■朝の分かれ道
今日はこっちの道を行こう
石畳の上に 落ち葉がきれいだろう
ステッキをついた老人が 散歩をしているはずだ
頭を下げたら 「おはよう」と言ってくれるかもしれない
公園の脇の古い時計が おかしな時間を告げていて
あれはちょっと笑えるだろう
木々の間だから見える遠くの山なみが
もう次の季節を映している
今日はじめてはいたブーツが乾いた音をたてて
背筋が伸びるかもしれない
苦手なあの人に出会って 知らない誰かの話をきかされても
今朝の空気は 私に穏やかな笑みをくれるだろう
少しは大人の顔で 「またね」と言えるかもしれない
そうだ 今日はこっちの道を行こう
今日はこっちの道を行こう
石畳の上に 落ち葉がきれいだろう
ステッキをついた老人が 散歩をしているはずだ
頭を下げたら 「おはよう」と言ってくれるかもしれない
公園の脇の古い時計が おかしな時間を告げていて
あれはちょっと笑えるだろう
木々の間だから見える遠くの山なみが
もう次の季節を映している
今日はじめてはいたブーツが乾いた音をたてて
背筋が伸びるかもしれない
苦手なあの人に出会って 知らない誰かの話をきかされても
今朝の空気は 私に穏やかな笑みをくれるだろう
少しは大人の顔で 「またね」と言えるかもしれない
そうだ 今日はこっちの道を行こう