先日とあるHPで今まで探し求めていたiPodのDockコネクタの詳細なピン配置を発見しました。
その中で実に興味深い内容がありました。
それは21ピンの説明のところです。
表の21ピンの部分だけ抜粋します。
内容的としてはこのピンとGND間の抵抗の値によってアクセサリを認識しているという感じです。
この中で1MOhmのところの記述に面白いことが書かれていました。
簡単にすると
「21ピンとGNDとの間を1Mオームの抵抗でつなぐと電源が落ちた時に自動的にiPodを停止させることができる」
というような感じのことが書かれています。
僕はiPodの本体の機能として電源が落ちたら再生を停止させる機能を持つべきだと思っていましたがこのような仕組みが用意されていたのですね。
ということでこんなことを知っちゃったら試して見たくなるのが僕なので早速やってみました。
先日購入した部品で試そうと思いましたが、コネクタ部分を分解したことのあるFirewire接続のDockコネクタケーブルが有ったのでまずはそれで試してみることにしました。
まずはコネクタ部分を分解しました。
こんな感じになります。
そして21ピンとGND(29,30ピン)の間を1Mオームの抵抗でつなぎます。
ちょいとピンボケですがちゃんとはんだ付けできています。
ビニールテープで保護した後コネクタを元に戻します。
これで完成したはず。
動作確認にはFireWire給電バッテリーを使いました。
先ほど作成したケーブルで接続します。
電源をONにすると12V電源が供給されて充電済み表示になります。
バッテリーのLEDが点灯していて給電状態であることがわかります。
再生ボタンを押して再生状態にします。
そして再生中にバッテリーの電源をOFFにすると目論見どおり一時停止状態になりました
バッテリーのLEDは消灯しています。
このまま放置するとスタンバイ状態に移行します。
こんな感じで車のシガーライター電源からFireWireの12V電源を取るアダプタを使って作成したケーブルで給電しておくと車の電源に連動してiPodを停止状態にすることができます。
こんなに簡単なら車載用の給電ケーブルにはこの機能は標準で付けるべきだと思いますね。
さて次は何をしようかな。
お楽しみに
その中で実に興味深い内容がありました。
それは21ピンの説明のところです。
表の21ピンの部分だけ抜粋します。
Pin | Signal | Description |
21 | Accessory Indicator/Serial enable | Different resistances indicate accessory type: 1kOhm - iPod docking station, beeps when connected 10kOhm - Takes some iPods into photo import mode 500kOhm - related to serial communication / used to enable serial communications Used in Dension Ice Link Plus car interface 1MOhm - Belkin auto adaptor, iPod shuts down automatically when power disconnected Connecting pin 21 to ground with a 1MOhm resistor does stop the ipod when power (i.e. Firewire-12V) is cut. Looks to be that when this pin is grounded it closes a switch so that on loss of power the Ipod shuts off. Dock has the same Resister. |
内容的としてはこのピンとGND間の抵抗の値によってアクセサリを認識しているという感じです。
この中で1MOhmのところの記述に面白いことが書かれていました。
簡単にすると
「21ピンとGNDとの間を1Mオームの抵抗でつなぐと電源が落ちた時に自動的にiPodを停止させることができる」
というような感じのことが書かれています。
僕はiPodの本体の機能として電源が落ちたら再生を停止させる機能を持つべきだと思っていましたがこのような仕組みが用意されていたのですね。
ということでこんなことを知っちゃったら試して見たくなるのが僕なので早速やってみました。
先日購入した部品で試そうと思いましたが、コネクタ部分を分解したことのあるFirewire接続のDockコネクタケーブルが有ったのでまずはそれで試してみることにしました。
まずはコネクタ部分を分解しました。
こんな感じになります。
そして21ピンとGND(29,30ピン)の間を1Mオームの抵抗でつなぎます。
ちょいとピンボケですがちゃんとはんだ付けできています。
ビニールテープで保護した後コネクタを元に戻します。
これで完成したはず。
動作確認にはFireWire給電バッテリーを使いました。
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先ほど作成したケーブルで接続します。
電源をONにすると12V電源が供給されて充電済み表示になります。
バッテリーのLEDが点灯していて給電状態であることがわかります。
再生ボタンを押して再生状態にします。
そして再生中にバッテリーの電源をOFFにすると目論見どおり一時停止状態になりました
バッテリーのLEDは消灯しています。
このまま放置するとスタンバイ状態に移行します。
こんな感じで車のシガーライター電源からFireWireの12V電源を取るアダプタを使って作成したケーブルで給電しておくと車の電源に連動してiPodを停止状態にすることができます。
こんなに簡単なら車載用の給電ケーブルにはこの機能は標準で付けるべきだと思いますね。
さて次は何をしようかな。
お楽しみに
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私もipodaNano8Gを購入し、車でPVを見ています。
しかし、電源が自動で切れない為電池切れでよくリセット状態になります。
Nanoでもこちらにご紹介されている方法で可能なのでしょうか?
