朝日村の公共交通機関はバスのみである。
この度唯一の足である私鉄のバス路線の廃止が決まり、通院や通学できなくなってしまう事態に
陥りそうになっている。
公民館での地区ごとの説明会があり、15才以上の全住民を対象にしたアンケートがあった。
”乗客がほとんどいない” バスの現状は皆分かっているので、廃止を撤回しようと言う声は聞かない。
じゃあどうやって足を確保すればいいか。この事に村民一同悩んでいる。
村内を回っている福祉バスを延長し他市町村と繋ぐか、デマンドバスにするか、
近所寄り合って自家用車を出し合うか、タクシーを使うのに補助金を出すか。。。
バスがある今でさえ、部活で遅くなったらもうバスがない。通院はバスと電車の乗り継ぎで1日がかり。
交通弱者と呼ばれる人達はとても苦労している。
ゆえに1家に何台も車があったりするが、車がなくバスか自転車、徒歩しか交通手段がない家ももちろんある。
今は車が運転できても、いつか必ず運転できなくなる日はやってくる。
とても人ごとではない。公共の交通機関は絶対必要だ。
少ない村の予算の中での最善の策はなにか。
いい知恵はないだろうか。