kai881と愉快な仲間たち

アニメの聖地巡礼報告や旅行記など。

アリスとテレスのまぼろし工場 聖地・舞台情報(2023/10/22更新)

2023-09-16 23:25:52 | 舞台訪問・聖地巡礼

2023年9月15日公開、劇場アニメ・岡田麿里監督作品『アリスとテレスのまぼろし工場』の聖地に関して現状判明している情報をまとめて公開します。
映画館で上映されている作品のため、作中の背景情報がPV・映画パンフレット・私の記憶だけなので、正確性に欠ける可能性があります。
後に、情報の間違いが判明するかもしれません、ご理解のほどよろしくお願いします。
できる限りネタバレしないように記事を作成したいと思います。

※2023/10/3追記

公開3週間目、ネット上にもストーリーに関する情報が多数出回ってきました。
そろそろ作中の具体的なシーンぐらい書いても大丈夫ですよね・・・?

YOUTUBEにて、中島みゆき「心音(しんおん)」Music Video(フルver.)【公式】 が公開されました。
新しく公開されたカットも多数ありますので、こちらのキャプ画像も利用させて頂きます。

9月30日に物件数カ所へ実際に行って写真を撮影しました。
現地の写真に差し替えも行いました。


まず、作品の舞台の街が実在するのかどうか?とう疑問に関しては実在しないようです。
パンフレットに東地和生美術監督のインタビューが掲載されており、その中で「架空の街を舞台」と書かれています。
ということで、特定の市町村や街が舞台になっているわけでは無いようです。

しかしながら、作中で描かれている風景・製鉄所の高炉・その他のパーツ単位ではモデルが実在しています。
中でも岩手県釜石市に複数のモデル地があるようです。
私の個人的な見解ではありますが、あえて「舞台」を決めるのなら、岩手県釜石市がそれにあたる街だと思います。

釜石市は歴史的に製鉄の街です。
平安時代には既に砂鉄から鉄を作っていたそうです。
幕末の安政4年には西洋式の高炉が作られ、明治13年には官営釜石製鉄所が国内初の製鉄所として操業を開始したそうです。
その後、いろんな会社を経て新日本製鐵株式会社となり、平成元年に高炉・製鋼工程を休止。
高炉は既に解体され、現存していません。

現在は「日本製鉄北日本製鉄所 釜石市地区」という名前になっています。。
「釜石製鉄所」という表記がよく見られますが、正式名称ではないようです。
この記事では便宜上、釜石製鉄所と記載します。

ここまで書くと、釜石市がアリスとテレスのまぼろし工場作中の世界観にかなり近い事がわかるかと思います。
作中で具体的な西暦の年数までわかるシーンがありました。
(劇場で観た人は気づいたかな?)
釜石製鉄所の歴史と合わせて見ても、酷似している事がわかります。

※2023/10/3追記・キャプ画追加

ここまで書いたら、釜石市を舞台と認めてるようなものでは・・・?
(個人的な見解です)

 

 

前置きはこのぐらいにして、具体的なカットとモデル地について解説していこうと思います。


まずはPVのこちらのカット。

釜石製鉄所の入り口がモデルのようです。

 

アレンジが激しいので、この地点がモデルという根拠を解説しておきます。

●青色枠、サイズがバラバラのトラス鉄橋
 (三陸鉄道の橋梁です。なんでこんなサイズバラバラになったのか理由が知りたい)
●黄色枠、トラス橋の中に欄干あり。
●ピンク枠、制限高 4.0m

ここまで一致していれば、この地点がモデルと断言して問題ないかと思います。


釜石市上空の航空写真です。

作中、バス停にある地図がこの航空写真の地形に似ています。


作中の高炉のモデルですが、結論から言えば、「釜石製鉄所 第一高炉」です。

製鉄所の高炉なんて日本中にたくさんありますし、形状なんてどこも似たような物が多いです。
その中から、細かな特徴まで一致する物を探すのに苦労しました。
状況的に釜石製鉄所の高炉の可能性が高いとは思ったのですが、とっくの昔に解体済み。
画像検索でも断定できるだけの解像度がある写真が見当たらず。
仮に釜石製鉄所の高炉がモデルであったとしても、現存しない高炉をモデルとして、作中に出てくるような緻密な絵を描けるのか?
(作中ではいろんな角度からのカットがあるので、精密な3Dモデルが作成されているっぽい?)
などと思案(邪推?)しながら調べていたら、以下のサイトに遭遇しました。

https://4travel.jp/travelogue/11657804

釜石市、鉄の歴史館という施設に釜石製鉄所・第一高炉の模型が存在しているようです。

人様のサイトなので、画像を直接お借りするのは遠慮して、画像に直リンさせて頂きます。
(え?直リンでも大概だって?元サイトのURLも記載しているのでご容赦を)

模型の写真と作中カットでは角度が違うので、ちょっとわかりにくいのですが・・・。
●青色枠、飛び出た梁?部分にある小屋。
●黄色枠、煙突の位置および先端部の形状(色の順序は一致せず)
●ピンク枠、4個のパーツの角度

特に重要なのはピンク枠のパーツの角度が完全一致するところです。
(撮影角度が少し違うので、脳内でグルグルして補完してね)

おそらくですが、この高炉の模型をモデルにして作中の高炉を描いたのだと思います。
模型が存在するのであれば、既に解体された高炉がモデルになっていても納得です。
むしろ、現役の高炉をこの精度でロケハン取材するほうが難しいかも?

