「ロマンス詐欺」行う犯罪組織の「マネーロンダリング」を担当か 日本語学校運営会社の元社長を再逮捕
他人名義の口座をだまし取った疑いで逮捕された日本語学校運営会社の社長だった男(42歳)が、別の口座をだまし取った疑いで再逮捕されたという記事。
「××容疑者は去年11月、暗号資産を売買するための口座を他人名義で開設し、暗号資産交換業者から不正に口座を得た疑いが持たれています。
警察によると、この口座には犯罪グループが「ロマンス詐欺」などで不正に得たおよそ6600万円が入金されていたということです。
この口座に入金されていた金のほとんどは暗号資産に換えられていたということで、××容疑者は、犯罪グループのマネーロンダリングの役割を担っていたとみられます。」
50億円マネロンで再逮捕へ…東大院卒・日本語学校創設者のオモテとウラ(日刊ゲンダイ)
「××容疑者は複数の他人名義の口座を所有。犯罪グループが特殊詐欺やロマンス詐欺で被害者からだまし取った多額の現金を管理し、「換金役」として、繰り返し現金を暗号資産(仮想通貨)に移し替えるマネーロンダリング(資金洗浄)をしていた。銀行口座からは半年の間に50億円が出金され、そのうちの47億円を暗号資産口座に移して海外に送金。豊原容疑者の銀行口座には、これまで犯罪グループから換金の報酬として9000万円が入金されていることが分かっている。」
暗号資産は決済手段としてはほとんど使われていませんが、こういう記事を読むと、犯罪グループには好まれているようです。
どういう人物なのか...
「1998年に留学生として来日し、東大大学院在学中の2004年に学習塾を立ち上げ、日本語学校をはじめ、アニメ、ファッション、経理の専門学校を次々展開。コロナ禍前のピーク時には学生数約6000人、教師600人以上の一大グループに急成長させた。21年には日本在住の華僑華人と「日本華僑不動産協会」を設立。逮捕を受け、先月13日に解任されるまで監事を務めるなど、中心的な役割を担っていた。」
当社役員の逮捕について(名校教育グループ)(PDFファイル)