有明山に抱かれて   

Uターンして始めた田舎暮らし。

土壌検査

2016-03-29 | 
今日も畑日和です。

夫がなにやら、ネット注文していると思ったら

土壌検査キットでした。





  試験紙の色を見ながら、PH値と土壌の栄養状態を測るのだそう。。。。

  あれまあ、楽しそうに。

  理科の実験。

  結果は、問題なしのいい土目でした。


  ミツバチは花粉団子をくっつけながらブンブンうなってるし



  つくしもタンポポも、小川のさらさらを聞いている。


  杉の木の下の第一カフェから


  畑の真ん中の第二カフェへとお茶の場所を変えて、

  今日はお茶もお昼も、畑カフェでした。

  今日はキイさんは遠出。
  
  畑のお供はシロちゃんだけ。







  

骨休め

2016-03-28 | 日記
朝、正座をしようとしたら、足が曲がらない。

ああ、ついに来たか、ひざ痛。

ということで、今日は骨休め。


65才以上の人に配られるミヨコさんの温泉チケットで

すぐそばの温泉へ。3月までのチケットでした。



午後三時の温泉は、がらがら。

のびのび

ほかほか

ひざの痛みもうそみたいに消えていく…

病院へ行く必要はなさそうです。



湯上りは、定番のコーヒー牛乳。



近くに温泉があるのに

なかなか足を運べずにいたけれど

ときどきはこうして、骨休みをしなくちゃね。



近況。マックスとマール

2016-03-28 | 

  ヤーマとマール


  かごの中のマックス。

以前遊びに行ったとき

二匹は隠れてしまったけれど、

夜、おそるおそる、扉の陰からのぞいていたのが

ひとみしりの子どもみたいでかわいかったです。





今、ヤーマとタマちゃんの間ではやっているのが
「あんちょびんちょ」という造語。

この絵はアンチョビンチョ妖怪だそうです。




新しいタープ。

2016-03-27 | 


   畑用のあたらしいタープが届きました。

   白とミントグリーンのストライプです。
   以前よりちょっと広くなって、お茶の時間が楽しみになりました。


   三時です。白ちゃんがやってきました。


   ちゃっかりミヨコさんに抱っこ。


   キイさんもやってきました。


   「ミヨコさんはわたしのものよ」的な顔つき。


   不満げなキイ


   狙ってるシロ



  「ケンカしちゃダメ!!」と言い聞かせたって、猫は知らん顔。 

    帰り道も、お互いに距離を保ちながら……


    二手に分かれて帰宅。


  キイさんとシロちゃんは、仲が悪いと言うわけではないけれど
  仲良しにはなれない。

  ライバルってとこでしょうか。

早春賦の里

2016-03-27 | 日記


   以前取材を受けた「よみがえる安曇野」の上映会がありました。

   家庭に眠っている8ミリフィルムを安曇野市で集めて編集された三十分ほどの記録映画です。
   安曇野市制施行10周年の記念事業で、あづみのフィルムアーカイブによって製作されました。



   そこに写っていたのは、あたたかな「家族の姿」


   互いに助け合う人々。


   素朴な笑顔

   時代によって、暮らしの形は変わってきたけれど、しあわせの形は変わらないのではないかしら。

   ただ懐かしいと思うだけではなく、見失ってしまった大事なものに、心が傷んだ。

大事が起きたときだけ、「絆」と叫んでも遅い。

   昔の日本人は、普段から、助け合って生きてきたのです。

   個人という単位が尊重されるようになって、それは「自由」というものでもあったけれど

   困ったときも、自分だけで解決しなければならない。

   干渉が減った分、手を差し伸べられる機会も減ってしまった…それを福祉で補っているけれど。

   映画にはたくさんの家族が映っていた。
   
   そのだれもが、よく見知った人たちに思えました。

   山の見える田んぼの風景の中で、わたしたちは同じように育まれてきた。   

   


   BGMに流れていた、懐かしい唱歌を会場のみんなで唄いました。
   
   
   早春賦を唄いながら

   今の安曇野はまさにこの通りだと思いました。

   一番は有名だけれど、二番三番は、初めて歌ったような気がします。
   春を待つこころは、複雑だ。
   でも、この複雑な心のうちが北国の人の気質にもつながっているのかもしれない。


   氷解け去り葦は角ぐむ
   さては時ぞと 思うあやにく
   今日も昨日も雪の空
   今日も昨日も雪の空


   春と聞かねば 知らでありしを
   聞けば急かるる胸の思いを
   いかにせよとの この頃か
   いかにせよとの この頃か



   最後に名前が映りました。

   わたしなんかは、懐かしさにしゃべりすぎてしまいましたが
   
   慎み深いおじいちゃんやおばあちゃんの、胸の思いがもっともっとあったはず。

   
   八ミリのモノクロ画面と唱歌がピタッと合って
   たくさんの映像と声を、よくぞ自然な流れに仕上げたものだと
   編集された三好大輔さんご夫妻のご苦労を思いました。

    
   自画自賛になるところを、広々とした目線で静かに描き切ったのがよかったと思います。
   インタビューに答えて語る声はあったけれど、インタビューの声や解説は一切なかったのです。
   見る人の心に素直に浸みこむと思います。
   




