着付の時間

この前の土曜日、資格審査のモデルとして行ってまいりました。
今までは、審査を受ける立場として出席していましたので
着せてもらうだけで出たのは初めてです。
いや～、緊張しました。
見られているのは私ではないのは分かっているのですが、
妙な緊張感でした。
やってみないと分からないものですね。
まー、モデルになってくれる人の気持ちまで察する余裕は
全くなかったですからね…。
時間内に終わるか、取り返しの付かない失敗をしないか、
毎回ヒヤヒヤでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　
今回は振袖のモデルとして行ったのですが
私が着せてもらう前には、留袖で試験を受ける方々が
頑張っておりました。
それを見ているのも、なんか不思議な感覚。
あー、そこは…、とか、置いてあるもの蹴りそうだよー！！とか
関係ないのにハラハラ、ドキドキ。
先生はもっと心配で仕方ないんだろうな、と改めて思いました。
（出来が悪い生徒ですみません。）

受検するわけではないので、着物で行かなくても良かったのですが
せっかくなので着物で行って来ました。
肌襦袢や裾避けなどは持って行くようになると
荷物も増えてしまいますしねー。
一応、余裕を持って、朝も早起きしました。
早起き、したんです…。
したはずなんですが、気が付いたら出かける３０分前！！

とりあえず、襟元だけなんとかきれいにして、
着物が巻きついていればいいやー！！
帯は道行きで見えないし！
と、大慌てで着替えました。
その結果、何とか２０分で終了。
人間、何とかなるもんです。

習い始めた頃、よく先生が
急げば１５分で着られるわよ！と言っていたけど、
本当にここまで早く着られるようになっていたとは、驚き！！
次は１５分に挑戦してみます。

醍醐寺

地下鉄の醍醐駅からてくてく歩いて１３分、醍醐寺に到着。
駅から新しく出来た団地を抜けて歩いて行きます。
途中で合っているのかな？と少々不安になりますが
団地を抜けると山が急に近くなり、醍醐寺が見えてきます。

ここは三宝院、伽藍、霊宝館、それぞれ拝観料がかかります。
￥６００ずつですが共通拝観券だと￥１，５００で拝観できます。
霊宝館は春と秋に特別公開されるようで
それ以外は共通拝観券は三宝院と伽藍で￥１，０００のようです。

秋の一人旅でここにも来たいと思っていました。
でも、源光庵や上賀茂神社とは方向が全然違う為、断念…。
今回桜が咲いているときに行けて良かったです。

特に霊宝館の前の枝垂桜がとてもきれいでした。

ここ、醍醐寺は豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ったことで有名です。
三宝院にはあちらこちらに桐の御紋がありました。
母は醍醐寺と秀吉の関係は知らなかったらしいのですが、
豊臣秀吉の御紋よね～、と言っていました。
わたくしは葵と菊ぐらいしか分かりません。
あ、あと武田菱ね…。

１５時ぐらいに到着したのですが、全部回って見ていたら
あっという間に閉門の１７時になってしまいました。
醍醐寺は醍醐山全体がお寺で、今回見たところは下醍醐。
そこから山道を登ると上醍醐。
結構険しい道で、観光目的の人はめったに行かないらしいです。
往復２時間ぐらい見ておいたほうが良いとか。
疲れると思うけど、ちょっと行ってみたいなー…、
でも、１人じゃ危ないのかなー。
１度登ってみたいけど、付き合ってくれるような物好きはいないでしょうね。

そういえば伽藍の拝観窓口にあったのですが、
上醍醐をガイドをしてくれる、っていう人がいるらしい。
醍醐寺ではそのようなことは一切していません、とのことです。
気をつけましょう…。

あ、醍醐駅からシャトルバスも出ています。
片道￥２００　往復￥３００
霊宝館は５月６日（日）まで公開中です。