ「ここ、V6とかGLAY?とかもやっているし、稼働率がいいらしいよ」
 田「そんな・・・数字の話しても(-_-;)」
 なんて現実的な発言も。

■ 憧れの「芋煮会」
 このボーカル、ホントに芋煮会、好きですよね~。あちこちで発言している。
 マ「芋煮会に参加したい!」
 テ「あれって、勝手に入ってもいいの?」
 マ「乱入・・・(笑)。ギター持って、1曲歌うから1杯、とか、里芋多めに、とか」(笑)
 そのうち、仙台の郊外で、ギター持ってウロウロする怪しい人になるらしい。
 マ「昔、ご飯作って、一人でベランダで食べたことがあるけど、別に美味くはなかった。あれは、外で食べるから、じゃなくて、外で“大勢で”食べるからおしいしいんだね」
 と、ちょっぴり寂しい発言も。

■ 着メロと待ち受け
 クージーのおもしろ話。
 クージーが『三日月ロック』の頃にお店でCDを見ているとき、
 ク「後ろで着メロがきこえて、それが『テクテク』だったから振り向いたらテツヤだった・・・」
 え~!という声。びっくり。
 マ「自分たちの曲を着メロにする人はいないだろう(笑)」
 そのあとで、テツヤくんのMCコーナーで、
 テ「最後にオレの携帯の話をすると・・・、オレの待ち受けはマサムネ! ボーカル! 草野マサムネー!!」
 紹介された本人は下を向いて笑いながら、
 マ「オレの待ち受けはテツヤじゃない・・・」
 このときのテツヤのアクション、両手を上げて「あ~あ、降参」みたいな感じで笑えました。


 と、こんな感じでしょうか。
 いつもながら、雰囲気だけわかっていただけたら。順番はもちろん言葉も正確ではないので、ご容赦を。
 MCはほんのおまけで、ライブは本当にかっこよく楽しく、すてきな時間でした。

 日本ガイシホール(ココ)長野ビッグハット(ココ)のレポも、今さらですがよかったら・・・。重複や矛盾がありそうですが、それはしかたないですね。


 そういえば、ファイナルに行かれたAkinaさんがMCを教えてくれました。
 その中から印象的だったもの。

● マサムネ「『船乗り』は久しぶりにひっぱり出してみました。もう当分やらないかもしれない」
 会場からは「え~!」という声。それに対して、田村くんかテツヤくんが言ってたそうです。
 「だって、スピッツには、ほかにたくさんあるんだよ、かわいそうな曲が」
 そうですよね~。30年分、こちらにも聴きたい曲たくさんあります。きっと本人たちにも、そういう曲があるのかもしれないですね。「やりたいけど、ずいぶんやってないね」という曲が。

● 﨑ちゃんが「40周年で60歳。40 60ツアーとか、50 70ツアー。やりたいね。楽しみだね」と言って、それに対してマサムネくんも、
 マ「(ライブでは)
休憩をはさみながらね」
 﨑ちゃん「ス
テージから下がったりしてね」
 うれしいなあ。

●マ「
スピッツは30年前にヘンな曲をやろうと始まったバンドだけど、いまだにヘンなことをしていて。そんなヘンなバンドのライブに来るあなたたちもヘンな人なんだからね」
 これもうれしいですね。平凡なワタシだけど、スピッツファンでいられるときは「ヘンな人」の仲間入りができるということで、なんだか人生がちょっとだけおかしな光に覆われる気がします。

 アンコールでは、メンバー全員は「1987→Tシャツ」で、草野・田村は黒、三輪・田村は白だったそうです。


 「3050」のツアーも終了。
 このあとうれしい告知もあって、まだまだ30周年は続きそう。
 ツアー中は大勢の方が覗きに来てくださって、ここも賑わっていました。
 ありがとうございました。
 また地味に静まりそうですけど、お暇なときにはちょっとだけ覗いてみてくださいね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「明大前で乗り換えて~♪」~... | トップ | 穂波先生に・・・。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。