解剖学ノート

解剖学ノートのミニコミ版

国試基本   手部の骨(手根骨・中手骨・指骨)

2016-03-11 16:37:44 | 解剖学ノート全編集版「筋骨編」

手根骨

手根骨は掌を広げた際に親指の付け根の母指球が膨大して見え小指側

の小指は小さいのが解る、手首の橈骨手根関節を境にして上が前腕骨

で下側が手根骨である。

手根骨は近位列が橈側から①舟状骨、②月状骨、③三角骨、④豆状骨、

①、②、③の骨は橈骨手根関節構築を担う。④の豆状骨は尺側手根屈

の種子骨で上記の関節との関与は無い。

遠位列には橈側からイ、大菱形骨、ロ、小菱形骨、ハ、有頭骨、二、有

鈎骨が並び、この4骨は手の中手骨(5本)とで手根中手関節をを作る。

※中手骨(5本)は手のひらを手根骨8個とで作る。(母指球・小指球)

※中手骨は近位が「底」で中間が「体」で遠位端が「頭」となる。

※中手骨底はCM関節(手根中手関節)を作り同骨の骨頭は中手指節関節

 (MP関節)をつくる。

指骨

 指骨は近位が「底」中間が「体」で遠位が「頭」で他の指骨と同じ。

※指骨は近位が基節骨、中間が中節骨で遠位端が末節骨となるが第

 1指(母指)には中節骨が無い。また3種の指骨の関節は①近位指節

 関節、と②遠位指節関節に区別して呼称する。

※解剖学ノート編集委員会刊行「解剖学ノート」と

※ステッドマン医学大辞典(文献引用)


 


 

 

 

 

 


コメントを投稿