goo blog サービス終了のお知らせ 

解剖学ノート

解剖学ノートのミニコミ版

国試基本    細胞

2016-03-13 19:38:57 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

細胞の学習「細胞の種類」

①線維細胞・ ②大食細胞・ ③肥満細胞・ ④形質細胞・⑤脂肪細胞・

①線維細胞

 線維細胞は線維性結合組織の中では最も多数を占め紡錘状の細長い形や

 数本の突起を出した星形をしていて、膠原繊維の走行に合うように伸び

 ている。この細胞の稼働中は膠原繊維を作っている時期には線維芽細胞

 として、機械的欠損による細胞の欠損に対し線維細胞から膠原線維に生

 育させ、その個所を修復する。欠損面の肉芽組織は毛細血管で赤く目視

 できるが、徐々に修復部の線維芽細胞は活動を中止し、瘢痕治癒する。


②大食細胞。

通称「マクロファージ」とも呼ばれ、食作用によって異物を捕獲し処理を仕

事の本命とする。本体には多数のリソソーム大量に含まれる。

死骸の細菌などを処理して組織をの清掃を行う他に処理された細菌をリンパ

球に教示して(膠原提示)を行い、抗体を産生する事も出来、その後は単球と

して全身を駆け巡り働ける箇所を感知して、大食細胞となって血管の外に住

み、生体防御の第一線で仕事を始める。

 


肥満細胞

この細胞は大量の顆粒を抱え持っていて、丸く太って見えるので、この呼称

があるとされる。①顆粒には多くのヒスタミンを抱えている。②ヒスタミン

は、血管を拡張し透過性を高める作用があり、また肥満細胞は血管の近くに

多く集まり細胞膜表面には免疫グロブリンEの受容体を多く所持している。こ

のため抗原の到来に対応して受容体を刺激して、顆粒からヒスタミンを放出し

活動する。肥満細胞は1、喘息、2、花粉症、3蕁麻疹を惹起させる。

 


④形質細胞

形質細胞はBリンパ球から分化した細胞で①形状は楕円形で核は中心でなく偏

在する。色素に染まる染色素は中心部から放射線状に広がり、細胞質には粗面

小胞体が活発なたんぱく合成を行い、大食細胞の食作用が手伝って抗原情報を

得たTリンパ球はBリンパ球を形質細胞に分化させて仕事を終える。

 


⑤脂肪組織

粗性結合組織には頻度は低いが脂肪細胞が混入することがある。脂肪細胞の細

胞質は大量の中性脂肪に占められている。脂肪細胞が多く集まった集団を脂肪

組織と呼ぶ。皮下脂肪は皮膚に柔軟性を与えるととともに、熱の放散を防ぐ。

参考文献・・ステッドマン医学大辞典。解剖学ノート編集委員会蔵書・医歯薬出版「解剖学」

 


 


国試基本   組織--上皮組織・結合結合・筋組織・神経組織

2016-03-13 14:55:30 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

組織の学習

組織とは

同じ①機能と②形態を持ち合わせる細胞同士が集まり所定の規律に沿って配列をした

組織を指す。

①上皮組織・②結合組織、・③筋組織、・④神経組織に分類される。

イ・上皮組織の特性--基底膜と呼とばれる細い線維の集合体の上にできた多数の細胞が互い

  に密着し合いながら細胞間結合装置よって結合され、①体表(ひふ)、②器官(臓器など

  の表面・内腔)をカバーするなどの機能に優れている。発現などに③刺激を受容する働

  きがある。

、④分泌機能(腺上皮)に優れていている。


 

ロ、上皮組織の分類

① 分類すると1、扁平型・ 2立方型, 3、円柱型の上皮細胞の分類が成り立つ。

②血管の内腔やリンパ管などに存在する※単層扁平上皮に分布する。

③腸の内腔などあるのが、単層円柱上皮である。

④皮膚の表面では外力に晒されやすい場所には※重層扁平上皮が適応する。

⑤鼻腔などの呼吸器器官には※多列腺毛上皮に覆われる。

⑥膀胱、腎盂、尿管。尿道のの上皮として尿の充満度に対応して上皮層の変化に対

 応する。


細胞間結合装置

電子顕微鏡の精度により、未分野の解明で細胞間結合装置の存在が明らかになった。

①タイト結合(密着帯)、②接着帯、③接着班、(デスモソーム)、④キャップ結合。

ともに微細なもので0.2--0.5㍈、細胞間隙も20㎚と少ない。

腺上皮

※上皮細胞が細胞外に自らの分泌物を送り出す細胞を腺細胞といい、それらが集合

 して腺上皮が作られる。

①単細胞腺は腸の上皮や器官上皮に存在する。

②多細胞腺は腺細胞が集まるイ・分泌部、二・唾液腺、ハ・膵臓、・乳腺などが

 該当する。

※開口分泌には--①腋窩の大汗腺のアポクリン腺、②耳道腺、③肛門周囲腺。

        ④小汗腺(エクリン腺)などがある。


 