ちなみにですが、エンドロールの取材協力に現存する製鉄所の名前が出ていますが、高炉の形状は全く一致しません。

※2023/10/3 キャプ画追加

上記、模型の写真2枚目に近い角度がありました。


※2023/10/22追記

見伏市民会館大ホールのモデルに関して、春日さん(@jp_kasuga)より情報提供あり。

熊本県玉名市、(旧)玉名市民会館大ホールがモデルにようです。
令和2年に新ホールが完成して、こちらのホールは解体済み。

古いストリートビューには写っていますが、最新版では既に更地。

 


※2023/10/3追記

廃製鉄所の鉄製鳥居

この鳥居は茨城県ひたちなか市、ひたちなか海浜鉄道・阿字ヶ浦駅にある、
ひたちなか開運鐵道神社の鳥居のようです。
古いレールで作られているようです。

名車キハ222の塗装と鐡道神社化プロジェクトで延伸応援したい
こちらのサイトから画像をお借りしました。
(直リンで失礼します)

鳥居の柱にレールの継ぎ目があります。作中でも確認可能です。

 


※2023/09/18追記

PVの見伏の街のしたシーンです。実際の釜石市の地形とは一致しないのですが、赤く囲った箇所だけ局部的に一致します。
釜石製鉄所の原料荷揚げの桟橋と製品の積み込み施設です。
Google Earthで航空写真を傾けてそれっぽい角度にしてみました。

この製品を船に積み込む施設は「東日本製鉄所 釜石地区 全天候バース」という名称です。
街の遠景のカットにも建物が描かれています。
釜石市の尾崎神社~尾崎公園付近から見るとこの角度になると思います。

 


機関車と貨車のモデル

太平洋石炭販売輸送株式会社の機関車と貨車です。
写真はウィキペディアよりお借りしました。
機関車の塗装は異なっていますが、画像検索すると作中に近い塗装の時期もあったようです。
残念ながら2019年に鉄道事業廃止、機関車も貨車も既に解体済みとの情報。
エンドロールの取材協力には現在の社名「新太平洋商事」が入っています。

ちなみに、作中で連結されている車掌車ヨ8000が太平洋石炭販売輸送株式会社やどこかの製鉄所に所属していたという情報は得られず。

※2023/10/3キャプ画追加

 

 

※2023/09/18追記

てつはらさん(@tetsu_no_hara)からの情報提供です。

作中のクレーンが付いた鉄道車両ですが、国鉄ソ80形貨車だとの事。
北海道の三笠鉄道村に保存されているソ81がモデルのようです。
(写真はウィキペディアより)

 


オートレストラン みふせ のモデル。

これはわかりやすいですね、埼玉県行田市にあった「鉄剣タロー」というお店です。
レトロ自動販売機マニアたちの聖地だったらしいです。
残念ながら、コロナ禍の影響により閉店してしまったようです。

下記のサイトに店内の写真もあります。作中でも見覚えあり。

埼玉県のレトロ自販機スポット「鉄剣タロー」に隠された物語

 


連続コンクリートアーチ橋(鉄道橋)のモデル。

※2023/10/3 画像差し替え
(現地撮影)

おそらくですが、奈良県五條市、五新線新町高架橋(未成線)の遺構だと思われます。
五新線は奈良県五條市と和歌山県新宮市をつなぐ路線として計画され、途中まで建設されたものの、
建設途中で計画中止になり未成線となりました。
現在の国道168号線とほぼ同じ経路です。国道168号線の鉄道版って感じかな。
一部区間はバス専用道として利用されていたものの、トンネルなどの老朽化のため、バス路線も国道に変更されました。


●青色枠、橋脚部分の筋(逆Y字型)
●黄色枠、欄干の形状

私が調べた範囲では、五新線の遺構が最も酷似しています。
もし、五新線の遺構より作中に似ている場所があれば教えてください。

作中の鉄道橋は、このカット以外にも違った形状の物が複数出てきます。
五新線の遺構以外にもモデルとなった橋はあると思われます。


※2023/10/9 追記

プレートガーダー橋(鉄道橋)について

作中、列車が緑色の連続したプレートガーダー橋を渡るカットがありました。
おそらくですが、釜石市の釜石線・三陸鉄道の甲子川橋梁だと思われます。
作中での特徴は、緑色の連続したプレートガーダー橋、丸っぽい橋脚、川の右側道路の高さ制限の門です。
甲子川橋梁が条件に一致しています。ただし、こちらの橋は釜石線用と三陸鉄道用の2本の橋がかかっていますが、
作中では1本だけだったと思います。

ちなみに、橋の名前に関してですが、情報源によって表記にブレがあります。甲子川橋・第3甲子川橋などの表記も見られます。


※2023/10/9 追記

鉄筋コンクリートラーメン橋(鉄道橋)について

作中、五実を乗せた列車がトンネルを抜けて、海上(川の上?)を走行するカット。
山口県阿武郡阿武町、山陰本線の惣郷川橋梁(そうごうがわきょうりょう)がモデルだと思われます。
山陰本線の有名撮影スポットです。

●赤枠 手すり
●ピンク枠 円形の井筒基礎
●オレンジ枠 橋脚・梁・橋梁の接合部分の形状
作中でも、上記の特徴が一致することを確認しました。
ただし、中間の梁(横棒)の水面~路面の高さが一致してないです。


武甲山

※2023/10/3 画像差し替え


作中の山肌がどうみても武甲山ですね。
岡田麿里監督の出身地、埼玉県秩父市の特徴的な風景。
パンフレットのインタビューにも武甲山というワードが出てきます。
取材協力に関連する企業の名前もあり。


※2023/10/9 追記

水門のモデルについて

10/7に実施された「トークイベント&サイン会付き特別上映会@秩父」にてモデル地に関してもいくつか言及されていたそうです。
(残念ながら私自身は参加できなかったので、あくまで参加した方から聞いた情報です)

副監督氏の出身地が愛知県豊川市との事です。
「豊川市の豊川の水門に思い入れがあり、背景に入れた」
という旨の発言があったそうです。
ある程度地理的知識がある人なら、「豊川市の豊川の水門」といえば、豊川本流と豊川放水路の分岐点にある水門(豊川放水路分流堰)を想像するかと思います。
私もそう思って、ストリートビューで確認してみたのですが、作中とは特徴がほとんど一致しません。
スタッフが断言しているので、絶対にモデルはあるはずだと調べてみたところ、豊川上流の牟呂松原頭首工(取水堰)の水門がモデルになったと判断しました。
ちなみに、牟呂松原頭首工の所在地は豊川市ではなく、新城市です。


作中とは違いも多いので、こちらの水門がモデルだと判断した理由について説明しておきます。
(足場と手すりの有無、窓の数などが違う)

●赤枠 ワイヤーを吊るしている穴の形状
●黄色枠 柱が四角(角がある)
●オレンジ枠 部屋?の土台部分と建物部分で素材が違う
●ピンク枠 庇の先に屋根材の先が少し飛び出ている
という特徴が一致します。
豊川の水門でここまで特徴が一致するのは牟呂松原頭首工だけでしたので、牟呂松原頭首工がモデルになったと判断しました。

