隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

励ましてくれるもの~フォイルと真田丸と「海とピンク」

2016年02月13日 19時39分25秒 | 日記

2016.2.13(土)


 最近の私の行動範囲内での感想としては、「風は冷たいけれど陽射しは暖か・・・」。
 みなさんのところはいかがですか。まだまだ「春遠し」という感じですか?


■天狗と花粉と・・・
 毎年初詣している高尾山・・・、今年はまだです。なかなか時間がとれない・・・。

 ここにも毎年とりあえず「高尾山初詣」をUPしているんですが、その際説明しているのが、
 「昔からなんとなく毎年必ず出かけて稲荷山コースを下りてきたのに、ある年それをやめたら2月に身近なヤツがバイク事故を起こして、私のPCがひどいことになって・・・。だから、今年も来たんです~」
 的な説明。
 今年は1月のかなり早い時期から「無理かもね~」と。
 「だいたいさ、いつもなんにも信じない輩が、高尾山の天狗さんにだけヘンに頼るっていうのもおかしなもんだよね」
 「一月中に来なかったからといってむげんに切り捨てちゃうような神さまがあるとしたら、それってなんなの?」
 なんて勝手なことをほざいているうちに、一月が終わる前に母が骨折・・・。
 ま、神も天狗も、関係なかったということで。
 今なら行けそうだから、仕事のあいまに行けたらいいねと話しているけれど、そろそろ花粉の季節なんですよね。
 ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、高尾山も他の多くの日本の低山と同じように「スギの山」なんで、ちょっと恐怖です。
 スギの芽が大きく膨らんでいる様子が目に浮かんでしまって鼻がムズムズ・・・。


■フォイルと信繁
 このクール、大好きなドラマはほぼ見ることができず、あまり情報も伝わってこない。
 例外的に「刑事フォイル」は録画して、時間があるときに前後編2本いっぺんに見ているんだけれど、疲れている夜が多いのか、肝心のラスト30分くらい寝てしまうことがある。このドラマのすばらしさを思えば、ふだんの私にはあり得ない失態。戻して見るときの「申し訳なさ」・・・。
 主人公のフォイルがとにかく魅力的。表情だけ見ていても心をすくいあげられる。別に刑事じゃなくても、こんなふうに人に接することができたり眼差しを送ることができる人が周囲にいたら・・・などと思ってしまう。
 二人の部下もいい。特に運転手サム(若い女性です)とフォイルとの会話にひきこまれる。彼女はとてもチャーミング。
 背景が戦争。空爆もあり、身近な人が戦闘にいったり・・・。そんな中でも人の暮らしにはさまざまなことが起きる。
 エピソードがさまざまに交差し、ミステリーとしても、人間ドラマとしてもおもしろい。
 ここ何ヵ月のうちで、私の中ではナンバー1ドラマかもしれない。

 そして三谷版「真田丸」。こちらも録画を。
 三谷作品がすべて好き!という熱烈なファンというわけではないけれど、大河「新選組!」は大好きだったので、これもとても楽しみ。
 そここに見られる彼らしい小細工やユーモアや、時代劇とか現代劇とかのくくりは関係ない!という人間臭さの露出が楽しい。
 この先どんな権力者になるのか・・・という家康が本能寺の変後の伊賀越えで魅せたコミカルな軽さ。側室のもとに逃げ帰っての「死ぬかと思った・・・」には、わが家では二人とものけぞって笑った。服部半蔵のキャラもおかしかったし。
 この家康役の内野さんももちろんだし、父親の草刈正雄、そして大泉洋さん・・・、女優陣の長澤~黒木~木村の生き生きとした感じ、すべてが型を破っていて心地よい。
 そして、堺雅人さまは、御年40歳(くらい?)にして、なんと初々しく賢い10代の信繁を見せてくれるのか。
 この時代の長野の地の揺れ動くさまも面白いし、よく取り上げられる時代でも、視点をかえるとまた新鮮だ。そういう意味では、幕末~明治初期を時代の中心ではなく、長州、そして群馬を舞台にしたことで、歴史の見え方が異なるさまはそれなりにおもしろかった。



                              


 まだ映像を堪能するという気持ちやら時間の余裕がない状況なのですが、でもスピッツの武道館の音源だけは心を支えてくれます。
 最初の「夜を駆ける」のイントロと歓声にまずヤラれて、2曲目の「海とピンク」のラスト。
 よくメンバーが「アコギの強い曲」を作りたいと以前に(「ハヤブサ」の頃?)言ってたけれど、「海とピンク」のエンディングのアコギ、力強くて心がワサワサしますよね~。テツヤくんのギターにも負けていない、でも絶妙のアンサンブル・・・、でもちょっと競ってる感じ。
 ここを聴いていると、自然に目線が上向きになる、今の私にはすごく貴重なラスト何十秒か、です。


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