 結合組織の学習

※結合組織は全身いたるところに存在し、かつ分布している。その働きは器官・

 組織・細胞間の間隙を埋めたり、結合組織と共に骨や軟骨の様に人体の支柱

 を構築する役目もする組織も当然この結合組織に含まれる。

 基質の性質により

 ①線維性結合組織・②軟骨組織・③骨組織・④血液の4組織による。

 イ、線維性結合組織

  1 この結合組織は線維の密度または配列によって ₁、密性結合組織と₂、粗性

   結合組織に分類される。密性結合組織には靱帯や腱、や真皮、眼球の胸膜が

   ある。

  2、粗製結合組織は柔軟性に富んだ線維の特性でいろいろな臓器の間隙などに

    多用されている。


 

線維の学習

大別すると①膠原繊維・②細網線維、・弾性線維の3種類となる。

①膠原繊維--水加熱すると膠となり、主成分はコラーゲンで人体構成の3分の1が

      この物質よるとされる。膠原繊維の太さは2--12㍈で対牽引に強い。

②細網線維--この線維も基質は膠原繊維でイ、胸腺、・リンパ腺、・膵臓、・骨髄

      毛細内皮系の器官におおく分布している。

③弾性線維--この線維はやわらかいゴム紐のように性質で1、大動脈壁・2弾性軟骨

      3、黄色靭帯などで目視では黄色に視覚される。

※参考文献・・ステッドマン医学大辞典。解剖学ノート編集委員会蔵書


 


国試基本  細胞分裂・ 遺伝子・ 減数分裂

2016-03-13 09:55:10 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

細胞分裂の続き「分裂と遺伝子」

細胞周期

生命活動を営むために細胞は常に分裂を繰り返しているが、①分裂を

行なう時期と②非分裂の期間とがあり、常にこの繰り返し行っている。

この①と②の繰り返しを細胞周期と呼び、これをM期と称する

この間期の中で代謝活動が高く細胞の成長が活性化される時期を(G₁期)

とし、DNAに複写が行われている時期を(S期)、さらに細胞小器官や細

胞質成分を作成する時期を(G₂期)と定義している。

※この項目は重要である。

 

染色体の学習

分裂に先立ち、遺伝情報を携えたDNAは複製され2倍の量となる。また

其々が分配(分裂)の利便性を高めるためにラセンを強く巻き付けた構造

に仕上げている。これが染色体そのものである。

細胞分裂が①前期・②中期・③後期・④終期を経て2個の娘細胞に分

けられる。

※染色体を保有する数量は「種」によってその数は一定で「人」ではそ

 の数が46本である。この46個の染色体を「大きさの順」に羅列す

 ると平等に同じ形を持った「2本」が対を成しているのが見える。

 それぞれは受精により、両親から(精子と卵子)うけたものである。この

 うち22対は男女とも同じ常染色体と規定され、残りの1対は男女で異な

 る染色体で作製され、女性は2本ともX染色体からなるが、男性はX染

 色体とY染色体の異なった組み合わせとなる。

 ※(組み合わせを図式で表してみて学習する)


 

減数分裂

定義・・減数分裂は生殖細胞を作るときに発生する細胞分裂を総称する。

※生殖細胞系とは・・原始性腺の特殊細胞由来の一倍体細胞の集合体。

※生殖索とは・・生殖索、皮質索(杯期の卵巣・または精巣の皮質求心

        的に貫通する生殖細胞、卵胞細胞の構造の主体)

※減数分裂とは生殖細胞作るときに起こる細胞分裂である。さらに詳述

 すると次の世代に遺伝子を伝える精子と卵子である。生殖細胞の分裂

 の際もDNAの複製が行われ2倍になる。しかし減数分裂が連続して起

 こり、最終的には①体細胞数も、②染色体の数も、③体細胞数の2分

 の1の※23本となる。


 ※※遺伝子の学習

人体の構成要素の最も重要な物質はタンパク質である。また人間が生活

または運動など全ての面で活動を支えているのが「酵素」が必須である。

この酵素も原基はタンパク質である。

※タンパク質の種類数

タンパク質は20種類のアミノ酸がペプチド結合したポリペプチドで出

来上がっている

※タンパク質の構造

 多くのタンパク質は50--2000個のペプチド集合体である。(大多数が

 100個--400個が平均的配列である。)