   

世界が広がる

2016-03-25 | 






先週読み終えた二冊の本です。


「植物は知性を持っている」は
植物に対するものの見方ががらりと変わりました。
それは、動けなくてかわいそうだから大事に世話しようとか
知性があるのだから、手折ったりしてはいけないとか、そういうことではなく
「同じ生きものとしての仲間意識」
あるいは、心からの「リスペクト」


植物は目がなくても見ることができ
   耳がないのに聞くことができ
   舌がなくても味わうことができ
   鼻がないのに匂いをかぎ
   胃がないのに消化することができる
それどころか
   重力感知、磁場感知、化学物質感知、化学物質測定までもやってのけてしまう。

   環境から情報を入手し、予想し、共有し、処理し、利用する。

知性を問題を解決する能力ととらえるなら
人間よりもはるかに優れた知性を供えている。


わたしたちは、人間の機能に置き換えて、
生物の優劣を図っているけれど
まるきりちがう構造と手段で生きるものを
劣っていると決めつけてしまうのは良くない。

この地球の生物の九十パーセント以上は植物。
植物たちは、モジュール構造と言って、体の一部を失くしても生きられる。
根っこでコミュニケーションをしたり、思考したり、感じたりしながら
たくましく生きている。

そして、わたしたち動物は植物がないと生きられない。

植物に対する尊敬の念と感謝の気持ちが高まりました。



人間中心主義を忘れること=世界が果てしなく広がること。





串田さんは、自然との共鳴を美しい言葉で歌い上げる詩人です。

四季の匂いや音や色を思いださせてくれる。

征服するのではなく、自然を傷つけることなく

自然に対して無作法にならない配慮をしながら、共に生きることを

教えてくれる。



人間のもの、自分のもの、と強欲に思うのではなく

鳥とも花とも
虫とも

みんなで分かち合うこと、

慎ましさというのは、そういうことかなとこの頃、思います。


 




まさかの雪景色

2016-03-24 | 


  朝起きると外は真っ白。

  春になったと喜んでいたのに……甘かった。


 それでも寒冷紗をかけてあったエンドウ豆は、しゃっきり元気。

  ハーブの苗も無事でした。


 春の雪は、午後にはすっかり溶けて、たい肥の天地返し。



 中にはミミズがいっぱい。

 ダンゴムシもいました。


畑仕事をする人間を、

見張ってるみたいな、応援してるみたいな、からかってるみたいな、カラス。

カラスのことを知りたくて、図書館で本を借りてきました。



顔の認識もできるので、

恩を受けたら恩返しをしたり、意地悪をされたら逆襲もあり。

カラスと友だちになれないかな、と思っています。

始動

2016-03-22 | 


   朝からいい天気です。
   花粉は飛んでいるけれど
   畑にでかけました。



   キイさんもミヨコさんと一緒に。



   ちょっと警戒しながらも、シロも畑まで足を伸ばすようになった。


   あ、シロがいる、と気づいたキイさん。


   コンポストの陰から様子伺い。

 
  この二匹がうまくコミュニケーションできると
  畑の風景も変わるのになあ。






からすの学校

2016-03-19 | 日記
  烏川渓谷緑地にて、今日は「からすの学校」に参加しました。


   よく見ると、カラスの目ってかわいいです。  



  今日は、椎茸の原木に菌を詰める作業と花炭の制作でした。


   こちらが椎茸の原木。白っぽくなっているのが菌です。

   原木はクヌギやコナラなどが適しているそう。


   菌を打ち込む場所に印をつけます。

   ドリルで9センチほどの穴をいくつか開ける



   金づちで菌を打ち込む。

   これで出来あがり。乾かさないように世話をして、キノコが取れるのは来年ですって。
   ちゃんと育ってくれるかな。楽しみ半分、心配半分。



    これから、花炭を作ります。
    缶の中に、松ぼっくりやメタセコイヤの実を入れ、アルミホイルでふたをする。
    竹串で、一か所、穴を開ける。


    網の上で約三十分。
    穴から煙が出てきますが、その煙が出なくなったのを目安に
    火からおろす。


     花炭の出来あがり。

      小さな実もきれいに仕上がって、満足。
      



     楽しかった「カラスの学校」
     次回は来月。オオルリの観察会。

     今からワクワクします。


空飛ぶ布団

2016-03-18 | 日記
今日は布団が空を飛びました。

あんまりあわてたので写真はありません。

いい陽が射したので、屋根に布団を干していたのです。

庭仕事をしていたら、

屋根から舞いあがる、白いはんぺんのようなものが見えました。

はんぺんは、田んぼを一枚軽々と越えて

田んぼのむこうの

お隣さんの垣根に着陸。

「わあ、たいへんだー」と追いかけました。

田んぼに水が張っていないときで、本当によかった。

安曇野は風が強いです。

南風が吹くと

杉の木がひゅうひゅうと唸ります。

「猫は風がきらいだ」とミヨコさんは言うけれど

キイさんは朝から、どこかへお出かけ。

シロも風の中、外にいました。

今日の風は、何か特別だったのかしら?