7月15日(土)、鹿児島大学において2023年度鹿児島県考古学会総会・研究発表会が開催されました。今回は対面・オンライン両方式で開催され、対面参加55名、オンライン参加29名を得ました。ご参加いただいた方々に厚くお礼申し上げます。
総会では、2022年度の活動報告・決算報告・会計監査報告、『鹿児島考古』53号について、2023年度の活動計画・予算案が、事務局より説明され、審議ののち承認されました。また今後の課題として『鹿児島考古』のデジタルアーカイブ化が提案されました。
研究発表会では、以下のような講演・研究発表・調査速報が行われ、活発に意見交換がなされました。
講演
「鷹狩り -その技術と歴史- 」 橋口 尚武氏
研究発表
「大隅半島における縄文時代後期後葉の土器の様相」 宮﨑 大和
「弥生時代の土製勾玉からみた地域間関係:南部九州を中心に」石田 智子
「南九州地域の山城跡から出土する竪穴土坑について 」 上田 耕
調査速報
「鹿児島市堂園遺跡」 長野 陽介
「種子島小浜貝塚」 高宮 広土・中村 直子他
また総会・研究発表会終了後、鹿児島大学内生協食堂で、情報交換会が開かれ、会員同士の懇親が深められました。