時の過行くままに・・・

毎日の生活の中で、見た事、感じた事、考えた事など
写真や音楽を交えながら気ままに綴ります。

別涙(わかれ)

2018-12-06 13:00:00 | 日々の出来事

12月6日(木)





本館のブログを先月の28日にお休みして一週間程経ちました。
その間に、コチラは二度程更新しましたが一週間過ぎるのは早いものです。

 

重機での堆肥寄せ(二日間)

 

明渠排水と水路の泥上げ(一日)
その間、冬支度の仕事も忙しかった訳ですが、その他にも色々とありました。




生涯の中で、一番長くお世話になった元職場の女将さんが亡くなり弔問に行きました。
20代の頃から、足掛け20年間お世話になった地元の製材所の女将さんさんでしたが
親方は数年前に先立ち、その後今の社長(息子)家族と暮らしていました。
90才でその生涯を閉じました。
自分自身も齢を重ねているせいか、身近の知り合いの訃報を耳にする事が
多くなったような気がします。



  

別涙(わかれ)・・・因幡 晃



別れと言えば、長年我が家の生活の糧として奉公してくれた我が家の母牛「ももこ」
先日(4日)の家畜市場に連れて行き、庄内の購買者の方に落札され山形へ。





「ももこ」は、平成16年6月8日に同市で産まれ、翌年の3月市場に上場された際に
我が家に迎え入れた牛でした。我が家に来て13年?位になるでしょうか。
性格も大人しく、良い仔牛を産んでくれて
市場に出せばほとんど市場平均より高値で落札されていました。
「ももこ」は身籠っていて来年の2月頃に出産予定です。





母牛は、12歳位まで7~10頭位の子牛を産んで一生を終えると言われています。
多分、お腹の子で最後になるんじゃないかと思いますが・・・。
空胎だと競り値が安いので、中身で上場したんですが
自分が思っていたより10万程高く落札されたので
最後の最後まで奉公してくれた牛でした。





競り当日の朝に、干し草をいっぱい食べさせてあげました。
我が家で食べる最後の食事であり、私も給餌するのが最後になった訳です。
搬送する車が来て、乗る時も降りる時も
そして、枠場に繋いでいる間も少しも暴れる事無く大人しくしていました。
鳴き声ひとつあげないで・・・。
競りが終わって、引き取りを待っている時に不覚にも目が合ってしまった。
競りに掛かる前までなんでもなかったのに、目の下が濡れていました。

分かるんだろうな、もう二度と戻る事はないと・・・。



その日、家に帰ったのが夕方の5時過ぎになり
待ち時間が長かったこともあり、なんか凄く疲れて何時もより早く寝ました。
翌日、牛舎に行って「ももこ」のマヤが空いているのを見た時に
改めて、もういないんだと言う事を実感した。

でも、娘の「くるみ」と孫娘の「みく」がいるので
気持ちを切り替える事が出来ました(^^)!

本館のブログをお休みしている間に、冬支度も大分片が付いて
残るは、大きい物件がふたつ位になり
雪が降っても出来る事なので、じっくり遣っていきたいと思っています。

また、不義理が続くとは思いますが
本館のブログを解禁したいと思いますので
宜しくお願い致します m(_ _)m

今日あたりから雪になりそうです。
良い一日を


案山子




catwalk.gif
ご訪問ありがとうございました <(_ _*)> 


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