風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

摩訶不思議な犯罪

2011年03月31日 15時13分50秒 | 随想

仏法の生飯(さば)、僧侶が食事の時にご飯を数粒取り分けて、虫とか鳥に施しをする習慣。畜生を見下す目線でなく、同じ仲間の平行目線。

東日本巨大地震の街頭募金詐欺事件。警視庁立川署が無職の男を逮捕。

募金をした男が不審に思い尾行したら自販機で飲料を購入して事件が発覚。

何か変だ。

震災被災者を救援しようと思う男が、市民を犯罪者にしてしまう。前科者にしてしまう。

現代社会の被災者と思えば、その男の義捐金。

生飯の消費者が鳩なのか、カラスなのか僧侶は問わない。食事を頂くことに感謝し、その喜びの表現。

元名護市教育長・比嘉太英氏の話を警察に通報した男に捧げる。

家庭訪問で生徒の家を訪ねたら、老婦人が土産にと貴重な卵を手渡す。遠慮して返した拍子に卵が割れた。老婦人は落胆したが、家の奥から鶏を手にして来た。「これがあした卵を産むからどうぞ」


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