よしジーのたわ言

快フィットネス研究所 所長 吉井 雅彦(よしジー)の思いつくまま、気の向くままのブログです。時々まじめな内容有り!

「笑いと健康」講演会追伸

2014年01月26日 | うんちく・小ネタ

さらに福島県立医大医学部疫学講座教授で心療内科が専門の大平哲也先生講演「笑いと健康~笑ってストレス解消!生活習慣病予防!~」の内容を前回よりも詳しくご紹介します。(前にアップした内容も含まれています

・笑いは人間と高度なサルだけが行なう行動である。
・動物、胎児、赤ちゃんの天使の笑顔は笑う声が伴っていないので笑いではない。
・人間は生後8ヶ月位から声を出して笑う様になる。
・笑いとは身体的な反応=行動なので変えることができる。
・笑うと身体の多くの部分を使うので健康に関係する。
・笑いの「ハヒフヘホ」のうち「ハ」が一番運動効果が高い。
・「へ」笑いは口角が上がるので人相が良くなる。
・大阪のおばちゃんは確かに他の地域のおばちゃんより笑っている。男性では差はなし。...
・若い人の方が高齢者より笑っている。顔は若く見えても笑い方が少なければ歳をとっているかも!
・大人は1日に平均17回しか笑っていない。1週間ほとんど笑わない人も結構いる。
・笑っている人ほど認知症にかかりにくい。
・笑っている人ほど糖尿病になりにくい。
・笑い(落語)は関節リウマチに効果がある。
・循環器疾患患者は対照群と比べると日常の笑いの頻度が少ない。
・うつはストレス(怒り)から起こるが、患者は怒りを発散することが出来ない。笑うことで改善する。
・笑うとガンを抑える働きが見られる。
・大きくなったガン、末期のガン患者の方でも積極的に笑うことで、(ガンが消えはしないものの)進行を抑制し、共存している事例が報告されている。
・アメリカのガン病院には必ず患者向けの笑いを紹介するコーナーがあり、書籍やビデオが置いてある。
・よく笑う人は野菜を多く食べ、人との交流が多い。
・落語などの笑いより、ラフターヨガの方が効果が高い。
・配偶者を選ぶ場合には「笑いのツボ」が同じ人を選んだほうが良い。(結婚前に喜劇映画を一緒に見て判断する。)既婚の方は、配偶者と一緒に喜劇映画を見て、もし同じ所で笑っていなければ「やっぱりな」、同じ所で笑っていれば「よかったな」と思ってくれればよいとのことでした



などなど、とにかく笑いは健康に、そして人間関係にいいということです

 逆に笑いが少ないと人間関係がうまくいかず笑いが一層少なくなるという悪循環に陥ってしまうとのことでした。


「笑いと健康」講演会より

2014年01月26日 | うんちく・小ネタ

 ココピトの会」会長アマゾンなす子女史がこれまた会長を務める<wbr></wbr>「ラフターヨガ・ネット東北WAHAHAの会」の設立イベントが<wbr></wbr>昨日1月25日に仙台市で行われました!!

 記念講演として、福島県<wbr></wbr>立医大医学部疫学講座教授で心療内科が専門の大平哲也先生の「笑<wbr></wbr>いと健康」というテーマでお話がありました。

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 笑いに関わる講演で実際の研究結果をもとにした内容も大変興味<wbr></wbr>深い恋の矢ものでしたが、先生の落語家、漫才師のような話術に引き込ま<wbr></wbr>れて、あっという間に予定されていた1時間が過ぎてしまいましたチョキ

内容を抜粋してご紹介します。

・笑いとは身体的な反応=行動なので変えることができる。

・笑うと身体の多くの部分を使うので健康に関係する。

・笑っている人ほど認知症にかかりにくい。

・笑っている人ほど糖尿病になりにくい。

・笑うとガンを抑える働きが見られる。

・よく笑う人は野菜を多く食べ、人との交流が多い。

・落語などの笑いより、ラフ...ターヨガの方が効果が高い。

などなど

 

 本当に多くの皆さんに直接聞いて耳いただきたい内容でしたラブラブ!

 先生は厚労省から予算をもらって、現在笑いと健康についての研究<wbr></wbr>を行っていますあせる

 アメリカのガン病院には必ず患者向けの笑いを紹介するコーナーが<wbr></wbr>あるひらめき電球とのことで、先生も実際に確かめてこられたとのこと目

 大きくなったガン、末期のガン患者の方でも積極的に笑うにひひことで、<wbr></wbr>(ガンが消えはしないものの)進行を抑制し、共存している事例が<wbr></wbr>報告されているそうですグッド!

