関西ヤングジュオン日記

森林ボランティア講座in関西
の修了生たちのその後の活動日記

震災復興支援活動@東松島

2013年05月11日 | 震災復興支援
こんばんわ!
ブログ担当のまっちゃん(1期生)です。

先日アップした東松島大曲地区の支援活動の続報です。

~ここでおさらい~
JUON NETWORKの関西中国ブロックでは、
震災発生後の11年5月から毎年GWの時期に宮城県東松島市に支援活動としてお邪魔しています。
(11年5月は大学生協のボランティアに参加する形を取りました。)
今回は6人が現地に赴きました。
その中には、私たちが里山活動でお世話になっている兵庫県宍粟市中坪地区の自治会の方や
森林の楽校で関わってくれている学生もいます。

今年は東松島市大曲地区が自立復興できるようにという思いで
4/28~5/3の日程でお邪魔しました。

○4/29○

まずは大曲地区にある五十鈴神社のお祭りに向けての打ち合わせ

東松島の「今」も見て回りました。

午後は現地で受けて入れて下さっているMさんの畑で埋まっている石や竹の根の撤去を行いました。

学生ふたりも頑張ります。

結果として、これだけの石が集まりました。

○4/30○

祭りの舞台となる大曲地区の「五十鈴神社」
ちなみにこの日は祭りの前夜祭。

JUONの旗もバッチリ!

こちらからは揖保の糸を持って行きました!(宍粟市は揖保の糸の名産地なのです!)

地元のお母さん達も一緒にやってます。

いよいと前夜祭本番ですが...

学生が作ったJUONの紹介看板の前で記念撮影

こちらも学生手作りの復興祭看板の前で記念撮影


いよいよ前夜祭スタート!
子供達が真っ先にそうめんを食べに来てくれました!


たくさんの人が会場にやってきました。


そして、神事が始まりました。

JUONからはS元さんが代表として参加しています。
その後、S元さんが挨拶をしたのですが、終わった後はたくさんの拍手が起こりました。


その後は、和太鼓演舞が行われ、クライマックスのサンバが披露されました。


ようやく人が少なくなる頃、持参した素麺と作った豚汁が売り切れという嬉しい結果となりました。

そして、前夜祭の最後には抽選会も行われ、
S元さんが持参したお米(坂戸米)と亀岡で作られた割り箸炭が賞品として贈られました。


○5/1○
この日が五十鈴神社の祭り本番の日。
地区の中を御神輿が巡りました。


○参加者の思い○
今回の活動に参加してくれた学生二人の思いが届きましたので、最後に読んでもらえると有り難いです。
・M永さん
①「2年」という年月は決して長くないということ
現地に赴いて、2年も経っているのだからと少し高を括っていた自分を恥じた。畑には瓦礫が未だに残っているし、川の水も生物など到底棲めない位に濁っていた。お祭りの太鼓の音に襲い掛かる津波を思い出し、泣き出す子供がいた。年月が経ち、なかなかテレビや新聞で話題になることが少なくなってしまったように感じるが、未だ終わってはいない、まだまだ残っていることがあるのだと強く感じた。
②現地の方々のあたたかさ
自分の無力さや無知さに愕然としていたとき、現地の方々には本当に良くしていただいた。心のあたたかさに触れた。それだけでなく「前を向こう」というゆっくりと硬く大きくなるけやきの木のような、強い心を感じた。2日の別れがどうしようもなく悲しくなった。

今後の課題
復興を続けることであると思う。たとえ小さな足跡でも、決して大股ではない歩幅でも、一歩一歩進むこと。これが何よりも大事なことであると思う。そのために私たちに何ができるか、それを考え続けたい。今回現地でお土産をたくさん買ったことも支援になると思うし、気持ちも勿論大事であるが気持ちだけではなかなか進まないので、経済的な復興を支援することが大事なことだと思う。

・K崎くん
今回自分は2回目の復興支援ボランティアに参加させて頂いて、
多くの事を感じることが出来ました。
そこで1番強く感じたのは「復興はまだまだ先が長い」と言う事です。
去年の夏に参加させていただいてから(大学生協主催のボランティア活動)と比べると進んではいますが、
それでもまだまだ手の付けられていない所も多くあり、
これからも2年3年と継続的にやっていかなければならないと思いました。
僕自身も来年も参加できるのであれば、ぜひ参加したいと思っています。


また、活動内容の続報が入り次第、アップさせていただきます!

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