「ビブリア古書堂の事件手帳～栞子さんと奇妙な客人たち～」三上延/メディアワークス文庫/￥590（税別）
この本も話題になりつつ読み逃してしまっていた本です。
図書館で借りました。
売れたわけがわかりますね。
面白いです。
ドラマ化も納得です。
ドラマは見ていないのですが、見たかったな～と今更ながら思います。
いろいろ突っ込みどころもたくさんあります（笑）
第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』の話とか。
せどり屋さんがこの本についてこういうことを言うんです。
「人付き合いが苦手で世渡り下手な貧乏人が、不満ももたねえでいきていく、なんてただの願望だわな。まして、そいつの前に純真無垢な若い娘が現れて優しくしてくれる、なんてあるわけねえじゃないか」
二話の終わりにこのせどり屋さんと仲良くなる女子高校生もこの本についてこういうことを言います。
「あの話って願望全開だよな。こんな女いねえよって最初は思ったけど、願望だって分かって書いている。それがはっきりしているから、いい話なんだと思う・・・（略）」
私、この本読んで同じこと思いましたから（笑）
栞子さん・・・
若くてきれい、しかも巨乳！初めての人とはうまくしゃべられないほどの人見知り。
しかし賢くて優しくて謙虚。
本の時だけ目を輝かせて饒舌にしゃべる・・・
「俺（五浦大輔）」には心を開く・・・
おいおいおい！みたいな？
「なんてあるわけねえじゃないか」みたいな？
でもこの女子高校生の心境になります。
「あの話って願望全開だよな。こんな女いねえよって最初は思ったけど、願望だって分かって書いている。それがはっきりしているから、いい話なんだと思う・・・」
読んでみたくなりましたもん。小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』。
さて、私自身のことですがストレス溜まってます・・・。
食事は腹八分目。
間食はナッツかフルーツかチョコレートひとつと豆乳オレ。
それでも体重がぐんぐん減っているかといえばさほど変化なし。
（太ることはまったくないです。）
以前こういう気分の時は書店に行って本を買ってました。
雑誌と本合わせて３～５冊くらい。
本を断捨離してから本を買うにも抵抗が・・・（すっごい欲しいと思ったものは買っていますが）
それでもモノを処分したりして充足感はあったのですが、一通りは処分したので・・・
いや、ミニマリストと比べたらまだまだモノはあります。
処分すればいいじゃん！と思うのですが、ちょっとそこも詰まっています。
う～ん・・・
ケーキとかがっつり甘いもの食べたらまたがんばれるのか・・・？
無駄遣いをしたらすっきりするのか・・・？
ぱーっとお出かけしたらすっきりするのか・・・？
どれもちょっと違う気がします。
只今模索中です。
