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風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

伊豆半島の周遊 千秋楽

2010年09月04日 06時39分29秒 | 紀行文
雲見温泉の民宿・富久三苑の朝食を頂き、二日目の旅立ち。マーガレットライン・国道136号を走り小半時、妻良港手前の子浦にある南伊豆佐藤工房で朝珈琲・モーニングコーヒー。

独力手作りの民家、流木や動物の頭蓋骨、女将さんは宝石の首飾りデザイナー。オイラの好みの自然サロン。仙人の主人、生きてるだけで丸儲けの実践の夢空間。流木を500円で手に入れる。10年前の屋久島のもっちょむ庭園を思い出す。

道路脇にはハイビスカスの赤い花、フェニックスの南国ムード。

巨大風車の聳える石廊崎はジャングルパークが倒産し、遊歩道が荒れ歩行困難との事、通過する。

下田はペリー来航の地、上陸記念碑のある港には巡視船「あまぎ」が停泊している。1500トンの新造船と保安官が自慢する。下田開国博物館は1000円、入場拒否。道の駅・開国下田みなとにはハーバーミュージアムとJGFAかじきミュージアム500円、辞退。博物館に付き合ったら破産する。

堂ヶ島に戻るのか、天城越えするのか、そこが問題だ。女房と激論の末、石川さゆりの歌に出る浄蓮の滝を選択する。

国道135号をピンク色の早咲き桜の地・河津まで走り、国道414号・踊り子ラインに入る。

途中の河津七滝ループ橋は直径80mの巨大な2重ループ橋で45mの高度を稼ぎ天城トンネルを抜け天城峠を越える。

道の駅・天城越えで一休み。山葵田がある直売所で山葵ソフトクリームを舐める。練り込まず鮫皮ですりおろし、バニラアイスに付けて食べる流儀。風味が際立つ。

無料の昭和の森会館が隣にある。愛知県にも昭和の森交流館がある。他にも多数存在する。昭和の時代は日本人の原点の森の文化が栄えたのだろうか?梅原猛の「森の思想が人類を救う」を思い出す。平成はエコが地球を救うで人類不在。井上靖の邸宅を移築保存してるが、見学料が別途必要。

浄蓮の滝、以前と違わぬ様相。階段を降り登る難行苦行、現代人に敬遠される。土産物屋はシャッター街になる。

昼食は沼津港。2時に到着。丸天のかき揚げ丼945円を注文する。見て吃驚、食って吃驚、完食は至難。食糧自給率が低下している昨今、食料を粗末にするのは罪人。申し訳ない。ギャル曽根、出番ですよ。

国道1号は渋滞もなく6時に浜松、7時ごろの帰宅を想定し高速道路を利用する。岡崎の手前の音羽蒲郡から渋滞が始まっている。900円支払い自宅到着は8時前。

高速道路は低速道路なのである。無料にする政治家は良心的なのだろう。何事も言葉では不十分、実践で理解が深まる。3日間の走行距離が888km、末広がりのフィーバー。何か好いことが起こりそうな予感。不思議と言えば富士山が雲隠れし、一度も見ていない。猛暑日が連続し、雨が降らないのと同じ異常現象だろうか。

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