12月16・17日(土・日)、出水市との共催で、2023年度鹿児島県考古学会秋季大会が、出水市高尾野町農村環境改善センターで開催されました。大会テーマは 「北薩地域の考古学研究と史跡の保護活用」です。
16日の研究発表会は対面・オンライン併用で開かれ、対面60名、オンライン19名の参加者を得ました。また17日の見学会では19名に参加していただきました。ご参加いただいた方々に厚くお礼申し上げます。
16日の研究発表会では、堂込秀人会長、駒壽ひとみ出水市文化スポーツ課課長の開会の挨拶ののち、以下のような研究発表・調査速報が行われ、活発に意見交換がなされました。
「出水城研究の最新成果」 岩﨑 新輔・外村 さゆり
「古墳の保存と活用について長島町の取組み」 尾崎 洋光
「六反ヶ丸遺跡の調査速報」 松山 初音・林田 真一
「阿久根市新城跡の調査速報」 辻 明啓
「薩摩半島の弥生中期土器編年について」 川口 雅之
また16日夜には出水市内の居酒屋で情報交換会が開かれ、会員同士の懇親を深めました。
17日の見学会は、出水城跡踏査と出水麓歴史館見学が行われました。出水城跡踏査では、上田耕副会長、岩崎・外村会員らによる解説、出水麓歴史館では、同館専門員の肥本英輔氏の解説をいただきました。記して感謝申し上げます。
(写真提供:鹿児島県考古学会事務局)
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