※アミノ酸の配列の決定

 アミノ酸の配列を決定づけるのが細胞核の中心にある遺伝子でこの遺

 伝因子の本体はDNAであるが、鎖を連ねた形のDNAは46本の染色体

 の中に折りたたむように収納されている。

※人間のDNAは3万個の遺伝子を内包していて1個の遺伝子はアミノ酸

 の配列を決定させるとする。親から受け継いだ遺伝子が児につながり

 受け継がれた遺伝子がそれなりの情報をそのまま細胞分裂して成長す

 るのが遺伝の本質で「親に似ている」「兄弟そっくり」のなどの観察

 は時代が変遷するなかでも否定することは出来ない。

 ※※一人の人間が作る「遺伝子の集まり」をゲノムと称しているがDNA

        に組み込まれた遺伝子情報に基ずき次の個体にそれが過程として

   現れるのが「遺伝子発現」と呼ぶ。

   この遺伝子発現は「DNAとRNA」の2種類の核酸によるものである。

※核酸・・DNAとRNAともに核酸であるが

   ①DNAの糖質はデオキシリボースでRNAその後はリポースとなっている。

 ②DNA ・RNAの電子の鎖の中での4種類の並び方を塩基配列と呼称する。

※※参考文献・・ステッドマン医学大辞典。解剖学ノート編集委員会蔵書


 

 

 

 

 

 

 

 


国試基本   人体の構成・細胞の成立と細胞分裂

2016-03-12 09:57:55 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

人体の構造と成り立ち

人間の構造の成り立ちの最小単位は①細胞である。その数を計算すると

②体重1000グラムに対し、約1兆個と計算し、体重60キログラム

 の人は60を掛け算すると「60兆個」の答えが成立する。

 60兆個の細胞がただ雑然としているわけではなく、形態と機能すな

 わちの共通な器官を構成することを目的とする細胞同士が集合体を作

 り組織をを作る作業にとりかかる。

③まず出来上がった組織はイ、上皮組織、ロ、結合組織、ハ、筋組織、

  二、神経組織がに分類される。

④これらの組織は夫々4種が内容を異にする器官ををつくる。(例えば筋

 組織は刺激に対して収縮反応に対応する特性を持ち、骨格筋、心筋、平

 滑筋)などを構築する。

⑤一連の器官群は個々には特性を十分(健全な器官活動)を全うするべく機

  能している。

⑥人体の器官系には次の器官が存在する。

 イ、運動器系(筋系・骨格系) ロ、循環器系、ハ、消化器系、 二、呼吸

 器系、ホ、泌尿器系、ヘ、生殖器系、ト、内分泌系、チ、神経系、リ、感

 覚器系が存在し、哺乳類の動物に共通した法則性、形態的特性を有する。


 

細胞の学習

①細胞の形状は多種多様で卵細胞・脂肪細胞は球状の性質があり、②血管内

 細胞は扁平型を呈している。

③平滑筋細胞は紡錘型が整っていて④立方型細胞は尿細管上皮細胞に見える。

⑤神経細胞は星形の細胞で形作られてられている。

※肉眼で観察できる限界は0.1mmが限度視度である。

細胞構造を観察するには光学顕微鏡で行う。

※細胞の内部を克明に観察するには電子顕微鏡を必須とする。


細胞の基本的構造

①細胞は1枚の細胞膜を周囲に構築し、外界からは完全に隔てられている。

②内部にある細胞質はイ、細胞小器官ロ、細胞骨格で構成され生命活動の

 秩序をたもっている。

③ハ、本来の使命である遺伝情報の貯蔵する細胞核を有している。


細胞膜の学習

※細胞膜の厚さ・・微小な膜でその厚さは8-10nmで①脂質、②糖質、③たんぱく質

         で構成されている。

※細胞の活動・・・①細胞膜を仲介して物質を取り込み、②不要なものを除去する作業

          も自ら行う。

         ③細胞内の水分が減少の際は水が濃度勾配に準じて流入して均衡保つ。

         ③アルコールなどは細胞膜の脂質は二重層を自由通過する仕組みになっ

          ている。(浸透が早い)

※疎通拡散・・・イ、重要な栄養素であるアミノ酸やグルコースは細胞膜内に存在する

                          「担蛋白質」によって運搬される。

※イオンポンプ・①ナトリュウム-カリュウムポンプは常時ナトリュウムイオンを細胞

         の外に吐き出し、細胞の中にはカリュウムイオンが高濃度の貯蔵が

         実行されている。

※細胞の荷電・・・生命活動を正常に営んでいる細胞活動は細胞内がプラス電位で、細

         胞外はマイナスに荷電している。

※※荷電とは・・・電気を帯ていることを表す。生命活動を正常に営んでいる細胞内に

         は常に滞電があり、細胞膜を介して所定の通電を交互に行う。


※※イオンチャネル

         ①細胞細胞が興奮した時はナトリュウムイオンが細胞内に流入する。

         ②活動を終了すると時にはカリュウムイオンが細胞内に流れ込む。

         ③カリュウムイオンの電位移動が骨格筋や心筋の活動エネルギーと

          して働く。細胞活動での両イオンの働きは重要である。

 

