FPパートナー(東証プライム)のプレスリリース。
経済誌2誌のターゲットになっているようです。
1.東洋経済オンラインにおける当社記事について(2024年6月14日)(PDFファイル)
「当該記事において、生命保険会社による当社への過剰な便宜供与と利益供与などが主に示されておりますが、そのような事実は一切ないことをお知らせいたします。また、記事の見出し、ならびに記事に記載されている事実について、根拠なく他の事件と類似していると報道しており、当社の信用を毀損していることから、訴訟を含めて法的措置を検討しております。
当社は、保険業法その他の法令、ガイドライン等の規定を遵守し、適法適正なビジネスモデルのもと、業務を遂行しております。これらの法令・規定に基づき、年2回、幅広い保険商品を5つのカテゴリーに分類し、カテゴリー毎に、当社がお客さまに推奨できる保険商品を選定し表明するとともに、お客さまとの面談時に、それぞれを推奨保険商品とした理由を詳細にご説明することとしております。当社が、一部の保険会社、保険商品を営業上の理由等により恣意的に選定している事実はございません。」
たぶんこの記事でしょう。
「生保業界のビッグモーター」にすり寄る生保 生保による過剰な便宜供与と利益供与が復活(東洋経済)
東洋経済記事を読むと、法律違反をしているとまではいっていないようです。論評の範囲なのでは。
2.ダイヤモンド・オンラインにおける当社記事について(2024年6月17日)(PDFファイル)
「当該記事において、当社の推奨保険商品の選定並びに社内評価において、生命保険会社による当社への営業支援が影響を与えている可能性について掲載されておりますが、そのような事実は一切ございません。
当社は、保険業法その他の法令、ガイドライン等の規定を遵守し、適法適正なビジネスモデルのもと、業務を遂行しております。これらの法令・規定に基づき、年2回、幅広い保険商品を5つのカテゴリーに分類し、カテゴリー毎に、当社がお客さまに推奨できる保険商品を選定し表明するとともに、お客さまとの面談時に、それぞれを推奨保険商品とした理由を詳細にご説明することとしております。当社が、一部の保険会社、保険商品を会社経営上の理由等により恣意的に選定している事実はございません。
また、当該記事に掲載されている商品は全て当社の推奨保険商品であり、会社経営上の理由等で社内評価を設定している事実もございません。」
ダイヤモンドは、この記事でしょう。
乗り合い保険代理店最大手・FPパートナーの社内キャンペーンに透ける、生保会社との「もたれ合い」の構図(ダイヤモンドオンライン)(記事の一部のみ)
「訪問販売型の乗り合い代理店最大手、FPパートナーが、足元で上場記念キャンペーンを実施しているが、その内容に生保業界から驚きの声が上がっている。募集人に対する報奨額の大きさに加え、特定生保の商品を販売した際の「割増評価」が過大なためだ。その実態をレポートした。」
(補足)
東洋経済から新たな記事が出ました。
金融庁、「マネードクター」と生保の取引実態を調査 過剰な便宜供与があれば立ち入り検査も視野に(東洋経済)
「金融庁が生保各社に報告を求めている項目は、①FPパートナーへの広告料の支払い状況と同広告料が適正と判断した根拠、②営業社員(募集人)候補の紹介数、③リーズ(見込み客)情報の提供数、④出向者の状況、⑤そのほかの本業支援の状況、と大きく5つある。
特に①の広告料については、相場や実態に見合わない不適正な料金を支払っていないか、アフラックやひまわり生命に対して「詳細に報告するよう求めてきている」(ひまわり生命関係者)という。
金融庁は、調査によってFPパートナーへの過剰な便宜供与や実質的な利益供与の疑いが強まった場合は、生保各社やFPパートナーへの立ち入り検査に踏み切ることも視野に入れているもようだ。」