キイと山鳩
2015-09-02 | 猫

自由猫のキイちゃん。
実った田んぼの土手で、わたしたちの仕事ぶりを監視中。
わたしたちは草刈りに汗だく。キイは涼しい顔。
田んぼに行けば田んぼに、畑に行けば畑に付いてくる。
ただし、ミヨコさんがいっしょのときだけ。

枯れた向日葵の陰からキイが狙っているのは?

山鳩さんです。

山鳩はこぼれたヒマワリの種を食べに来ているらしい。
大根もぞろっと芽を出しました。

狙った格好はハンターそのものだったけれど
キイ、そうそうに狩りはあきらめました。
「なんだ、もうあきらめただかや、キイは」とミヨコさん。
今日は父の同級生のフリハタのおじいちゃんが、軽トラで訪ねて来ました。
「元気になったかね?」
訃報を知らせると、びっくりされて、「心底驚いた」と頭をたれて。
遺影を見て「こんな姿になっちまったか……」と。
「最後にここで見たときは、手をぎゅっとにぎったら、ぎゅうとにぎりかえしてきた。
ああ、わかったんだなと思った」
と何度も口にされた。
そのときの光景はわたしもはっきりと覚えています。
あの日の別れ際、父はフリハタさんにむかって、しっかり手をふっていました。
「安らかに眠ってください」
はっきりした声でそう告げて帰って行くフリハタさん。
少し寒くなってきたので、猫ちゃんが布団の上に上がってくるようになったと
笑っていました。
どうぞお元気で長生きしてくださいね。