豊川放水路分流堰の画像も掲載しておきます。
上記4箇所の特徴がどれも一致しません。


三重県熊野市二木島町

親の顔より見た風景、凪あすの聖地、三重県熊野市。
・・・あ、すみません、嘘です、言い過ぎました。さすがに親の顔のほうが見てますね・・・。

TVアニメ「凪のあすから」は脚本を岡田麿里さん、美術監督を東地和生さんが手掛ける作品です。
凪のあすから作中で、二木島町の漁協の建物などがモデルとして使用されています。

赤で囲った橋が凪のあすからの背景で何度か出てきます。
二木島町の国道311号線の橋(左右反転)がモデルだと思われます。

※2023/10/3 現地撮影の画像に差し替え


※作中に合わせて左右反転させています。

アリスとテレスのまぼろし工場の作中でも一瞬だけ出てきました。
具体的には、魚釣りをしているオッサンが神機狼に呑み込まれるシーンです。
その一瞬でわかる程度には見覚えのある橋です。

4回映画館で鑑賞して、赤く囲んだ橋と数件の民家まで現地と一致する事を確認。
作中でも海辺のシーンですが、どこまで現地と作中が一致するかは円盤発売後に要確認ですね。


※2023/9/26追記
校庭のオブジェについて

パンフレットに収録されているカット。
作中、学校の校庭のシーンです。魚型のオブジェが2個あります。
このオブジェはモデルが存在しています。
東地美術監督が2017年にこのオブジェについてツイートしています。

上記ツイートのコメントに学校名も投稿されていますので、書いちゃって大丈夫ですよね・・・。
三重県、御浜町立御浜小学校の校庭にあるオブジェです。
※現役の小学校です。実際に巡礼する場合には各種配慮をお願いします。

※2023/10/3写真追加
現地にて撮影してきました。

ストリートビューでも確認可能です。

こちらが凪のあすから8話のカットです。


※2023/09/18追記

てつはらさん(@tetsu_no_hara)からの情報提供です。

駅の外観は岩泉線・岩泉駅がモデルのようです。
岩泉線は平成22年に土砂災害により不通、平成26年にそのまま廃止となりました。
旧岩泉駅舎は岩泉観光センターとして利用されています。

岩泉駅は一面一線の棒線ホームでした。
作中の駅構内は跨線橋も存在する広い駅です。構内は別のモデル地があるのかな?

 

※2023/10/9追記

作中、駅背後にある廃墟について

パンフレット、東地美術監督氏のインタビューにロケハンに関して少し記載されています。
廃墟巡りで長崎県の池島に行ったとの記載があります。
10/7に実施された「トークイベント&サイン会付き特別上映会@秩父」にて
「池島の建物もパーツ単位で参考にしている」
という旨の発言があったそうです。
そのうちの一つがこちらの建物(池島炭鉱 選炭工場)だと思われます。

作中では岩泉駅が駅舎のモデルになっています、その背後の山に廃墟のような建物が描かれています。
上記画像の中央少し右側の円形タンク状の構造物に見覚えがあります。
(あくまで私の記憶の範囲なので、間違っていたらごめんなさい)

美術監督氏の発言から推測するに、池島の島内には他にもモデルになった物件が存在していると思われます。


※2023/10/22追記

駅構内のモデルですが、線路の配置、跨線橋の形状から紀勢線・熊野市駅だと思われます。
まず、作中での線路の配線等を図にしてみました。
この条件に一致するのが紀勢線・熊野市駅です。

作中、まぼろし世界で駅のホームから線路に降りるカット。
跨線橋天井の明り取り窓3個(下の画像赤丸)が確認できました。
2個+1個の不規則な配置も一致しますので、熊野市駅の物の可能性が極めて高いです。

しかしながら、現実世界で列車が駅に到着するカットでは黄色丸の天窓5個は存在せず。
議論の余地は残ります。

 


最後におまけ。

作中商店街のモデル。
釜石市の商店街(震災前)ではありません。
パンフレットにカットが掲載されていますが、画像検索で出てくる釜石市の商店街とは一致しません。
アーケードの照明の形状が一致しないのと、作中では信号機が縦に設置されています。
釜石市は震災前も現在も横に設置が基本みたいです。
縦に設置するのは、積雪対策なので、どこか雪国に商店街のモデルがあるのかもしれません。

 


以上がアリスとテレスのまぼろし工場の聖地に関する考察記事です。


のんのんびより のんすとっぷ 聖地巡礼・舞台探訪 福岡県東峰村 岩屋キャンプ場

2023-08-06 22:07:59 | 舞台訪問・聖地巡礼

のんのんびより のんすとっぷ 「六話 みんなでキャンプに行った」に福岡県朝倉郡東峰村宝珠山にある 岩屋キャンプ場 がモデルとして登場しています。
九州旅行ついでに立ち寄ってきましたので、その報告です。

岩屋キャンプ場はJR日田彦山線の筑前岩屋駅から徒歩圏内です。
ただし、訪問した2023年8月4日時点では、日田彦山線は災害により不通、バス代行になっています。本数も限られるので訪問したい方はご注意ください。
なお、日田彦山線は添田駅~夜明駅(日田駅)はBRTで復旧工事が進んでいます。
2023年8月28日に開業予定だそうですが、先日の大雨で路盤が被災したとの情報もあるので、本当に開業できるのでしょうか??

 


キャンプ場のお手洗い・炊事場などがある建物。
近年改装工事が行われたっぽいです。ストリートビューでは改装前の建物が確認できます。
作中でお手洗いだった建物が物置になって、事務所?だったところがお手洗いに改装されているっぽいです。

 


屋外ステージは作中と現物でかなりデザインが違います。
建物は別にモデルがあるとか??