※※食作用・・・①タンパク質を原基とする細胞が生命活動を終了し、その死骸を細胞

         内に取り込むときは原基そのものを食作用するため細胞膜に取り込

         んで行う。

        ②死骸のタンパク質などは細胞膜が周囲 から囲み。食胞として取り込み

         食作用で処理される。 

細胞小器官・・・最小単位の細胞の中にも小器官が存在する。その大多数が細胞膜と同じ構

        造を呈している。

※※小胞体・・・構造は細胞膜の微小な袋であるが、①この袋の小胞体ではタンパク質の合

        成が行われ、ここで合成されたタンパク質は、② ゴルジ装置に送られて

        加工される。滑面小胞体は③肝細胞ではグリコーゲンの合成、副腎皮質や

        卵巣、精巣ではステロイドホルモンの合成を合成し、④肝細胞ではカルシ

        ュウムイオンの貯蔵などを行う重要な器官である。

※ゴルジ装置・・この装置は扁平な形状をしめす小胞体が積み重なった構造を示し、ここで

        作られた①タンパク質はゴルジ装置で②糖質を付加され加工後に細胞膜に

        包まれて細胞外へ排出、あるいはもう一度リソソームとして稼働する。

※中心小体・・・微小管が集合して円柱状を呈した小体で①2個の小体が一組になって活動し

        細胞分裂の際には染色体を引き寄せる活動を担う。

ミトコンドリア・①0.1㍈--1㍈の球形ないし糸状の小体で、②内膜、外膜は二重の袋を持って

        いる。③肝細胞1個に付き2.000個以上あり、ここに含まれる酵素を原料に

        てネルギーを作り、それをATP分子の形にして、細胞の生命活動素として供給

        する。

     ※※ 食胞とは・・食細胞が飲み込んだ顆粒(バクテリアなど)で囲んで作られる小胞

        で細胞膜から切り取られ、貯蔵顆粒と合体しその内容物を貰い受け食胞溶解し

        て終わる。

     ※※ ミトコンドリアは生命の活動に不可欠な細胞活動のエネルギーを瞬時も欠かす

        ことなく産生する拠点でもある。

リソソーム※※ 周囲を膜で包囲された小体で①ゴルジ装置で作られる。②内部には加水分解

        消化する酵素を蓄えている。③不要になった細胞を食作用で取り込んだ食胞

        を癒合して細胞内消化をおこにう。

※※細胞核・・・①細胞核は球形で1個の核に1個だけ所蔵するのが一般的であるが。②また

        1個の細胞に多数の核を持つ骨間筋細胞のような特殊細胞でもある。

        ③細胞核は内外2層の核膜に包まれていて、滑膜孔が開口していて核の内部

         と外部と交流を可能にしている。

        ④染色質はデオキシリボ核酸DNAがタンパク質と結合してできたもので,細

         胞分裂の際には、DNAとタンパク質が凝集して目視できる染色体となる。

        ⑤DNAは遺伝情報を内蔵する分子体で遺伝によって伝えられる全ての情報を

         決定する。

        ⑥核小体にはリボ核酸(RNA)集まっている。RNAはDNAの遺伝情報を複写

         し、核からその情報を搬出する活動を実行する。


 細胞分裂と遺伝子

※学習・「細胞分裂」

人体のの細胞は1個の受精卵が繰り返し分裂を実行して成り立っているが

全ての細胞が際限なく分裂を繰り返している訳ではない。

①神経細胞や腎糸球体の細胞などは、全体ではないが増殖が無いものも存在する。

②肝細胞や平滑筋細胞は常時細胞増殖をする訳ではなく、必要に対応して増殖活

 動を始める細胞も存在する。

③また小腸の上皮細胞や肌の表皮細胞の様に少量づつ喪失した細胞を補強するよ

 うに、その分だけ増殖を続けている細胞もある。

④細胞の増殖は各組織にそなりの秩序があって、一定の旋律に似た方式があって

 無秩序ではなく律しられている。

⑤※がん細胞は増殖の秩序を全く無視した細胞活動しか営めない細胞である。

※参考文献・・ステッドマン医学大辞典。解剖学ノート編集委員会蔵書

 


次は細胞周期

              

 

              


国試基本   手部の骨(手根骨・中手骨・指骨)

2016-03-11 16:37:44 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

手根骨

手根骨は掌を広げた際に親指の付け根の母指球が膨大して見え小指側

の小指は小さいのが解る、手首の橈骨手根関節を境にして上が前腕骨

で下側が手根骨である。

手根骨は近位列が橈側から①舟状骨、②月状骨、③三角骨、④豆状骨、

①、②、③の骨は橈骨手根関節構築を担う。④の豆状骨は尺側手根屈

の種子骨で上記の関節との関与は無い。

遠位列には橈側からイ、大菱形骨、ロ、小菱形骨、ハ、有頭骨、二、有

鈎骨が並び、この4骨は手の中手骨(5本)とで手根中手関節をを作る。

※中手骨(5本)は手のひらを手根骨8個とで作る。(母指球・小指球)

