■2月17日-あとは風呂に入るだけ
●『朝日新聞』の一面の「素粒子」って、昔からあんなだったかな。辛口だけど、「ふーん、なるほど」と思わせ、説得力もあり、突き放したようなピリッと感もある、そういうイメージだったけど、この頃下品に浅くない? トリノの日本勢の不振についても、ヤな書き方してたな。メダルの数はマスコミも煽ってたんじゃないですか。煽られてヘンな方向に盛り上がる私たちも私たちだけど。メダルがなくてもドラマがあればいいよ。
●「天声人語」にも不満あり。幼い頃から「新聞大好き少女」だった私を感動させた記事が年に何本かはあったんだけどな。最後の締めのフレーズに唸ったこともありました。子供心に、深いなあ、と感銘を受けたことも。最近、ちょっと浅くない?と言って、ふと思ったんだけど、それって私が大人になったからかしら。そうだとしたら、ちょっと寂しいけど。
●午後11時過ぎ、京王線のとある駅近くの「オリジン弁当」に、スピッツの草野マサムネ君そっくりのバイト青年がいます。今夜も働いていました。マスクをしているので、ひょっとしたら口ひげなんかはやしているかもしれないけど、目はそっくりです。ちょっとビクビクして気弱な感じで、でもテキパキ働いています。パートのおばさん風な感じの人に、「声、小さいよ。もう少し大きな声で言わないと、お客さんに聞こえない」と注意されていました。ハイ、ホントに、声、小さいよ、草野君。
今夜は「のり竜田弁当」を注文しました。今、話題の「オリジン弁当」にて。
●今日のスノーボードクロス女子、おもしろかった。すごい迫力だしスピード感もすごい。オリンピック初登場らしいけど。あのコーナーワークもすごいけど、順位争いで接触するところも必見。
●何をしてもいいとは言わないけれど、自分できちんと責任をとれるなら(どうやったら責任をとったことになる?と聞かれると言葉につまるけど)、という条件をクリアできるなら、人の生き方は自由だ。でも、命に関わることは責任の取りようがない。人の命はなにがあっても奪ってはいけない、そう教えることの難しさ。そんなことが難しい時代になってしまったんだろうか。戦争があり、国を守る、という名目で殺戮が堂々と行われているのだから、たった一人の命でも重たいのだ、と教えることの難しさ。時々、自分がマヒしていることすら忘れていることがあって、今日のような幼い子の事件が起こって、ハッと気づく。愚かな私だ。
そして、なぜ、そんなことを…、と考えることの大切さを思う。もともと生まれたときからねじれている人間はいない。生きていくうちに、どこかで道からはみだしてしまったのだろう。だから、いつも思う。なぜ? なにがあったの? なにがあなたを変えていったの?
誤解を恐れずに言うなら、人は常に「加害者」であり「被害者」なのだろう。自分がどちらの面ももっていると気づくと、そんなにえらそうにはしていられなくなるし、必ず視野も広がる気がする。私はだれに対して加害者なのだろう。
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