 


個別?キャンプ区画。
緑に飲み込まれていますが、作中と同じようにフェンスがあります。

 


炊事場。

 


個別区画のフェンス越しの風景。

 



以上、簡単ではありますが巡礼報告でした。

 

 

 

 

 

 


かいじゅう色の島・PV 聖地巡礼・舞台探訪 三重県鳥羽市・菅島

2021-03-09 20:32:34 | 舞台訪問・聖地巡礼

ヤングドラゴンエイジにて連載中の「かいじゅう色の島」のPVがYOUTUBEにて公開されました。
はっとりみつる先生の「かいじゅう色の島」コミック第1巻は2021年3月9日発売です。
コミックのためにこんな立派なPVが作られるなんて、今後の作品の展開が楽しみですね。


作品の舞台になっているのは、三重県鳥羽市の離島、菅島です。
菅島へは鳥羽市の市営定期船が鳥羽駅近くのマリンターミナルから発着しています。
早速現地まで聖地巡礼に行ってきましたので、その報告記事です。

作中の順番とは多少前後しますが、場所ごとに紹介していきます。

 


菅島の上陸ポイント、市営定期船の発着場です。


鳥羽磯部漁業協同組合の菅島支所前。


漁協のすぐ右側にある作業場。
作中とはあまり一致しません。大幅な補修ot改築が行われたようです。
作中建屋の奥に橋の欄干が少し見えています。
ストリートビューでは作中と同じ古い状態が確認できます。


漁協から見て少し南側、木下商店さん。


こちらは木下商店さんの裏側の路地。


木下商店さんのある道を奥に行けば菅島神社です。
菅島神社は作中と実地でいろいろと差異があります。
アレンジ多め。


祠とアワビお供え壇の位置関係も逆です。


灯籠と拝殿への階段も一致させるのは難しいです。
灯籠の文字等は一致します。


鳥居の逆サイド。


こちらのカットは漁協近くの食堂、重太郎屋さんの正面左側の道の奥です。
PVに出てくる場所の中で最もわかりにくい場所かと思います。


集落・漁港の少し北東側の海岸。


上記カットよりさらに遊歩道を奥に行ったところからの風景です。



以上、巡礼報告BLOGでした。


のんのんびより のんすとっぷ 聖地巡礼・舞台探訪 学研都市線・野崎駅周辺

2021-03-05 21:35:19 | 舞台訪問・聖地巡礼

のんのんびより のんすとっぷ「八話 先輩はもうすぐ受験だった」 に大阪府大東市・JRの学研都市線(片町線)野崎駅周辺の風景が登場しました。

ということで、早速聖地巡礼に行ってきました。

残念ながら?野崎駅の駅舎は2018年に取り壊されて、現在は新しい駅舎になっています。

旧駅舎はwikipedia等の画像をご参照ください。

 


野崎駅は野崎観音(福聚山慈眼寺)の最寄り駅で、駅前から野崎観音へ続く道が参道となっています。

駅前から参道への入り口の看板がこちら。「野崎参道」が作中では「駅前参道」になっています。


駅の東側、国道170号線(バイパスではなく旧道)沿いの「野崎観音前」近鉄バスの停留所。

バス停本体と横のフェンスぐらいしか一致しませんが・・・。


駅舎は新しくなってしまいましたが、駅右側のコンビニは現存しています。

作中での位置関係、パーツ配置などから、こちらのコンビニだと思われます。


物件が確認できて、現存しているのは3カットだけですが、細かく確認すれば他にもあるかもしれません。

以上、巡礼報告でした。


このはな綺譚 聖地巡礼・舞台探訪 歴史の宿 金具屋

2020-09-25 18:07:21 | 舞台訪問・聖地巡礼

前々から行きたいと思っていたこのはな綺譚・此花亭のモデル歴史の宿金具屋に行ってきました。
GO TO トラベルキャンペーンを使ってお得に宿泊できました。

長野県下高井郡山ノ内町 渋温泉にある金具屋は昭和11年に完成した木造4階建ての「金具屋斉月楼」などの歴史的建築物が特徴のホテルです。
「金具屋斉月楼」と「金具屋大広間」は登録有形文化財にも認定されています。
詳細は歴史の宿金具屋のWEBサイトをご確認ください。


作中での此花亭全景は斉月楼がモデルのようですが、建物の配置上全景を見る事はできません。
左半分しか見えませんが、外観もモデルという事はよくわかるかと思います。

建物内部は作中とほぼ一致する場所が多数あります。
複数の建物が内部で接続されており、階段も多数。
館内はまるで迷路です。迷路の中から作中と一致する場所を探すのは楽しかったです。



ってことで、いつも通り?作中との比較カットを並べておきます。
まずは宿の玄関まわりです。
作中とほぼ一致するかと思います。




斉月楼1階いろいろ。




斉月楼の1階~2階の階段付近。


斉月楼2階


斉月楼2階~3階の階段付近。




斉月楼3階~4階の階段付近。



斉月楼4階の電灯


こちらは潜龍荘2階。


これは斉月楼~潜龍荘の渡り廊下がモデルかな?


こちらは登録有形文化財の大広間。



大広間の建物の7階~8階の階段付近



館内でいくつか見かけたステンドグラスのランタン。


館内のいろんな場所にある歯車のような物があります。
この建物が建てられる以前、この場所には水車小屋があったそうです。
その水車小屋を取り壊した際に出た部品を建物内で使用したそうです。

夕方には宿泊者向けに館内を案内して回るツアーがあります。
朝には館内で利用する温泉の源泉ツアーもあります。

温泉内の撮影はご遠慮くださいとの事でした。
源泉ツアーで見れる浪漫風呂の裏側です。
作中でも何度か出てくるステンドグラス。


夜の斉月楼ライトアップも素晴らしかったです。


館内の探索、このはな綺譚巡礼、館内の温泉めぐり、宿泊者限定の外湯めぐり、案内ツアーなど楽しみどころたくさん。
ホテルそのものがアトラクションと言っても過言ではないです。
料理も素晴らしく、最高の宿でした。
私は1泊しかしませんでしたが、1泊だと全く時間が足りないかと思います。
できれば2泊以上で訪れる事をおすすめします。
宿泊料金は…、ご自身でチェックしてみてくださいね。

ちなみに、このはな綺譚巡礼者向けのコーナーもありました。


ではでは。

 


グランベルム 聖地巡礼・舞台探訪 滋賀県琵琶湖周辺

2019-07-14 22:42:55 | 舞台訪問・聖地巡礼

2019年夏アニメ・グランベルムの聖地が滋賀県の琵琶湖周辺(大津市・高島市)だと判明したので、ひと回りしてきました。
(2話放送時点)
先に書いておきます
ぶっちゃけ、背景は実際の風景と比べてかなりアレンジが入っている物ばかりです。
完全一致する箇所はほとんどありません。
とは言っても、背景モデル地が明白な物が多数ありましたのでその紹介です。