 こういう先生の研究は本当に力強いバックアップになると思いまし<wbr></wbr>た


がぜぼびいてじばいばじだ!

2014年01月24日 | うんちく・小ネタ

 先週の大阪出張後喉が痛くなり始めて、ついに今週風邪ひき状態に

 よしジーははだ水がだらだら、ぐじゃみがバクジューン、ゼギがゴ<wbr></wbr>ボゴボ、いづぼの美声はダイナジ・・・

 でも今朝はだ<wbr></wbr>いぶましになりました

 家人に「鍋のスープの味見して塩胡椒して」とい<wbr></wbr>われ、味見してみたが・・・味がしない

 適当にパッパと塩胡椒し<wbr></wbr>ておきました

 どんな味なんだろう


医療=医学+人間学

2014年01月04日 | うんちく・小ネタ

本の紹介です。

「見えない世界の科学が医療を変える」、長堀優著、でくのぼう出版、1,300円+税

20140104
 

 著者は外科医です。

 
 この本も、先に紹介した「生きる。死ぬ。」と同様に、現代の西洋医学の基礎となっている二元論でなく、東洋に面々と受けつなげられてきた一元論に着目しています

 この本では、「善悪不二」と言っています

 つまり病気は健康と裏表をなすものであり、病気は必ずしも悪ではないという立場です。

 その考え方を、量子論を用いて説明しています。分かりやすく書かれています

 またガンについては、体の環境が苛酷な状況でそれに対応するように生じてくる、いわば適応現象だと言っています

 体の環境を悪くする一番の原因はストレスだそうです。

 昨年物議をかもしだしたアンジェリーナ・ジョリーはガン系統の体質だから発現する前に乳房を削除してしまいました

 しかしこの本では、アインシュタインと我々のDNAの違いは0.5%しかなく、サルと我々でも数%しか違わないのだそうです

 ここで大事なのは、DNAそのものではなく、その持つ遺伝子のスイッチが入るか切れるかということらしいです

 したがって同じような遺伝子を持っていたとしても、生活環境(ストレスなど)が異なれば、同じようにガンが発現するとは限らないということです。

 著者は、遠藤周作氏が述べていた「医療=医学プラス人間学」という考え方を称賛しています。

 この著者のような考え方の医師が増えてくれればと願わざるをえません


生きる。死ぬ。

2014年01月01日 | うんちく・小ネタ

「生きる。死ぬ。」土橋重隆、玄侑宗久対談集、ディスカバー・トゥエンティワン、1,500円+税
を読みました。

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 日本人の持つ特性から病気、ガンを論じた本です

 玄侑宗久さんは、芥川賞受賞作家であり福島県三春町のお寺の住職です。
 

 僕は、何回か宗久さんの座禅会に参加したことがあります

 さすが作家だけあって、講話も分かりやすくお話をしてくれます

 
 方や、土橋先生は外科医であり、ガンの発症個所とそれまでの生活環境が密接な関連性があることを著書「ガンをつくる心、治す心」で紹介した人です。 

 この本の中で、日本人は対立するものを一本化せずに、ゆるくまとめていくのが特性であり、さまざまな歴史的な事象も含めて紹介しています

 
 つまり対立するものを一本化したがる西洋の考え方、アプローチとは異なると言っています。

 病気(ガン)と健康も同じで、病気(ガン)=悪ととらえなくなった時に、違ったスイッチが入り、治癒する症例が出て来るというのです

 「治そうと思わなくなった時」にそれは起こるのだそうです

 大変面白い本ですのでご一読あれ

閑話休題
この本を読んでいて、先日の物議をかもしだしているA首相の靖国神社参拝の件を思い出しました

 首相は、しっかり説明をすれば分かってもらえるはずだとか言っていましたが、結局のところ死生観が根本的に異なる他の民族に対して、「分かれ」は無理なことだと思われます。

 お互いが、頭で双方の立場を理解して許容できるのであれば、宗教、民族上の違い等で生じている戦争など無くなると考えられます。

 死生観の様な根っこに関わる問題は、いくら言葉を屈指しても相手には理解してもらえないんではないかと思います

 少なくとも外交では、人が嫌がることはなるべくしないのがすじではないでしょうか

 特にそれをしなくても問題がないなら、臭いものに蓋をしておけばよかったのではと思われるのです。これ日本的