※中手骨は近位が「底」で中間が「体」で遠位端が「頭」となる。

※中手骨底はCM関節(手根中手関節)を作り同骨の骨頭は中手指節関節

 (MP関節)をつくる。

指骨

 指骨は近位が「底」中間が「体」で遠位が「頭」で他の指骨と同じ。

※指骨は近位が基節骨、中間が中節骨で遠位端が末節骨となるが第

 1指(母指)には中節骨が無い。また3種の指骨の関節は①近位指節

 関節、と②遠位指節関節に区別して呼称する。

※解剖学ノート編集委員会刊行「解剖学ノート」と

※ステッドマン医学大辞典(文献引用)


 


 

 

 

 

 


国試基本   上肢帯・上腕骨・前腕骨

2016-03-11 10:11:00 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

上肢の骨学(上肢帯の骨)学習

※上肢の骨は①上肢帯の骨は体幹と連結する骨(肩甲骨)で。②肩関

 節より先方にある上腕骨。③肘関節から先の2本の骨(橈骨と尺骨)

 の前腕骨が橈骨手根関節へと進む。

 ④手関節より先の(手の骨)がそれぞれ関節を連結の要として結び、

 全体を構成している。

 


 

 イ、鎖骨

   *鎖骨の胸骨よりは胸鎖関節 で上肢帯はここで体幹と連結する。

    ※胸鎖靭帯が連結を保持する。

   *鎖骨の肩峰端は肩甲棘外端で肩鎖関節を営む。

    ※肩峰関節面を円錐靭帯と菱形靭帯が保持する。

 ロ、肩甲骨1個、 ロ、上腕骨1個 ハ、前腕骨(橈骨1個、尺骨

   1個)、手の骨(手根骨7個)+(中手骨5本)+(基節骨5本)+

   中節骨(4本)+(末節骨5本)片側で8種32個で構築される。


 

 ハ、肩甲骨は胸郭の背面(後面)に位置していて三角形が特徴である。

 二、肩甲骨の棘は背面を斜めに肩峰から内側縁まで伸びている。

   (棘には僧帽筋、三角筋、一部広背筋の外側縁も停止。)

 ホ、肩甲切痕には肩甲上動脈、同名神経が通過。

 ヘ、烏口突起からは①は上腕二頭筋短頭の起始部と小胸筋が停止し、

   ②は烏口肩峰靭帯、円錐靭帯、菱形靭帯が関与している。

 ト、肩関節窩は上腕骨頭が関節する。

 チ、関節上結節は上腕二頭筋長頭が起始する。

 リ、関節下結節は上腕三頭筋が起始する。

 ㇴ、肩甲下窩からは肩甲下筋が起始する。


 

上腕骨の学習 (肩関節の構造)

※上腕骨頭と称される部分が肩甲骨の関節窩と関節するが当該する

 この関節窩は上腕骨頭の大きさと比較すると浅くて平皿の形状で

 関節を構成するには不十分な容積しかなく頼りなく感じる。

 じる。しかし人類が進化を継続してきた遺伝的要素も作用してか

 ?..、この関節には可動性優位の構造を重んじている。また関節

 を構築する発達した靭帯、構造的利便性など多角的形状が他の関

 節には見られない、この関節にのみにある優れた特性など観察

 できる。


 

 上腕骨の続き

骨学的解説から始めると「ひと」が前を向いて立位の姿勢の場合は

肩関節の上腕骨は右端の上部に位置し関節構造の仕組みがしっかり

と観察できます。

①上腕骨が関節窩からぶら下がった最上部が解剖頸で骨頭部の球形

 に比して細くなっている。したがって骨折多発部位とされる。

②結節間溝とは最上部にごつごつした大小の結節が両方にあって

 その窪んだところで関節よりの稜が小結節稜で対側に有るのが  

 大結節稜であり、結節間溝とはその名の由来に合致している。

③そのまま、全長の中央部を見ると外側に結節が瘤状見えるのが  

 三角筋の停止部で三角筋粗面と呼ぶ。

④下端部であるが中心からの大きな骨端か 肘関節を作る関節部で

 両側には内側が内側上顆で外側には外側上顆をつくる。

 最下端には外側に橈骨と関節する上腕骨小頭があり、⑤内側に

 は尺骨と関節する上腕骨滑車が位置している。

⑥上腕骨の後側の説明・(向きを変えて後面からみる。)

 イ、ここからの上腕骨頭の観察は前からの関節と逆の向きになる

   ため、骨頭が関節窩に深くはまり込んで見える。

 ロ、大結節は観察できるが、小結節は小さいため、位置関係で全

   く見えない。

 ハ、中間部に上部から縦斜めに溝が窺える。この溝は橈骨神経溝

   と名付けられ前胸部から腋窩をくぐってこの溝を斜めに下行

   して外側上顆に達し腕橈骨筋その他を栄養し皮枝になる。


 前腕の学習

前腕骨は2本で構成され解剖学正位で内側が尺骨で外側が橈骨になる。

 全長では①尺骨が少し長く、中間部で切断すると不正確な三角形で

 あり上部ほど太く、この太い部位に上腕骨滑車と関節する滑車切痕

 を作り、また尺骨粗面をつくる。やや太いまま中間地点を過ぎ、下

 方になると、かなり細くなり、最下端では関節環状面をつくり橈骨

 下との間に下橈尺関節を構成し終わる。

②橈骨は最上部が橈骨頭窩で、ここで上腕骨小頭と関節する。淵の部

 分が関節頭となり尺骨側に起始停止をもつ輪状靭帯がこの関節頭に

 巻き付いて上橈尺関節を作る。

※※肘関節は①腕橈関節、②腕尺関節、③上橈尺関節の総称である。


前腕骨下端(下橈尺関節をつくる) 