まずは琵琶湖観光の定番、堅田の浮御堂。
正確には「満月寺浮御堂」だそうです。
満月ちゃん・・・。



続いては高島市の白鬚神社。
(しらひげじんじゃ)
こちらも琵琶湖観光の定番スポットですね。本日も外国人観光客を含め、多くの人で賑わっていました。
作中の建物や湖上の鳥居でモデルが白鬚神社というのは明らかなのですが、建物などパーツの配置はほとんど一致しません。

遠景のカットで比較するとよくわかります。
拝殿・鳥居は明らかに白鬚神社の物なのですが、周辺の風景は全く一致しません。
駄菓子屋?の建物も存在せず。


拝殿・鳥居の前に階段なんて存在しないんですよねぇ。


こちらは有名な湖上の鳥居。
鳥居そのものは一致するけど、石灯籠は存在しません。


作中と実物の一致度が最も高いカットがこちら。
石碑・石灯籠・柵・ガードレールなどのパーツが一致します。


小高くなった場所にそれっぽいベンチは存在していました。
それっぽいと言っても、横板が3枚乗っている構造ぐらいしか一致しないですよね・・・。
これがモデルと言い切るのはだいぶ無理があるかと思います。


続いて大津市和邇(わに)地区の商店街。


交差点のど真ん中にある「榎石碑」。
詳細な解説はこちらのサイトあたりがおすすめ。

こちらのカットなのですが、現地の風景と直接は一致しないのですが、パーツ単位で見ていくと、


赤く囲んだ部分が和邇公民館前の生垣っぽいです。

本日撮影の現況だと看板が1枚なくなっていてすごくわかりにくいです。
ストリートビューの写真もアップしておきます。

こちらには看板が存在しているので、この部分がモデルになっている事が確認できます。

黄色で囲んだ建物ですが、近くにある豆腐屋の建物の窓がモデルでは?

全く確信は持てないですけども・・・。

ということで、グランベルム背景の街はいろんな建物や構造物を切り貼りして作られている可能性が高いです。
一つひとつ丁寧に探していけば、他にもモデルになった物が出てくる可能性が高いです。


続いて比叡山ドライブウェイの夢見ヶ丘の展望台。

立木や背後の山の形状は一致しませんが、駐車場・フェンス・双眼鏡などから、この地点がモデルだと判断できます。
本日は完全に雲の中でした。琵琶湖は全く見えず。
画像検索をすれば、琵琶湖の風景もほぼ一致する事がわかります。

比叡山ドライブウェイは有料の観光道路です。
実際に巡礼に行く方は公式サイトにある割引券をお忘れなく。
バス路線もありますので、バスでのアクセスも可能です。


最後に作中に何度も出てくる大きな橋、琵琶湖大橋です。


こちらは琵琶湖大橋西詰、道の駅 びわ湖大橋米プラザの裏側からのカット。


橋の上からのカット。
西向き車線(南側)の橋です。
正確にカット合わせをしようと思うと、車道に出る必要があります。
この交通量だとあまりにも危険なので、歩道内で撮影しています。

ちなみに、このカットを撮影する時はびわ湖大橋米プラザの駐車場から歩く事をおすすめします。

駐車場からこの穴を抜けると、西向き車線の橋(南側)の歩道にアクセス可能です。
琵琶湖大橋東詰(守山市側)から歩くと、かなり遠いです。ピエリ守山駐車場からのアクセスもかなり困難。
琵琶湖大橋東詰交差点(湖岸道路×国道477)まで徒歩で道路を横断する場所がありません。
実際に巡礼を考えている方はご注意ください。

最後にこちらのカット。

守山市側(北東側)からの撮影だと思って実際に行って撮影してみたのですが・・・。


いろいろと一致しません。


黄色で囲んだ箇所に注目。
歩道が広くなっています。これは航空写真でも確認可能。
東向き車線の展望台とは形状も位置も一致しません。


赤く囲んだ2本の橋の見え方などから考えて、堅田側(南西側)からのカットだと思われます。
しかし!、琵琶湖大橋の南西側湖岸は一般人が立ち入れません。


ということは・・・。
湖上(船上)からの撮影の可能性が高いです。

今後の放送で湖上のカットが多数出るかもしれません。
その場合、レンタルボートで湖上探訪会をやったら誰か同行してくれますか??
一応、船舶免許は持っていますので操船は可能です。


以上、グランベルム2話(一部1話)の巡礼報告でした。


カードキャプターさくら クリアカード編 聖地巡礼・舞台探訪 三重県桑名市 六華苑

2018-05-27 10:42:44 | 舞台訪問・聖地巡礼

本日放送のカードキャプターさくらクリアカード編20話でさくらの曽祖父の別荘のモデルとして、三重県桑名市にある「六華苑」という大正時代に建設された洋館が登場していましたので、早速巡礼に行ってきました。




作中の背景と現地を比較したところ、一致するのは外観と一部のパーツだけで、建物内の構造や調度品は一致しませんでした。
一致する箇所の比較画像をアップしておきます。

 



外観はほぼ一致ですね。
本日は何やらイベントが開催されるらしく、神楽?のような物が設置されていました。

 



ちょっと角度違い。
ほぼ正面から。

 



内部に関してはほとんど一致しませんが、洋館玄関の戸と窓割りはほぼ一致です。

 



照明器具はいくつかのパターンがありました。
2階書斎に使われていた物が作中とほぼ一致するようです。

 



作中、なでしこさんの部屋だった部分は実際には存在しません。
部屋部分とベランダ・欄干は架空の増築。


以上。


のんのんびより 聖地巡礼・舞台探訪 千葉県南房総市・吉井大井戸周辺

2017-03-21 18:06:49 | 舞台訪問・聖地巡礼

 

のんのんびより千葉物件の聖地巡礼に行ってきましたのでその報告です。
細かな箇所も含めて私が確認して判明した箇所はすべて掲載しています。
周辺でさらに調査すれば他の物件も見つかるかも?
エリア的には南房総市の吉井大井戸・水車小屋付近のごく狭い範囲です。
作中では主に1期4話・12話で登場しています。

