クラシックって～？

クラシックの演奏会は肩が凝る・・
眠くなる・・・
咳も出来ないから疲れる・・・
っとおっしゃる方がいらっしゃいます。

ヨーロッパで培われたクラシック音楽は世界中の音楽に様々な影響を
与え、日本には明治の頃に入ってきました。
私達は子供の頃から「学校の音楽の授業」でこの西洋の音楽を学習してきました。
この西洋の音楽は以後、音楽教育の柱になり軸になって時代を流れてきました。
明治以降、日本の作曲家はこの西洋の音楽を取り入れ、様々な曲を作り出し
今も歌い継がれています。

さて、クラッシックという語源は？
もともとはクラシカル・ミュージック（Ｃｌａｓｓｉｃａｌ　Ｍｕｓｉｃ）と言って
１８世紀末から１９世紀初頭の頃の古典派の音楽を指した者でした。
しかし、今日では一般的に西洋の芸術音楽全般をクラシックと呼んで、
広く親しまれております。

では～クラシック音楽をちょっと眺めてみましょう。

交響曲管弦楽曲協奏曲室内楽曲
独奏曲歌曲合唱曲オペラ

こんなにたくさんのジャンルに分かれています。

交響曲は・・

古典派（ハイドンやモーツアルトやベートーヴェン）の時代に完成され
以後は多くの作曲家がこの音楽を手がけてきました。
古典派の時代には、まだ宮廷などからの依頼による作品が多かった中で
ベートーベンは自分自身の精神や価値観を壮大な形式美の中で
表現をしようとしました。
完成までに数十年かかる大作もありましたが多くの作曲家は交響曲を作ることに
よって自分自身の持つ理想などを謳い上げ、交響曲を芸術の最高峰へと
高めていきました。

交響曲はオーケストラによって演奏され多楽章からなり、通常は４つの楽章から
成り立っています。

代表的な作品
ハイドン　　　　交響曲　第９４番　ト長調　「驚愕」
モーツアルト　　交響曲　第４０番　ト長調　Ｋ.550
ベートーヴェン　　交響曲　第５番　　ハ短調 「運命」 Op.67
ブラームス　　　交響曲　第１番　　ハ短調　Oｐ.68
ベルリオーズ　　幻想交響曲 Op.14
チャイコフスキー交響曲　第６番　ロ短調　「悲愴」Op.74

まだまだ数多くの作品がありますが本日はこれまでとします。

参照　「高校生の音楽」教育芸術社より