尺骨が上部の太さに比して細くして終わるが、橈骨は中間部若干細く

はあるが、下方では逆に太くなっているのが橈骨手根関節の可動性に

きく寄与している。

下橈尺関節は尺骨側に関節環状面があり、両者は手関節(橈骨手根関

)の関節窩とする面を持って終わる。

 


 

  

 

 

 


国試基本   頸椎のの学習

2016-03-10 15:24:53 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

頸椎の学習

頸椎・・①第1頸椎から第7頚椎までの7個の骨で構成される。

※第1頸椎が環椎

イ、環椎は椎体は小さく主体が環状で前後径が少なく楕円形

ロ、椎弓は椎体よりもはみ出していて両側上部に後頭骨の後

  頭顆と関節する上関節窩を作る。(環椎後頭関節)

ハ、棘突起は小型で両側の外側塊より後部が後弓、前方が前

  弓とし前弓の前結節側にある歯突起窩には歯突起を固定

  する靭帯がはる。(翼状靭帯と合流する) 

  ※軸椎と正中環軸関節を構成する。

二、両側の横突起には小さく横突孔が開口し椎骨動脈を通す。 


 

第2頸椎(軸椎)

環椎とは大きく形状が異なるのが第2頸椎(軸椎)で歯突起が

突出しているのが他の頸椎とは大きく異なる。

突出した歯突起は環椎の前結節で正中環軸関節を強力な靭帯

で構築し下関節突起は第3頸椎の上関節突起と関節する。


第3頸椎以下の椎骨

第3頸椎から第7頚椎までの椎骨はほぼ平均的な椎体(頸椎型)

と整えるが横突起の脊髄神経溝を挟んで前部に前結節が、後部

に後結節が位置していて前者が前斜角筋、後者が後斜角筋の起

始部として頸部前後運動、あるいは側屈、回旋に関与する働き

を示す。

※椎弓根上縁の上椎切痕は椎体上部の 椎弓をつくる。

※椎弓根下縁の下椎切痕は椎体下部の椎弓をつくる。

※椎骨の上下は①椎間円板、②椎間関節。③その他椎体を連

 結する靭帯によって上下の運動、連結が構築される。

 


※環椎後頭関節

後頭骨(頭蓋底)の後頭窩と環椎の上関節面との関節で楕円関節を

成し、頭部の運動を司り、前屈と後屈はこの運動の主体であるが

前屈の時は項部が伸展、反対に後屈の際は前頸部が伸展する。側

屈、回旋も自在で関節としては多機能で人間生活ではこの機能が

退化、低下することは大きな生活上の効率をさげ、介助の必要度

が高まる。

 


※外側環軸関節 

環椎(第1頸椎)の下関節面と軸椎(第2頸椎)の上関節面との間の関節

で、頸椎型の通常な関節形態を示している。

※正中環軸関節 

軸椎の歯突起が環椎の椎孔の所定の位置に定まり同所の前結節 周囲

の歯突起窩に連結し歯突起を運動軸にして環椎(頭部)を左右に回旋さ

せ、この連動で歯突起から環椎が脱軸しないように環椎十字靭帯が

保護する働きをしている。

※隆椎(第7頚椎)

頸椎の最下部にあって、この椎骨より下部は胸椎となる。形状は頸

椎の中で胸椎に近い。この椎骨棘突起の突出を体表計測に用いる。

 


 

胸椎(T)

胸椎は胸部の骨格の中心的位置に座し、両側に肋骨を配し椎骨の

連結では12個の椎体を上下に積み上げ中央には椎間孔を有し中に

脊髄神経とその系列の神経を保有する人体中最大の臓器保有基地

である。

※肋骨の連結(胸椎側の関節は2個ある)

①肋骨の連結は椎体の両側にある下肋骨窩(上位椎骨下端)と下位椎骨

 の上肋骨窩に1本の肋骨頭が肋骨頭関節を構築する。

*煩雑ではあるが当会刊行の解剖学「骨学編」を参照されたい。*

※肋骨頭の先端は三角の形状を示しこの三角の頂点を「肋骨頭稜」

 としている。肋骨頭稜を定位置にはめ込むと上位椎体の下側面の

 下肋骨窩には肋骨頭先端三角の上部がはまり、下に向いた三角は

 下椎骨の上肋骨窩にはまりこむ。(滑膜性関節と文献にある。)

※※肋横突孔関節(胸椎側の2つ目の関節)