ということで、比較画像を並べておきます。



まずはこちらの一枚。
作中で直接使われていた記憶はないのですが、各種グッズ等で使われている絵です。
水車小屋南側の広い道路近くから西向きです。




吉井大井戸・水車小屋。
周囲などは多少アレンジされていますが、ほぼ一致します。



角度違い。



小屋横の小川を渡る橋。





小屋横の道路





小屋南側の広い道路付近から3カット。



小屋北側、県道交差点手前の橋梁。



小屋北側の田んぼ脇里道からの遠景。
西に向いて大ズームです。



コレに関しては一致度が微妙なので、この場所という確信は持てないんですが・・・。
上記橋梁横の里道です。



のんのんびより りぴーと 2期12話(最終回)にて登場したカットです。
こちらも小屋北側の里道より撮影。




以上です。


凪のあすから 聖地巡礼・舞台探訪 三重県熊野市新鹿町沖の海上

2016-01-12 23:27:37 | 舞台訪問・聖地巡礼

2016年1月11日に実施した第9回凪のあすからファン交流会で発表した、新鹿海岸沖物件の報告記事です。
第8回交流会の際にそれらしき建物の存在に気がついて、年末に現地調査・交流会視察を兼ねて乗船して確認しました。
海上からのみ撮影可能な角度なので、交流会で漁船をチャーターするイベントを開催しました。
凪あすのBD・DVDに同梱されている冊子のスタッフインタビューを読んだ方は気がついているかもしれませんが、美術監督の東地和生さん、美術設定の塩澤良憲さんのコメントでロケハンに関する記載があります。
東地さんのコメントでは「太平洋に面した小さい漁村に取材に行って、一般人も乗れる船に乗せてもらえた」
塩澤さんのコメントでは「漁船にも乗り込み、ムービー撮影をした」
との記載があります。この際に撮影した風景を元に背景が描かれたのだと思われます。


ということで、比較画像です。
1話でまなかを海に残して3人で陸に上がるシーン。
鴛大師の漁港の後ろ側です。


新鹿駅の少し南西側の風景です。
光の頭のすぐ横に見える建物が、凪あす背景では珍しい純日本様式・瓦屋根っぽいので、以前から実在するのでは?と思っていました。


次にこちらのカット。赤丸で囲まれた一部分だけですが、実在する町並みがモデルになっているようです。

わかりにくいのでアップで。

まなか捜索中のシーンでも使われているようです。


以前にもツイートした事がありますが、”凪のあすから 電撃20周年祭 上映PV”の造船所の後ろに楯ヶ崎っぽい物が描かれています。
こちらも海上から撮影しました。
(というか、通常の遊覧コースは楯ヶ崎がメインです・・・)




今回、船を出して下さったのは、熊野市遊木町にある有限会社ハマケン水産様です。
漁船を使った楯ヶ崎遊覧事業をされています。今回の交流会では、特別に波田須沖まで船を回したり、新鹿沖で撮影タイムを確保して頂きました。ご対応ありがとうございました。
通常の楯ヶ崎遊覧コースでも、遊木漁港を出て少し南に進んだあたりから今回の記事で発表したカットが撮影可能です。
コースのアレンジや料金に関してはハマケン水産様までお問い合わせください。

有限会社ハマケン水産
三重県熊野市遊木町101-2
TEL 0597-87-0238


以下おまけ画像です。

ハマケン水産様の浜丸


波田須沖、天女座で旗を振る紫帆さん・とんちゃん・倉原さん。


波田須駅沖です。


【イベント案内】 天女座&凪あすファン 汐鹿生体験交流会 ~高知のヴィラ・サントリーニへ~

2015-12-16 22:20:47 | 舞台訪問・聖地巡礼

2016年3月20日(日) ~ 21日(月祝)
天女座&凪あすファン 汐鹿生体験交流会
 ~高知のヴィラ・サントリーニへ~ 

  第10回:凪のあすからファン交流会


凪のあすからの舞台、くまの天女座の矢吹紫帆さん(@tennyoza2014)の呼び掛けにより、凪のあすからファンの交流会を開催する事になりました。

今回は特別編として高知県にあるホテルヴィラ・サントリーニさまを貸しきって交流会を開催いたします!!
演奏希望者も随時募集中!!
 
凪のあすからで登場する海村 汐鹿生(しおししお) のモデル地はギリシャにあるサントリーニ島と言われております。

実際に現地まで訪れると、1週間の休暇と15万円近くの費用がかかってしまい、なかなか訪問するのは難しいと思います。

 そこで、高知県にあるリゾートホテル ヴィラ・サントリーニ さんに宿泊して、サントリーニの雰囲気を楽しんでもらおうと計画しております!

コスプレしての撮影も歓迎です!!(貸切なので特別にOK)

 
くまの天女座は、作中では14話~20話のオープニング冒頭に入口が出てきます。
(作中では人魚座として登場します)
この機会に是非とも凪あすの聖地での交流会にご参加ください。

  なお、このイベントは非公式なファン開催のイベントです。

今回は、リゾートホテルを貸しきることを前提に交流会を計画しております。

部屋数は14部屋、最大25名さまほど宿泊できます。
申し込みはお早めに!!
貸切可能人数に満たない場合、高知県内の別会場で交流会開催&希望者のみヴィラサントリーニで宿泊になります。


予約&問い合わせ

 先着順で宿泊者を調整中しますが、最終申し込み期限は2016年1月20日を予定

 申し込みは別途こちらの宿泊申し込みフォームに記入お願いします。

  下部に掲載している申し込み用紙を利用してFAXでの申し込みも可能です。

 お支払い条件

宿泊代金は交流会・天女座(くまの天女の会)にて管理させて頂きます。
(交流会にて全額ホテルへの支払いを予定しています)
1月20日の申し込み締め切り後、数日以内に振込先の銀行口座を連絡致します。
1月30日までにお振込みください。
(銀行口座は『くまの天女の会』の口座を用意しています)

キャンセルについて

1月20日までのキャンセルについては無料です。
それ以後のキャンセルについては以下の通りです。

●1月20日時点でヴィラサントリーニ満室貸切りが確定した場合
 基本的に返金不可です。
 但し、追加募集で当日までに他の参加者が見つかった場合は、
 お支払い頂いた金額から振込手数料を差し引いた金額を返金させて頂きます。

