私の親父がスキーに行きたいと。
何年ぶりに。
年も70手前。
私が現役の頃あっちこっち大会に連れて行ってくれた。
親父がしてくれたから今の私がいる。
その親父が認知症が始まりだしたのが3年前位。突然スキーに行きたいと言って、私も暇になったので何か思い出してくれたらと思い、山に上がった。先日ノリさんに電話を入れ『多分誰も覚えてないから。ごめんね。』一言言ってればみんなのショックも和らぐかな。と思い連絡済ませ。
あれだけ毎日のようにやってたスキーがブーツの履き方、板の履き方覚えて無く本当に悲しい初心者講習でした。
なんとかハの字で滑ってる親父の背中を見ると、小さいな。こんなに小さかったかな?
一本滑って満足したみたいですが、なんか悲しい、切ないスキーでした。親父と約束しました。
次来た時は2本滑ろうよ。
この約束忘れないでよ。親父。