グラスリップ作中、背景の街並みは福井県坂井市三国ってのはよく知られていると思います。
先ほど、”作中の街”と”実際の街”で東西南北の方角が反転されている事に気がつきました。
この話はツイートだけで済まそうかとも考えたものの、話が長くなりそうだったのでBLOG記事にまとめる事にしました。
気づいた経緯から書きますと・・・・。
10話「ジョナサン」の中のこのシーンで違和感を感じました。
透子が麒麟館(龍翔館)を見上げるシーンです。
方角云々より、凪あすの美海・さゆっぽい子供に違和感を感じた人が多いと思いますが・・・。
そこじゃなくて、、、、
龍翔館の向こう側に太陽が見えています。
航空写真で見るとよくわかるのですが、作中の位置関係的に赤く囲ったあたりから龍翔館を見上げてると思われます。
ピンクで囲ったのが龍翔館。
”実際の街”では見上げてる場所より、龍翔館のほうが北に位置しているわけです。
北側に太陽が見えるわけがないですね。
という事で、他のシーンも確認してみました。
港橋のシーンですが、信号機の陰があります。
これを実際の航空写真(地図)に当てはめてみると。
矢印の方向に影がある。
=太陽の差し込む方向。
やっぱり”作中の街”では北側に太陽があります。
こちらのカットも比較してみましょう。
三国港突堤です。電柱の影の方向を確認してみます。
真北ではありませんが、少なくとも”実際の街”ではありえない角度から日が差し込んでいます。
もう1カット。
屋根の日当たり的に、矢印の方向に日差しが差し込んでいるのがわかります。
これも北に近い角度からですね。
2回目の巡礼の際に、たまたま同じ角度で撮影した写真がありました。
屋根への日差しの方角が逆なのがわかります。
どのカットも意図的に日差し(影)の方向が反転されているようです。
上記の検証により、”作中の街”と”実際の街”の方角(方位)は180度逆転されているこ事がわかりました。
少しわかりにくい説明なので、航空写真で見てみましょう。
こちらは”実際の街”の東西南北です。
”作中の街”では方角(方位)が180度反転されているという事です。
北が南になって、東が西になっています。
ただ、100%必ず逆というわけではなさそうですが・・・。
こちらのカットは現実でもありえる影の角度です。
で、太陽ってのは、東から昇って西に沈むわけですが、、、
三国のサンセットビーチは西向きなので、サンセット(日の入り)なんですよね。
作中では東向きという設定になってます。
つまり
”日之出浜”
になるわけです。
コレが言いたくてBLOGを書きました・・・。
以上です。