神無月30日から霜月11日まで南信州を旅した。10年目になる市田柿の農作業の手伝いと昼神温泉に遊んだ。
飯田界隈の時の話題はリニア中央新幹線の南アルプストンネルの起工式と16日からの昼神温泉での天皇夫妻の二泊三日の私的旅行。
農家の主人の段取りが秀逸だったので、農作業は目論見より二日早く終了し、余暇で関係先を訪問した。
リニアのトンネルの坑口は大鹿村、近くの小渋温泉赤石荘に立ち寄り入浴、工事関係者の宿泊を打診されたが、金額が折り合わず断った様だ。近くに飯場を作る儀式で事前に現地関係者に打診した既成事実の作成が目的。道路はダンプ用に拡張工事中で通行止め、坑口の現場には到達不能。リニア建設が経済戦争の悲劇の起爆剤にならないことを願っている。
飯田市のリンゴ並木、エコハウス、天竜峡、そして悠久平和の願望が下伊那郡阿智村の満蒙開拓平和祈念館が天皇行幸啓先、大東亜戦争の悲劇の証拠の数々。
経路となる道路は補修、道路標識の塗装が突貫工事で行われ、警察官の警護の予行練習が連日行われる。昨日は昼神温泉から園原インターの道路で天皇乗車の車の隊列の模擬走行に遭遇した。
国民統合の象徴の存在は偉大で、まだまだ古き良き日本が残っている。