  肋骨頭関節と並んで関節構成で欠かす事の出来ないのが肋横突

  関節である。この関節は肋骨頭関節から外側に僅かいったとこ

  ろに肋骨結節が確認できる、この結節と胸椎横突起に横突肋骨

  窩があり、この窩に肋骨の肋骨結節が入り込んで、肋横突関節  

  を構成している。呼吸運動による胸郭 の膨大、収縮は2個の

  関節で一方の関節が梃になり交互に連動運動を効率よく行なう。


 腰椎と仙骨

腰椎は椎骨としてはもっとも体積・形状もおおきく、上半身の体重

を負荷する。椎間板も厚く頑丈に作られ、腰部運動での強調連動に

その流動性に優れている椎体の構造上の特性であるが、椎体の横

突起のような突起は肋骨退の遺物であり、本来の横突起は 副突起と

して残存する。腰椎の上関節突起は後方に大きく傾斜している為そ

の角度が前彎を作ってる。さらに胸椎に比して運動性に富んでい

て、胸椎の定形型の可動力とは比べるまでもなく優れている。

※仙骨※

仙骨は骨盤部の脊柱で思春期までは軟骨結合で簡単な骨連結をして

いるが5個の椎骨は成人期に周辺の肋骨片と、骨癒合し1この仙骨と

なる。①仙骨上面は大きく逆三角形を呈しその両側に寛骨臼を配し、

②上体の体重負荷を二つの大腿骨に分散させ③実働の利便性を大き

 く向上させている。

※仙骨上面の逆三角形の部分(腰椎と接する面)を仙骨底と呼称し第1

仙椎の前面端を岬角と呼ぶ。第2仙椎、第3仙椎と続き仙椎の下端を

仙骨尖とする。仙椎は骨癒合が成立して椎間板は失うが中心部に正

中仙骨稜を作るが棘突起の残余で構成され、仙骨管の下端は仙骨裂

で終了する。尾骨は仙骨裂孔と関節し、仙尾関節をつくる。


 

 

 

 

 

 


国試基本   椎骨の構成と連結

2016-03-10 09:21:16 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

椎骨の構造

椎骨の脊柱を分解して個々に並べ上から頸椎・胸椎・腰椎・仙椎

尾骨と分類し、観察すると基本的な形状が共通していのが確認で

きる。その中でも胸椎に見えるその構造が各骨の共通している。

言い換えれば胸椎には脊柱を組み立てる基本的な構造が集約され

ている。構造を成文化すると----

①円柱状の椎体部分が土台となり、②左右双方に横突起が羽を

 広げたように、ほぼ水平に伸びている。③さらに椎体の側方

 にはアーチ状で弓型の椎弓が均衡をたもって椎体の後部に回

 り、双方の椎弓は合する。この一連の記述が椎弓で、両者は

 合した後、④無対の棘突起をつくる。

 ⑤なお椎弓の基部では上下に押し込んだように、くびれがあ

 り椎体を手に取って目線の高さにして、観察するとその形状

 が(切痕)みえる。※頸椎の形状ではとくに重要である。

 ⑥下側が下椎切痕で上側が上椎切痕でこの上椎切痕(双方)の

  直上に上関節突起(双方)があり直上椎骨の下関節突起とジョ

  イントし、関節をいとなむ。。(左右同じ)

⑦同じく椎体の下方に下に向かって伸びる下関節突起は直下の

 椎体の上関節突起と関節する。

⑧1個の椎体の部品は以下の記述が成り立つ。

 イ--上関節突起2個、ロ--下関節突起 2個、ハ--棘突起

 2個、ニ--横突起 2個


 

椎骨の連結

※椎骨は上下が重なり合うことが、連結の基本で①椎間円板、②

 椎間関節、③左右、上下の所定の靭帯よって連結されて、初め

 て脊柱となり得る。

※※椎体円板

  ①椎体円板1個は上下の椎骨をつなぎ、②円板の内部構造は

  線維軟骨が幾重にも重なった③線維輪で作られていて、その

  中心部には④ゼリー状の髄核を内包している。

  ※髄核には80%の水分を含んでいて脊柱の「滑り運動」に

   大きく関与している。

※靭帯による連結。

※※前縦靭帯と後縦靭帯

 ①椎体と椎体の間の前方は前縦靭帯が椎体の前側の臓側を上は

  頚椎から下は仙骨まで伸びる線維が椎体の補強している。

 ②後縦靭帯は椎間孔の中の前方に位置し前縦靭帯とは位置が骨

  学的には異にしているが全長にわたって脊柱を補強している

  点では共通している。(椎孔の前壁と記憶する)

  ③椎弓間には黄色靭帯が①の靭帯の様に縦の前側、後側全長なの

  にくらべ、上下間のみのに張っていて屈伸に対しては強靭に働

  く機能を有している。(椎体と椎体の間だけの全長と記憶する)