●1月20日時点でヴィラサントリーニ貸切りを断念した場合
 振込み前のキャンセルは無料です。
 その後のキャンセル料は以下のとおりです。

   8~4日前=20%、3日前=30%、2日前=50% 前日・当日=100%

 お支払い頂いた金額からキャンセル料・振込手数料を差し引いた金額を返金させて頂きます。

万が一、悪天候・天災その他やむを得ない事由により、交流会開催不能・宿泊不能となった場合の

 キャンセルはヴィラサントリーニ様のキャンセリポリシーを適用させて頂きます。

 今回の「凪あすファン交流会inヴィラサントリーニ」の参加費用はホテルに支払う金額のみです。

交流会運営の費用・交流会スタッフへの日当等は一切含まれていません。
費用の徴収漏れ等があれば、穴埋めは有志の交流会スタッフの私費を投入する事になります。
ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

 

 

のんのんびより りぴーと 舞台探訪・聖地巡礼 和歌山県かつらぎ町天野の里

2015-10-07 21:17:31 | 舞台訪問・聖地巡礼

天野の里までのんのんびよりりぴーとのカット回収に行ってきました。
1期では天野の里一帯に多数の物件がありましたが、りぴーとでは少なかったですね。
(まぁ、気づいてないだけで、他にも物件があるかも)
3カットのみですが、BLOG記事にしました。



こちらは13話(最終話)に出てきたカットです。
りぴーとでは合成・改変のカットが多かったですが、ココはほぼ完全一致ですね。



こちらは丹生都比売神社、駐車場横の道です。
1期にも出ていましたが、りぴーとで出てきたほうがすこし広範囲が描かれています。
1期ではなかった電柱があります。実地にも形状は少し違うものの電柱がありますので、ココだという物証が少し増えた感じですね。



右側の農機具小屋と道路が一致です。
この農機具小屋は1期でも出ていましたが、全く違った背景で使われていたので、一応掲載しておきます。



この他にも、パーツ単位では天野の里の風景が使われいたりしましたが、記事にするほどではないかなぁと。
のんのんびよりはまだまだ未発見のカットが多いので、今後も新しい場所が見つかるといいですね。


のんのんびより 舞台探訪・聖地巡礼 埼玉県秩父市 浦山口駅周辺

2015-09-29 15:35:44 | 舞台訪問・聖地巡礼

しばらく前に判明したのんのんびより秩父物件のカット回収に行ってきました。
ここさけ・あのはな巡礼ついでに、のんのんびより巡礼もいかがでしょうか?

私のツイート・他の巡礼者のBLOGやツイートでも報告があったと思いますが、のんのんびより りぴーとにて秩父鉄道浦山口駅近くの湧水汲み場(不動名水)が使われていたので、その周辺を探したところ、1期4話・12話の物件が判明しました。
不動名水の水汲み場自体は作中とさほど似ていませんが、近くに別ののんのんびより物件があるということは、モデルである可能性が高いかと思います。



 

イマイチ一致しませんね。雰囲気だけは似ています。




水汲み場のすぐ右側がこちらのカットです。



上記写真の左側の道を直進するとこちらのお地蔵さん。



上記お地蔵さんから数十メートル進んだところにある駐車場の入口。



さらに進んだら、こちらの場所に出ます。



現状、浦山口駅周辺で発見できたのは上記の場所で全部です。
探せばまだあるかも??


心が叫びたがってるんだ。 舞台探訪・聖地巡礼 埼玉県秩父地方・栃木県足利市

2015-09-28 23:52:01 | 舞台訪問・聖地巡礼

ここさけ巡礼のために秩父までやってきました。
作品が素晴らしすぎて我慢できずに夜行バスを予約してしまいました・・・。
なお、この記事で引用している作中のキャプチャ画像は、公式サイトやYOUTUBEで公開されている物を使用していますが、解説等でネタバレになるかもしれません。まだ鑑賞していない方はご注意ください。

今回はエリアごとに分けてまとめてみました。


■大慈寺■

秩父札所十番 大慈寺
住所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬5151

作中、に何度も出てきます。坂上家近くのお寺。










比較画像はありませんが、作中ではこの辺も出ていたような。


■コメリハードアンドグリーン横瀬店付近■
坂上家最寄りのバス停とコンビニがあります。
作中ではローソンですが、実際にはモンマートです。
というか、営業していません。





なお、この場所にバス停は実在しません。
そこそこアレンジが入っている様子。



■坂上家■
坂上家の立地・モデルはこの付近のようです。
一般の住宅地なので具体的な場所の公開は控えさせて頂きます。



■横瀬駅■
西武秩父線・横瀬駅。
学校の最寄り駅という設定っぽいです。


駅舎。



駅横の観光案内所



セメント工場が目立ちます。





作中にはこんなカットもあったかと思います。


■西武秩父駅~牧水の滝~羊山公園 見晴しの丘■
PV・CMで出ているおなじみの場所。
西武秩父駅前から羊山公園まで順番に




卵に声を封印された場所です。
牧水の滝横の遊歩道。背景部分はわりとアレンジが入ってるっぽいです。




羊山公園 見晴しの丘。
こちらの夜のカットは西武秩父駅らしき建物が写っているので、この場所でOKかと。


山の上のお城の立地に関してですが、作中の流れを追いかけると、1枚目の順の後ろが2枚目の絵になります。
立地のモデルを秩父市内で探してみたのですが、同じ場所は見つかりませんでした。

羊山公園 見晴しの丘からの写真と比較してみると、部分的に一致する場所がある事がわかりました。
赤丸で囲んだ部分の建物が完全に一致します。
秩父市内のいろんな場所の風景を合成したものだと思われます。
秩父をモデルにしたアニメで、多くの場所は作中も実物もほぼ一致しますが、ここは大幅に改変されています。

私的な見解ですが・・・。
”山の上のお城は秩父市内にある設定だが、施設の性質上具体的な場所までは決めたくない。”
という意味ではないでしょうか?


