掌蹠膿疱症が完治して（悩む友からの質問に）

パートナーは３３年前に掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）と診断されました。

朝起きたら・・・

♪手のひらがかゆい、ブツブツが出来ているんだよな～
（特に親指の膨らんだ部分に１０個ほど）

♪う～ん、何だろうね～汗疹かもわかんないよ。
（手に汗をかくパートナーではなかったので・・それも冬です）

♪暫く様子を見ることにしようか・・しかしかゆいなぁ
（そのとき、足の土踏まずにもポツポツと出ていることは知りませんでした）

２週間して・・・

♪まだ治らないよ、どんどん増えてきたなぁ～
（手のひらいっぱいに膿を持ったようなブツブツが広がってきました）

♪病院に行ったら？
♪そうだね～仕事を休んで行って来るわ。

病院に行って・・・

♪なんだか分からないけれど取り敢えず薬を塗れって・・

２週間後病院に行って・・

♪アレルギーの検査をしたよ～背中にいっぱい張ってあるだろう？
♪ほんまやぁ～

１週間後
♪何のアレルギーも無いって！！
（この時期、パートナーは金属を扱う仕事をしていました）

それから、薬を塗ったらラップで手足をくるんで寝るように指導される。

約、半年間、Ｔ総合病院の皮膚科で多分、ステロイド系の塗り薬であろう
処方をされていた。

そして・・
ある日、新聞の家庭欄の医学のページに。。
パートナーとよく似た症状の治療法を発見？という記事を読んだ
パートナーにこの病院に行っては？っと勧めた。
市立大学病院の植松先生と小林先生という記憶がある。

受診
Ｄｒの診察を受け、再度アレルギー検査（５０項目）
その後、光線治療
手足はやけど状態だったような・・
塗り薬
これも半年以上やっていたと思う。

そして歯の詰め物にも原因があるということだったが
パートナーの歯は虫歯一つ無く詰め物なし。

その時、運が良かったのか扁桃腺が腫れて高熱を出した。
そして耳鼻咽喉科にかかり、掌蹠膿疱症の検査治療をしていると伝えた。

早速、皮膚科の担当医と耳鼻咽喉科の担当医がカンファレンスをし
パートナーの「両扁桃腺の切除」をする旨の連絡があった。

そして耳鼻科医による扁桃腺切除手術約、３週間入院
これで治らなかった腎臓を検査します～とのお達し。

そして退院後、皮膚科診察
なんとまぁ～あれだけ華やかに手足を飾っていた膿疱の数が減っている・・

それから一ヵ月後、手のひらは紅いが、膿疱の数は確実に減っていました。
発病以来３年の月日が経過していました。

あれから３０年、今は跡形も無く綺麗に治っている・・・
一度も掌蹠膿疱症の症状は出ない


病院からの追跡調査検査も５年で終了。

調べてみるに
掌蹠膿疱症の患者900名（現在1300名以上）のうち、
その62％で胸、背中、腰に激痛や腫脹を伴っており、
鎖骨、胸骨、肋骨、脊椎、骨盤に骨の肥大、硬化性変化、破壊などか観察され、
掌蹠膿疱症性骨関節炎を併発していました。
また、掌蹠膿疱症の患者さんでも、痛みを訴えていなかったにもかかわらず、
かならず骨病変があることを見つけました。
（参照）

そんな病なのですね～これに関しては一切ありませんでした。

長文を読んでいただき感謝します。