閑静な住宅街、南側50mに15階建ての高層マンションが建設中。40m近い高さで、近づくと威圧感がある。低層住宅には反対運動の幟が立つ。都市計画法が境界を作る。
高峰に囲まれた広大な土地の平屋の豪邸を捨てて、都会に人は集う。
病院が近くにあるから安心と暴飲暴食、TV映像の奴隷となり、不規則で不健康な生活をする。
田舎で一人暮らす老人は、朝日起床、日没就寝の自然と同化した健康で文化的な生活。
都会は便利で、田舎は不便の優劣論争は人間だけの独断と偏見、渡り鳥には国境が無い。
自分が主人公で自身を律して住めば、何処でも都になる。