知識が乏しいもので教えていただけたらうれしいのですが、宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。
最新のNanoは持っていませんので何とも言えませんが、12Vでの充電に対応していたら大丈夫だと思います。
最近はiPhoneで12Vでの充電に非対応になっているのでNanoが対応しているかはわかりません。
改造が苦手と言うことでしたがこちらの記事に書いてているリモコンでも自動で電源オフが可能です。
http://blog.goo.ne.jp/kackyyy/e/624c047fd9cfeaa9707b5ea435613a0c
サン電子の「carリモコン for ipod RMIP-605」と言います。
こちらでしたら車での操作もしやすくなりますし、12Vでも5Vでも自動で電源のオフが可能ですのでさらに良いと思います。
自分はiPhoneアプリの開発してるんでソフト的に解決しようかと思ってました。
エンジンつけて電源入ると、再生自動開始、止めると自動停止みたいな。
コメントありがとうございます。
こいつも過去のモノに成りそうな感じですけどね。
最近の機種はiPhoneも含めて12V充電に対応してませんからね.
iPhoneのソフトウェアを開発されているということで、いいアプリを期待してます。
参考にさせていただいて、ipod Photo(60GB)用に作ってみました。
問題なく動き、便利に使ってます。ありがとうございました。
貴殿HPを参考に私も自作してみようと思います
いくつか判らない点がありますので質問させてください
Dockピンアサインを参考にしますと
GNDは1、2、29、30となっていますが
貴殿の自作例ではFirewireを使っての例なので
29,30を使われたということでしょうか?
又この場合、29と30ならどちらでも良いということでしょうか?
もしくは29と30とGNDを1M抵抗でつなぐという意味でしょうか?
私は普通のUSBでの利用を考えています
その場合、1,2,29,30の内どのGNDを利用すべきでしょうか?
御教授頂けると幸いです、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
返事が遅くなり申し訳ありません。
この機能は12Vの時だけしか動かないと思い込んでて、そう書こうと思いましたが、よく読むと電源が落ちた時の記述が例えばFireiwreの12Vって書いてあるのでUSBでもいけるかもしれませんね。
「 stop the ipod when power (i.e. Firewire-12V) is cut. 」
その場合はUSBのGNDになるんですかね。
今上のリンクのページはリンク切れになってて行けなかったのですぐには確認できませんが。
どちらにつないでも特に壊れたりはしないと思うので両方試してみてはいかがでしょうか。
(でも、責任は持てませんので実際には自己責任でお願いします。)
また結果を教えてください。
遅くなって申し訳ありません
16ピン USB GND
23ピン USB 5V
24ピン USB DATA(-)
27ピン USB DATA(+)
15ピンと21ピンを1MΩ抵抗でつなぐ
この方法で充電停止後、再生ストップしました。
(同じく、実行される場合は自己責任でお願い致します)
貴殿HPを参考にさせて頂き無事成功いたしました。
車内での使用が便利になりうれしいです。
ありがとうございました m(_ _)m
24ピン USB DATA(-)は誤り
25ピン USB DATA(-)が正解です
困っていることとは、私が購入した車載用のiPodドック(オーディオとAUX接続)は、ここで紹介されている機能(オートオペレーション)に対応しているようで、エンジンOFFで再生停止します。ところが、友人のドック(ナビに接続するタイプ)はそれに加えて、エンジンONで自動再生するのです。私のiPodを接続してもやはり自動再生しました。ドックのピン配置説明には自動停止するとは書いてありますが、再生は記載ありません。友人のドックはどのようにして自動再生させているか分りますでしょうか?
念のため自分のドックを分解して確認しましたところ、21ピンとGND間に1Mオーム入っていました。
コメントが無いようでしたので書き込ませて頂きます。
試していませんが、ipodに電源供給されない状態では、21ピンとGND間に1Mオームを繋ぐと(強制)ポーズ状態になりますよの意味と思います。
多分強制的にポーズなのでipodを直接(ipodの再生ボタン押しても)再生させようとしても動かないのでは、ないでしょうか?
ということなら車からACC(電源が供給されると)1Mオームの抵抗が外れる回路を追加すればOKでは、ないでしょうか?
回路変更案ですが、車からACC(電源が供給されると)リレーが入るようにする。
※リレーコイル側を電源に繋ぐだけでOKですね
時間差が必要となるのでコンデンサー(キャパシタ)をパラに接続する。
リレーON(接点NC側に1Mオームの抵抗とシリーズ接続)で1Mオームの抵抗が外れる回路入れると再生(ポーズ解除)で解決するのでは、ないでしょうか?
※リレーがONで切れるSW側に接続ですよ(B接点リレー)
絵で説明すると簡単ですが・・。すみません
ケースに入るマイクロリレーが必要ですね
それとキャパシタも容量により時間差が変わりますので実験が必要です。
車でipod3G(USB電源不可)を使用していますがキーOFFと連動していない為、困っていました。
記事を参考に自作してみました。
バッテリー切れにならないので便利です。
21ピンと29ピンGND間に1Mオームを入れた物なのですがipod classicでUSB電源を使用した時でも自動停止しました。
USB用にもう一本作成しないで済みました。
ありがとうございました。