Kachiten

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教え子より息子の入学式を優先させる、ということ

2014-04-14 19:50:39 | 記事
教員が、教え子より息子の入学式を優先させた、とのニュースがありました。
最初にこの記事を見た時、こんなことがニュースになるの?と思いました。

実は私も、先生は子供の入学式には出席できない、というのが業界の常識と思ってました。
私の父も教員で、一度も自分の入学式や卒業式に出席したことが無く、自分の職場である学校の入学式、卒業式に行ってました。
来てくれないのは残念だけど、そういうものなんだ、と割りきってました。
ですから、最初は「えっ?」と思ったのですが、その後に今の世の中らしいな、と思うようになりました。
先生は地方公務員であり、融通が利かないお固い職業でもあります。
自分の子供より、教え子を大事にしろ、という考え方があったのではないかな?と思います。
でも、今は自分の主張を言いやすくなっているとも思います。
今回は女性教諭であり、自分の息子の人生の節目となる大事な時に、自分も親として参加したい、と言うのは当たり前のことでしょう。
それを他人がとやかく言うのもおかしな話。
少なくとも、自分は入学生で、担任の先生がご子息の入学式のため欠席、となっても特段びっくりしません。

これも時代の流れ。誰も止めることはできない。
自分の子供の学校行事に参加したい、というのは親としての本能でもあると思うし、その本能に逆らうことはできない、ということでしょうね。

この文句を言っている人たちは、自分中心に考える人たちなんでしょうね。
もしくは、自分が思っている業界の常識にこだわっている人。


実際は、なかなか会社を休めなく、子供の入学式、卒業式に参加できない人は多いと思います。
どのような業種が子供の入学式、卒業式に参加できないのだろうか?
代えが効かない職業・・・
そもそも、このような状況で休めないということは、どんな時でも休めないということかな?