老人施設様々

私が音楽療法に行かせて頂く老人施設は
「特別養護老人ホーム@特養」
「老人デイサービスセンター@デイ」
「介護老人保健施設@老健」
「有料老人施設」
この四ヶ所です。

それぞれに呼び名も違いますが、役割も違います。

ここでは、音楽療法から見た通所と入所の違いを書いてみたいと思います。

デイサービス
ご家庭で過ごされている分、
認知度も低く、身体が不自由なため、
入浴させていただける。
また、独居のためお友達と一日を楽しく過ごすため寂しさがまぎれる。
また、少し認知症が出て来て家庭での負担が大きくなる。

音楽療法も、リズムや楽器を上手く使いこなせる方が多い。
取り組みが早い。

入所
認知度によりますが、楽器の使い方が難しい、
出来る方と出来ない方の差が激しい。
比較的安定はしているが楽器演奏は
時間がかかる。

歌唱は両方施設共にお好きで、様々な歌が歌える。
声の出はやはりデイの方が大きい気がします。
入所では、大きな声を出す事も少ないですから自然にボソボソ声になってゆく気がします。
音楽療法の時間に思い切り叫んで頂いたり、身体を動かして頂けるよう配慮しています。

いつかは、私もお世話になる場所
私がお世話になる頃にはどんな歌を歌うのでしょうね。
フォークがいいかな～
ビートルズ、グループサウンズかな～

まっ、その頃には多くの音楽療法士さんが増え、若しかしたら、各施設に一人って時代になるかもですね～

そうなることを願っております。