カブトビール屋

明治時代に半田赤レンガ建物で作っていた『カブトビール』の販売情報をお届けします

広告とカブトビール その四

2010年02月28日 | グルメ
 カブトビールは、いろいろな販売促進のための景品を考え出したことでも有名である。古くは、まだビールの栓がコルクだった時代に販売促進グッズとしてコルク栓抜きをカブトビールの名入りで出している。おそらく販売促進グッズを大々的に世にだしたのはカブトビールである。その後もホーロー看板や木製看板、大鏡、ビアグラス、ビアピッチャー、背中にカブトビール前に三ツ矢サイダーのロゴ入り法被などは言うまでも無く、掛け時計、皮製財布、小銭入れ、コースター、灰皿、お盆、変わったところでは手鏡まで販売促進グッズとして出しています。これらは半田赤レンガ建物の公開時に展示されていますので、是非、お越しください。

2月28日 10時から限定発売 !!

2010年02月27日 | グルメ
今日は、雨を心配していましたが結構いい天気で大勢のお客様に半田赤レンガ建物に来ていただけました。いよいよカブトビールは、半田赤レンガ建物での2月28日(日)の午前10時から午後4時までの限定発売を逃すとしばらく入手できなくなります。この時期、半田市内で開催される「蔵のまち 雛まつり」にあわせて、半田赤レンガ建物内にもステンドグラスのお雛様やガラスアートのお雛様などが展示されております。もちろんカブトビールやカブトビール関連グッズの販売も行っております。半田赤レンガ建物へのご来場を心よりお待ちしております。予定数に達し次第販売を終了しますので、お早めにお越し下さい。この機会を逃すと次は5月の発売予定です。

広告とカブトビール その参

2010年02月25日 | グルメ
カブトビールは、宣伝方法において大阪では東京とはがらりと変わった奇手を用いた。それは、幇間(たいこもち)を利用して座興のうちにカブトビールを宣伝したのである。当時、幇間は客の座興に茶番狂言の寸劇を演じたのだが、その幕切れに「勝ってカブトのビールを飲め」とビール瓶を高く振りかざして、大見得を切るなどの仕ぐさをするパフォーマンスを行ったのである。これが意外な宣伝効果を生み出し、関西地方の需要は急激に上昇し、キリン・サッポロ・アサヒなどの銘柄を圧倒するほどになっていくこととなる。

2月27・28日 10時から限定発売 !!

2010年02月24日 | グルメ
カブトビールが半田赤レンガ建物で2月27日(土)28日(日)の2日間午前10時から午後4時までの間5ヶ月ぶりに限定発売されます。この時期、半田市内で開催される「蔵のまち 雛まつり」にあわせての建物公開日となりました。両日は、半田赤レンガ建物内にもステンドグラスのお雛様やガラスアートのお雛様などが展示される予定です。もちろんカブトビールやカブトビール関連グッズの販売も行います。半田赤レンガ建物へのご来場を心よりお待ちしております。予定数に達し次第販売を終了しますので、お早めにお越し下さい。この機会を逃すと次は5月の発売予定です。

広告とカブトビール その弐

2010年02月21日 | グルメ
カブトビールは、東京における宣伝方法の一つとして広目屋(チンドン屋)を雇い、銀座の街頭や浅草界隈を練り歩かせるという新手を用いたのは有名な話である。ビールの宣伝にチンドン屋を利用したのは、これが日本で最初であったと言われている。創業者の一人盛田善平は、ビールをハイカラ人種のみの独占にしないで、一般大衆に愛される飲料とすることを狙いチンドン屋を利用したのである。

広告とカブトビール その壱

2010年02月20日 | グルメ
 カブトビールは、後発のビールメーカーとしてアサヒ・キリン・エビス・サッポロの既存の4大ビールメーカーを追いかける立場にありました。当時はまだあまり宣伝だのPRだのに力を入れた時代ではなかったが、創業者の一人盛田善平の得意とした宣伝がものをいうことになります。丸三ビール(後のカブトビール)の名で新発売された時のことである。新発売とあってコルク栓(当時は、王冠でなくコルク栓であった。)10個に対して、ビール1本贈呈というサービス付で大々的に売り出されたということです。

カブトビールの名前の由来

2010年02月19日 | グルメ
 カブトビールの名前の由来をお話しましょう。カブトビールの名称の由来は、ビールは日本酒と違って喉でのむといわれていますが、喉で勢いよく飲むことを「カブル」といったことから、カブトビールになったという説が有力です。今でも口を大きく開けて食いつく様子を「かぶりつく」といいますよね。また、日清戦争に大勝して国民が自信過剰になることを戒め「勝って兜の緒を締めよ」という言葉が流行していた時でもあり、勇ましい「兜」の商標を採用したともいわれています。

2月27・28日 10時から限定発売 !!

2010年02月18日 | グルメ
カブトビールが半田赤レンガ建物で2月27日(土)28日(日)の2日間午前10時から午後4時までの間5ヶ月ぶりに限定発売されます。この時期、半田市内で開催される「蔵のまち 雛まつり」にあわせての建物公開日となりました。両日は、半田赤レンガ建物内にもステンドグラスのお雛様やガラスアートのお雛様などが展示される予定です。もちろんカブトビールやカブトビール関連グッズの販売も行います。半田赤レンガ建物へのご来場を心よりお待ちしております。予定数に達し次第販売を終了しますので、お早めにお越し下さい。この機会を逃すと次は5月の発売予定です。



復刻カブトビールの特徴 その六

2010年02月17日 | グルメ
復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。日本のビールは、大正末期頃に一変します。外観においては、コルク栓から王冠に変わります。味においても明治時代までのしつこさを脱して、飲みやすく、杯を重ねるに適したものとなります。色においても赤味を帯びた褐色から淡い琥珀色になり、見るからに旨そうに見えるようになりました。カブトビールの特徴でもあるビール中の炭酸ガスもふえて、心地よい刺激が喉をくすぐるようになりました。。復刻『カブトビール』は、明治時代同様に炭酸ガスは現在のビールに比べて3割以上も少なく製造してあります。是非、味わってみてください。

復刻カブトビールの特徴 その五

2010年02月16日 | グルメ
復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。カブトビールを黒ビールという人がいますが間違いです。明治時代のラガービールは、現在のグリーンを基調とした琥珀色に対して、赤系統の赤褐色でした。カブトビールの色は、黒ではなく赤褐色なのです。明治36年第5回内国勧業博覧会の審査報告に「我国のラガー麦酒は、ウォルト(麦汁)の含糖量13%~13.5%、発酵度71~75にして色沢鮮麗芳香優美内外人の賞賛を博するに足れり。」とあります。麦汁糖度が高かったため、できたビールの色も濃く赤褐色をしていたというわけです。色の濃い赤褐色をした苦味の強い“本格ドイツビール”。是非、『カブトビール』味わってみてください。