 ④棘間靭帯 は棘突起同志の先端だけを連結している。

 ⑤棘上靭帯は棘間靭帯の直下で棘の長さの幅(厚み)を持つ靭帯で頸

  部の後方を強く保持している。

 ※項靭帯は上部が①外後頭隆起から下方は第7頚椎棘突起まで伸び

  いて前方からの(機械的圧・殴打)などは防衛対応は出来るが車両

  の追突の際の対応では殆んど無防御に近い。

※※黄色靭帯の解説

 黄色靭帯は上下の椎弓同志を連結する靭帯で(個別間)黄色を呈す

 弾性線維組織の靭帯で、脊柱管の後面を保護する。黄色との固有

 名があるのは目視で黄色が確認されたのと強靭な線維の為黄色を

 帯びているとする解剖学的見解でもある。


 

脊柱管

椎骨の連結では個々の椎骨同志は黄色靭帯で結合され、上下連結は

完了しているが全長では、前縦靭帯と後縦靭帯が確保する。その他

数種の靭帯が関与するが機能は連結の強化と保全である。それに

脊柱管は最上部で環椎と後頭骨との間で関節し頭蓋に続き、下方

では仙骨では仙骨管をつくり、最下端は仙骨裂孔にて終了する。


 

椎間孔

椎骨は連結されることにより上位の椎骨にある下椎切痕と上位の

椎骨の下椎切痕は向い合う位置にあり、椎間の側面をつくる。

この構造で椎間孔を成立させる。脊柱管は椎間孔を介して脊髄神

経を通す。

 ※ステッドマン医学大辞典,解剖学「骨格系」蔵書


 


国試基本   胸郭全般

2016-03-09 16:56:05 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

※ 胸 郭

胸郭は主に心臓と肺を収納する籠型をした骨格で①胸椎、②肋骨、

③胸骨、の3部の骨で構成されてされている。

 イ、胸椎--12個、 肋骨--12対、胸骨--1個である。

 


胸骨の学習

胸骨は3部分の骨で成立している扁平な骨の総称でである。

①胸骨柄と呼ばれ部分で最上部に位置し、結んだネクタイに例えると

 逆三角の上部に当たり、その頂点がV字の切れ込みがある。この切

 れ込みを頸切痕(1個ある)と呼ぶ。

②結んだネクタイの両脇にあたる部分が鎖骨切痕で左右の鎖骨と関

 節して胸鎖関節 を営む。

③次に②の胸鎖関節の直下には第一肋骨切痕があり、第1胸肋関節

 が構築される。

④胸骨柄下端と胸骨体上部が結んだ線を胸骨角と呼び第2肋骨の肋

 軟骨が付着する形でついている。

⑤体表の計測では第1肋骨は鎖骨の下に潜り込んでいるため最初に

 触知が可能なのは第2肋骨で胸骨よりで触知できる、触手の先に

 微かに触れるのが第1肋骨である。さらに胸骨上端の外側に目視

 できる隆起した骨が鎖骨で触知では太く感じる。

⑥胸骨体の両脇には第2肋骨から第7肋骨までの6個の肋骨切痕が

 用意されている。2から順に7までの胸肋関節である。(軟骨付着)

⑦剣状突起の下端は白線が直に付着し、また腹直筋の1部も停止

 している。この部位は「みぞおち」ともよび急所でもある。

 


肋骨の観察

①細長く弓を強く引いて彎曲した形状を示した骨が肋骨である。

②形状的には前端の胸骨と関節する胸肋関節側が先端となる。

③後端は肋骨頭関節側でこちらの関節は胸椎と関節するイ--肋骨

 頭関節と肋骨結節が関節する、ロ--横突肋骨関節の2基の関節

 を営み、吸気と呼気による胸郭 の膨張、収縮に対応する独特な

 関節構造を有している。さらに努力吸気と努力呼気の必要性に

 直面した際にはその機能が高まる。

※11肋骨と12肋骨はともに浮遊肋骨で胸骨側の関節は無い。

※肋骨弓--左右の第7肋骨から第10肋骨の肋軟骨が合同でつくる 

     下縁のつながりで左右で均等な弓型を呈す。

※胸骨角--左右の肋骨弓の三角形の角度(平均値70゜から80゜)

※肋骨溝--肋骨の臓側に目視できる溝がある。(肋間神経・肋間

     動脈・肋間静脈が走行する。)

 


 

※第1肋骨の構造

①第1肋骨第太く強く湾曲する胸郭上部には前斜角筋結節があり

 その結節部に前斜角筋が停止する。

②その結節が広くなった部位に同じく中斜角筋が停止している。

③斜角筋隙とは--上記の2筋が並ぶように停止している為その

 間隙を指すが臨床的には重要な部所である。(斜角筋症候群)

※斜角筋隙には腕神経叢と鎖骨下動脈が走行する。

④鎖骨下動脈溝、鎖骨下静脈溝ともに鎖骨の上面を走行する。

参考文献 ステッドマン医学大辞典・解剖学ノート編集委員会蔵書