JR東海、リニア迷走の6年に転機 カギ握る川勝知事後継(記事冒頭のみ)
静岡県知事辞意表明でリニア新幹線への関心が高まっているという記事。
「2017年に川勝知事が反対を表明して以降、同県内の工事に着手できない状態が続いてきた。難工事区間や建設コストの上昇など、JR東海にとっての課題は静岡県の未着工区間だけではない。一大プロジェクト完成に向けた道のりは険しい。」
記事によれば、総工費5.5兆円と見積もられていたのが、2021年には約7兆円に引き上げられたそうです。インフレの影響で、今はもっと膨れあがっていることでしょう。JR東海の役員も「労務賃金や物価高騰を踏まえて検討することになると思う」といっているそうです。明らかな減損の徴候ですから、減損テストはやっていると思いますが...。
JR東海、リニア迷走の6年に転機https://t.co/cphA9ZM0Zp
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 3, 2024
開業に向けた壁は「ポスト川勝」との交渉だけではありません。事業の総工費は7兆円に膨れ上がり、人手も不足しています。 pic.twitter.com/Ek9LyZwr2N
そもそも、リニアというのはサステナ的にはどうなのでしょう。JR東海の資料によると、今の新幹線の3倍程度のエネルギー消費となるようです。