
人生で初めてのフランスパンを焼きました。
見た目はいまいちですが、皮はパリパリッとしていて
中は弾力があってもちもちっとしていて、想像をかなり上回るおいしさです



しかもこのパン、こねていないんです

ボウルひとつで、材料を混ぜて寝かせるだけで生地ができちゃうんです

一般的な作り方に比べると、発酵させる時間が一次で3時間、2次で1時間、最終発酵まであるんですが、
一晩またいで作ることもできるし、時間管理さえキチンとすれば、家事や雑用、仕事をしながらできるので
一気に4~5時間集中して作るよりも複数のことを同時並行させられていいかも。

ちなみにコチラは、粉・オリーブオイル・砂糖・塩・イースト・水を混ぜ終わり
これから発酵させるところ。
普通は、ここから一生懸命手でこねたりたたいたりするんですけど、
混ぜただけで後は寝かせておくだけなんです


こちらが発酵後。室温に置いて2時間でここまで膨らみます。
一度ラップをはずして、ゴムべらでガス抜きをして一次発酵の後半、2次発酵へ・・・と進んでいきます。

こちらは、粉を振ったバットで成型して最終発酵させたところ。
こちらも結構大きく膨らみましたよ。
ちなみに発酵は、冬場、気温が低い時期は発酵させるのにお湯を張ったカップと一緒に大きなビニール袋で覆って、
発酵に適した温度と湿度をむりくり作らねばならず結構面倒です。
教室のように発酵器や、今時の機種のように発酵機能付きオーブンがあれば手間なしでしょうが、
うちにはどちらもありません・・・

夏はむし暑いのはイヤですが、25~30℃くらいの室温は発酵には最適♪
発酵は、エアコンを入れない状態の仕事部屋で行いましたよ。

ちなみに裏面はこんな感じ。
そして昨日は、ちょっとした気づきがありました

パンを焼くのに使っているオーブンは、ダーリンが持っていたごく一般的なオーブンレンジ
(しかも1997年製

焼きの色づきが悪かったりでこれじゃダメかなーという一抹の不安を抱えながらの挑戦で、
予熱のさせ方、予熱が終わった合図など、オーブンを見ていた感じでは全くわからずでしたが、
パン作りの本に、たまたま「予熱は最終発酵が終わる10分前から始めるとよい」と書いてあり、
「電気の場合、中には予熱に15分かかるオーブンもある」と。
いつもは、予熱をスタートしてピピピと音がしたら、予熱完了かと思っていたけど、
昨日はとにかく長めに予熱してみよう、そうすれば「予熱完了」の合図があるかも?という
期待も込め、電気代がちと怖いですが、設定温度少し高め、15分予熱で回しました。
そうしたら、ちゃんとパンに焼き色が付いている!
様子見していると、色が付きすぎかなというくらい。なので途中で温度を少し下げました。
予熱完了の合図は結局ありませんでしたが

この古いオーブンじゃ、おいしそうなパンは焼けないのかと思っていたけれど、そうではなかった

もちろん、これからずっとこのオーブンかはわかりませんが、とりあえず
よかった、よかったなのでありました
