★地方議員という肩書きをつけた、ただの「無神経なおじちゃん」たち?
またまたワイドショーネタ(笑)。いつも言ってますけど、ワイドショー、好きじゃないですよ。友人から、「そんなに文句ばかり言って、実は好き?」とか言われたけど。あらら。
仕事先だったので、一部分しか見てないんですけど、10チャンの「スーパーモーニング」で、鉾田市の議員の視察旅行でのセクハラ問題をとりあげていた。夜の慰安宴会(なんじゃ?)で、たぶんコンパニオンの女性だと思うのですが、その女性を相手にハレンチなことをして(写真もあり)、そのことを取材したレポーターやディレクターへの本人や同じ会派の議員の対応があきれるくらいひどかったの。
もうセクハラとか、人の心理とか、議員としてというか人間としての品位とか、全然わかっていないおじさんたち。それはね、もうひどかった。こういう議員を選んでしまったことを、地元の人は恥じているかもね。まあね、百歩か千歩譲れば、ふだんは普通の「ちょっと無神経なおじちゃんたち」なんだろうけど。悪い人じゃないけど、だからよけいにしまつが悪いっていうか。
★脅しはイヤだなあ、テレビは凶器だよ
それはそれとして(そんな簡単にかたづけちゃいけないけどね)、今日言いたいのはスタジオでそれを見ていたMCの渡辺アナやコメンテーターの大谷(ファーストネームは知らない)と弁護士の橋下徹(タレントって言ってもいいけど)のこと。それぞれに、
「言いたいことがあるなら、ここに来てしゃべってもらいましょう」
「そうだ、ここに来て話してもらえばいいんだ」
「セクハラとか、そういうことに対する知識なんてないし、勉強する気もないんだ、あいつら。ま、能力もないだろうけど」
「来週、この時間、あけて待ってますから。連絡してくださいっ!」
みたいなことを。怒りがだんだんエスカレートしちゃったみたいで、最後は私には「脅し」とか「恫喝」みたいに聞こえました。
(ちなみに同席していた「朝日新聞」の論説委員・川名紀美さんは、議員の行為については怒っていましたが、「出て来い!」的な男どもの発言の最中はうつむき加減で無言を通していました。何を感じていたのかな)
そういうのって、どうなんだろう。怒りを表すのはいいよ、っていうか、表すべき。ニュースのアナウンサーじゃないんだから。夜の筑紫みたいに、「…、そういうことです」で締めちゃうようなキャスターは最悪だし。おい、なんか言うことないのかよ!って思っちゃう。
でも、あれはどうかなあ。ああいう相手だからよけいに、もっと品位のある言い方で対応すべきなんじゃないかなあ。あれじゃ、「同類」って感じでしたよ。
それに、テレビって、ある意味凶器だし、人を簡単にラベリングしたりおとしめたりできる。許せない議員たちではあるし、恥ずかしいやつらだけど、ああいうふうに、とことん人と追いつめることのできる凶器を背負っているってこと、メディア側は意識しているべきだよね。
なんかさ、そういう巨大な化け物の中にいると、たかが(失礼)コメンテーターなのに、勘違いして、自分のくだらなさを忘れちゃう? 弱者の味方みたいな顔をして、とんでない無神経人間になっちゃう? こわいよねえ。
みんながみんなそうではなく、そういう中にいても自分の本当の力とか能力を過信しないように気をつけている賢い人はいるしね。
とにかく、怒りを表すことと脅しを、ちゃんと区別できるコメンテーターを望みます。
どっちにしても、鉾田市のあの議員たちはヒドイですけど。
●最後に一言、気になったこと
これは見方によるから、どれが真実かはわからないけど。
取材に赴いたディレクターがその「おじちゃん議員」につきとばされて転んだ、ということをしきりに「大きく」取り上げてたけど。
たしかに振り払ったり抵抗したりはしていたけど、転がったり身体のバランスを崩したりしてたのって、ちょっと演技?って見方もできるような。
実は私にはそう見えたぞ。
まあね、議員の態度はたしかに悪かったけど、取材も強引だったし。どっちもどっち?