■花の木小学校周辺■
秩父市立花の木小学校の周辺です。
成瀬家はこの付近という設定のようです。






■番場町公会堂■
拓実と菜月が夜に歩いているのは番場町公会堂付近です。
作中でも看板が描かれているのでわかりやすい場所です。





■レストラン・ジョナサン■

番場町近く、秩父神社横にあるレストラン・ジョナサン。
作中で店内も出ています。
店員さんに尋ねたところ、この写真のテーブルだと思われるとの事です。
作中では鏡は描かれていないとの事。


■御花畑駅周辺■

御花畑駅と西武秩父駅の間にある踏切。


比較画像はありませんが、この辺も作中に出ていました。


上記踏切から少し西に行ったところ。
埼玉県秩父地方庁舎付近。



■栃木県立足利南高等学校■
作中、取材協力としてエンドクレジットに記載されていました。
生徒が登校していないであろう早朝時間帯を狙って撮影に行きました。
が、たまたま学校行事があったらしく、すでに職員の方がいらっしゃいました。
職員さんのご厚意により敷地内に立ち入り、玄関付近を撮影させて頂きました。




※今回は現場の職員さんのご厚意により立ち入りできましたが、今後撮影希望者が増えた場合の対応に関しては不明です。
絶対に無断で立ち入らないようにお願いします。



野球部のベンチも作中とほぼ一致してるっぽいです。
(これは敷地外からの撮影)


■横瀬中学校と足利南高等学校の関係■


こちらのカットですが、下記の2枚の写真を合成した物です。

足利南高等学校の校舎

大慈寺近くの川(用水路)の柵。

2枚目の写真の奥に写っている建物は横瀬町立横瀬中学校です。
横瀬中学校の校舎を足利南高等学校に置き換えているようです。

作中の高校(揚葉高校)の設定上の立地は横瀬中学校の場所だということがわかります。


グラウンドから見える武甲山もこの立地なら納得です。
学校の最寄り駅が横瀬駅。
坂上家から「歩いてでも行ける」という話にも矛盾はありません。



順が学校から走りだしてコケるシーンです。
横瀬中学校のグラウンドすぐ西側にある駐車場前っぽいです。
ちょっと写真の角度が悪かったのですが、路面の舗装が2色に分かれている。
歩道部分にグレーチングのある排水溝等の特徴が一致します。
順は学校を飛び出して、わりとすぐに転んだみたいですね・・・。


以上、巡礼報告BLOGでした。


のんのんびより りぴーと 舞台探訪・聖地巡礼 新潟県魚沼市 旧柿ノ木駅・周辺

2015-09-17 17:59:50 | 舞台訪問・聖地巡礼

のんのんびよりりぴーとの舞台探訪で只見線・旧柿ノ木駅のに行ってきました。
駅から少し離れた場所にも新規物件がありましたので、その調査・報告も兼ねて。
作中では、主に1話の背景として出てきています。

いつも通り、順番に比較画像を並べておきます。



最も一致度が高かったのはこちらのカット。
線路を挟んた反対側からのカットです。



こちらのカットもほぼ一致ですね。



上記の逆サイド。
公園部分はほぼ一致。奥の建物はだいぶ改変されています。



道路側からのカットは配置がアレンジされています。



位置関係がいまいち一致しませんが、建物が一致しているのはわかるかと・・・。



駅名看板と建物の壁ぐらいは一致します。

その他、作中の背景と比較してみましたが、駅前の民家等の建物はほとんど一致しない場所が多かったです。



以下、只見線と平行して流れる破間川を渡った対岸にいくつか物件がありましたので、その報告。
場所は下記の地図をご確認ください。赤丸のところです。

 



こちらのカットは1話と10話で使われています。
(これは10話の物)



こちらのカットですが、まさかのバイクまで一致です。
所有者の女性とお話できましたが、いつもここにバイクを置いて畑仕事をしているそうです。
ちなみにこのバイク、カブではなく、スズキ・バーディーでした。
所有者の女性曰く、自慢の一台だそうですw

 



上記カットのバイクがある右側の踏切です。
この踏切で正解だと思うのですが、踏切パーツが一致していないので、微妙かも。



雑草が伸びているため、ものすごくわかりにくいのですが、側溝の蓋の並びが一致します。
作中にタイヤはありませんが、この場所で正解かと思います。




以上、報告BLOGでした。


響け!ユーフォニアム 第1話 舞台探訪・聖地巡礼 京都府宇治市

2015-04-09 19:53:29 | 舞台訪問・聖地巡礼

京都アニメーションの新作アニメ、『響け!ユーフォニアム』の1話が放送されましたので、早速モデルになった場所に行ってきました。
主に宇治市内(塔の島周辺・六地蔵エリア)がモデルになっている様子です。
作中の順番で紹介していきます。



まずは冒頭部で出てくるこのカット。
宇治上神社の裏手、大吉山の展望台からの眺めです。
宇治上神社の横の道路を少し北に歩いた所に遊歩道の入り口があります。
ゆっくり歩いても宇治上神社から15分ほどで到着するかと思います。



冒頭部のこのカットは平等院と宇治川の間の遊歩道だと思います。
作中より桜の木が少ないような気がしますが、タイルのパターンが一致します。




学校は京都府立菟道高等学校がモデルのようです。
今日(4月9日)が入学式みたいですね。
残念ながら、今年は桜の花がほぼ散ってしまっていますが・・・。



OPに出てくるこのカットは宇治橋西詰め交差点からJR宇治方面を見たところにある時計。



上記カットの場所で左を向いたら宇治橋の欄干。



こちらのカットは菟道高校前の住宅地にある羽戸山緑地横だと思われます。
電柱のパーツの並びと、ガードレールの種類からここだと判断しましたが、
奥に見える景色は一致しません。おそらくですが、学校の屋上あたりから撮影した物と合成されています。



続いて京阪六地蔵駅近く、山科川の堤防です。
川の東岸、JRの線路を潜る通路部分だと思われます。
雑草が伸びすぎてて、コレ以上鉄塔との位置関係を合わせようとすると、道が写らなくなるので、こんな写真になりましたが・・・。




学校の最寄り駅は京阪六地蔵駅という設定みたいです。
観光案内・バス案内の看板の位置は意図的に改変されているっぽいです。








京阪六地蔵駅構内。
改札横に響け!ユーフォニアムのポスターが貼られていますねw








京阪電車で通学っぽいですね。
でも、京阪宇治線の車両内とは一致せず・・・。




ベンチのシーンのモデルの場所は、平等院と塔の島の間にあります。
ただ、ちょっとベンチの角度や形は改変されているっぽいです。







 

 


久美子のマンションの立地のモデルはココみたいです。
建物はないですけどね・・・。
平等院の南側、府道沿い。


宇治神社のシーン。
ここはバッチリ看板に名前も書いてあるのでわかりやすいですね・・・。







 



宇治橋の府道をすこし東に行ったところ。




京阪宇治駅。
久美子はここから電車に乗って学校に通っている設定っぽいですね。




以上、響けユーフォニアム1話の舞台探訪の報告でした。