隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

私が好きな「スピッツ」は・・・

2015年02月15日 13時55分25秒 | スピッツ

2015.2.15(日)


 去年の昨日は、あの大雪の一日だったんだなと思い出す。ついこの間のよう・・・というのは、ありふれた悲しい感想ですが。
 ちょっと停滞気味の一年だったので、今日から先ガンバレ!と、わが身を鼓舞しています。
 そんな休日の昼下がり。


■ファンそれぞれ?
 「横浜サンセット劇場版」の上映館やスケジュールが発表されましたね。

 http://spitz.r-s.co.jp/yss2013/theater/

 これを受けてか、結構な数のファンの皆さんからメッセージをいただきました。

 「全国順次公開って・・・。これで全国って言えるの?」
 「期間が短すぎる。仕事の都合がつかない」
 「とにかくDVD化してほしい、それだけです」

 ここでそう言われても、残念ながら私にはどうすることもできませんけど(笑)。
 ただその中に、「かけらさんは、何でもOKなんですね」という、ひょっとしたら小さなトゲが含まれているかもしれないメッセージも少しまじっていたので、そのことだけ、ここで言い訳させていただきます。

 楽曲が好き! それがロフトでアマチュア時代のスピッツを知ってから今まで変わらずに「ファン」でいられるいちばんの理由であることが確かです。
 ただ、そのかげに、彼らのこだわりや活動のしかた、バンドの方向性がなんとも魅力的で(あくまで私にとっては・・・ですよ)、彼らが進む道を脇で見ながら、もやもやしたり、ちょっとイライラしたりするのも含めて、心地よい時間だったのです。
 デビューして期待したのに、微妙な劇場ライブを敢行したり、長く期待させながらやっとこさブレイクしたのに、その1年が過ぎるとあまり表に出なくなったり・・・。
 ほかの人気バンドが派手に活動をデカくしていく中で、妙に隠れ始めたり・・・。
 当時はどうなの?とちょっとは感じたことが、そのすぐあとにはなんとなくこっちも納得させられて、ああ、そうか、これは4人の意志なのね~と。
 

 ある程度は人気バンドなんだから、ツアーのたびにDVDを出せばそれなりには売れて事務所も潤うだろうに、その数の少なさと言ったら・・・。どういうDVDがあるか、ファンなら誰でもちゃんと名前を言えるくらい・・・それほど「少ない」。
 それも、ライブはライブで・・・という姿勢が基本にあるんだろうし、だから、ベテランと言われるようになっても、全国のホールやライブハウスを丁寧に回るツアーをやってくれる。
 10ヵ所20回でン十万人動員・・・という超人気バンドとは異なる活動をいまだにしているのです。

 はじめてさいたまアリーナでのライブを発表したときも、正直最初は「えっ?」という違和感もあったけれど、ぎりぎり彼らなりの決断で決めてくれたと思うし。なにしろ、「そのうちチケットもとりやすくなるでしょう」という雑誌での草野の発言がなかなか実現しない現実を把握して、こういう企画を始めてくれたんでしょう。
 そして、ちゃんと従来どおりの「ホール+ライブハウス」ツアーも大事にしてくれる。
 そうやって、自分たちの意志と守るべきところと、そしてファンのことも考えつつ、きっとこれからも「魂を売らないスピッツ」がきっといてくれるような気がするのです。

 「エンターテインメントなんだから、ファンの希望を第一に」という方もいらっしゃいました。それもそうですよね。
 ただ、私はそうは思えなくて、「スピッツ」というバンドは4人の好みや自負心で成り立ってほしいのです。そうでなければ、ちょっとイヤなんです。

 「かけらさんは東京に住んでいるから、地方の人の気持ちはわからない」とも言われました。
 それもそうですね。
 でも、こんなふうにネット社会が来る前の数年、異なる環境にいて、スピッツに限らず、諸々な「旬な文化」とかけ離れた時間を過ごしていたこともあるのです。
 だから、今回、「観たいのに、なかなかたいへんなんです!」という気持ち、わからないことはないです。
 ただ、もう若くはないので(笑)、あきらめも早くなってるかな?
 努力してくれても、すべてにOK!はなかなか難しい、というか、はっきり言えば不可能。
 今回の上映も、ミスチルレベルの集客は期待できないだろうし、そこそこリサーチして、これくらいかな、という結論を出したのでしょう。
 ひょっとして、あちこち満員で予想をはるかに越えていたら、また対策を練るかもしれないし(わからないですけどね)。

 これはあくまで「私のスピッツ観」で、もちろん人それぞれですよね。
 だから、やっぱり不満な方もいらっしゃるでしょう。
 あきらめる人も、スピッツサイドに嘆願しちゃう人もいらっしゃるでしょう。
 それでいいんだと思います。

 私はこれからも、ツアーとアルバム制作を基本に進んでいくであろう彼らに、「次のスピッツ」を期待して、おもしろがって見ていたいなあと思う限りです。

 
 

                           


 昔はほかの人がどう考えているのかわからなかったから、なんとなくまったりと事が進んでいったけれど、今はSNSという方法で、主張もできるし、動向を検索もできる。

 便利だなと感じる反面、いろんなことが露わになりすぎて、ちょっと勘弁して・・・というところもあります。
 ・・・なんて、こんな中途半端なブログを続けているワタシが生意気に語るのもおかしな話かもしれませんけどね。 


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