ああでもしなくちゃ取材には応じないし、というのがテレビ局側の言い分だろうけど、そういう態度は、別の事件では被害者や芸能人に対する態度にもたまに(頻繁に?)見えますよねえ。それも問題。
「正義の使者」的な姿勢が、実は気に食わない私です(笑)。見ていると、ついつい、「キミやキミの家族はいつも正しいのか!」と言いたくなってしまうのです。まあね、優しすぎたら鋭い報道はできないんだろうけど。
「ワタシ、善も悪ももってます」をいつも心においていることを感じさせてくれる人って、あんまりいないですよね、コメンテーターには。
私自身もすっごく傲慢人間だから、わが身を振り返らなくちゃね。
追記
今ネットで調べました。
大谷なんたら、と書きましたが、大谷昭宏さんでした。
またまたワイドショーネタ(笑)。いつも言ってますけど、ワイドショー、好きじゃないですよ。友人から、「そんなに文句ばかり言って、実は好き?」とか言われたけど。あらら。
仕事先だったので、一部分しか見てないんですけど、10チャンの「スーパーモーニング」で、鉾田市の議員の視察旅行でのセクハラ問題をとりあげていた。夜の慰安宴会(なんじゃ?)で、たぶんコンパニオンの女性だと思うのですが、その女性を相手にハレンチなことをして(写真もあり)、そのことを取材したレポーターやディレクターへの本人や同じ会派の議員の対応があきれるくらいひどかったの。
もうセクハラとか、人の心理とか、議員としてというか人間としての品位とか、全然わかっていないおじさんたち。それはね、もうひどかった。こういう議員を選んでしまったことを、地元の人は恥じているかもね。まあね、百歩か千歩譲れば、ふだんは普通の「ちょっと無神経なおじちゃんたち」なんだろうけど。悪い人じゃないけど、だからよけいにしまつが悪いっていうか。
★脅しはイヤだなあ、テレビは凶器だよ
それはそれとして(そんな簡単にかたづけちゃいけないけどね)、今日言いたいのはスタジオでそれを見ていたMCの渡辺アナやコメンテーターの大谷(ファーストネームは知らない)と弁護士の橋下徹(タレントって言ってもいいけど)のこと。それぞれに、
「言いたいことがあるなら、ここに来てしゃべってもらいましょう」
「そうだ、ここに来て話してもらえばいいんだ」
「セクハラとか、そういうことに対する知識なんてないし、勉強する気もないんだ、あいつら。ま、能力もないだろうけど」
「来週、この時間、あけて待ってますから。連絡してくださいっ!」
みたいなことを。怒りがだんだんエスカレートしちゃったみたいで、最後は私には「脅し」とか「恫喝」みたいに聞こえました。
(ちなみに同席していた「朝日新聞」の論説委員・川名紀美さんは、議員の行為については怒っていましたが、「出て来い!」的な男どもの発言の最中はうつむき加減で無言を通していました。何を感じていたのかな)
そういうのって、どうなんだろう。怒りを表すのはいいよ、っていうか、表すべき。ニュースのアナウンサーじゃないんだから。夜の筑紫みたいに、「…、そういうことです」で締めちゃうようなキャスターは最悪だし。おい、なんか言うことないのかよ!って思っちゃう。
でも、あれはどうかなあ。ああいう相手だからよけいに、もっと品位のある言い方で対応すべきなんじゃないかなあ。あれじゃ、「同類」って感じでしたよ。
それに、テレビって、ある意味凶器だし、人を簡単にラベリングしたりおとしめたりできる。許せない議員たちではあるし、恥ずかしいやつらだけど、ああいうふうに、とことん人と追いつめることのできる凶器を背負っているってこと、メディア側は意識しているべきだよね。
なんかさ、そういう巨大な化け物の中にいると、たかが(失礼)コメンテーターなのに、勘違いして、自分のくだらなさを忘れちゃう? 弱者の味方みたいな顔をして、とんでない無神経人間になっちゃう? こわいよねえ。
みんながみんなそうではなく、そういう中にいても自分の本当の力とか能力を過信しないように気をつけている賢い人はいるしね。
とにかく、怒りを表すことと脅しを、ちゃんと区別できるコメンテーターを望みます。
どっちにしても、鉾田市のあの議員たちはヒドイですけど。
●最後に一言、気になったこと
これは見方によるから、どれが真実かはわからないけど。
取材に赴いたディレクターがその「おじちゃん議員」につきとばされて転んだ、ということをしきりに「大きく」取り上げてたけど。
たしかに振り払ったり抵抗したりはしていたけど、転がったり身体のバランスを崩したりしてたのって、ちょっと演技?って見方もできるような。
実は私にはそう見えたぞ。
まあね、議員の態度はたしかに悪かったけど、取材も強引だったし。どっちもどっち?
ああでもしなくちゃ取材には応じないし、というのがテレビ局側の言い分だろうけど、そういう態度は、別の事件では被害者や芸能人に対する態度にもたまに(頻繁に?)見えますよねえ。それも問題。
「正義の使者」的な姿勢が、実は気に食わない私です(笑)。見ていると、ついつい、「キミやキミの家族はいつも正しいのか!」と言いたくなってしまうのです。まあね、優しすぎたら鋭い報道はできないんだろうけど。
「ワタシ、善も悪ももってます」をいつも心においていることを感じさせてくれる人って、あんまりいないですよね、コメンテーターには。
私自身もすっごく傲慢人間だから、わが身を振り返らなくちゃね。
追記
今ネットで調べました。
大谷なんたら、と書きましたが、大谷昭宏さんでした。