9月30日をもちまして、筑西市民病院は閉院いたしました。



昭和47年5月開院以来、46年間もの間、地域医療を支えてきた病院です。
私も家族で大変お世話になりました。18年前、上の娘が1~2歳時に入院した時は多くの患者さんがいましたので、今回の閉院は少し寂しさを感じます。
私が子供の時には、待合室に人が溢れ看護師さんが忙しく働いていました。入院患者も多く、ベットの空きがない事もあったようです。
これも時代の流れでありますが、今後は在宅医療拠点そして総合診療科となります。通院が困難な方には訪問医療、看護で対応しますので是非ご相談下さい!

そして翌日の10月1日には、旧病院の一部を再利用しスタートいたします、「筑西診療所」の開所式が行われました。

新しいスタッフ体制でのスタートです。




ここでは真壁医師会、西部メディカルと連携しながら新体制で24時間365日の訪問診療、訪問看護とあわせて外来診療も行われます。
現在は訪問診療も15件程だそうですが、今後増加は確実ですので、私は他の事例にならい通信機器を使った遠隔医療も重要になると思います。
今後、残された課題として、この広大な優良跡地の有効活用についてもこれから皆さんと一緒に考えていかなくてはなりません。



市民病院の閉院に代わり、同日「西部メディカルセンター」が開院となりました。
前日の台風24号が去り、快晴の中、開院式が開催されました。



この日のうちに50数名の患者さんの移送を終え、翌日から~救急患者の受け入れ、3日から一般診療がスタートしました。






24時間救急医療の体制で年間2500台の救急搬送受け入れ可能な病院であり、院内を見せていただきましたが、透析、CT、MRI、集中治療室、手術室等最新設備が配備されており今後おおいに期待が持てます。
「さくらがわ地域医療センター」と共に2時救急医療及び地域医療の充実・発展を心より願います。
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