東京でカラヴァッジョ 日記

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【その2】奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻(MOA美術館)

2017年04月04日 | 展覧会(日本美術)

義経伝説全12巻一挙公開
奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻
2017年3月17日〜4月25日
MOA美術館

 


 岩佐又兵衛の重要文化財《山中常盤物語絵巻》。

 

   撮影した画像を引き続き掲示させてもらう。

 


1   松


第4巻4段
「盗賊は、邸の中まで乱れ入り、常盤と侍従の小袖を奪い、門外に逃げ去ろうとする」

 

第4巻5段
「常盤は肌を隠す小袖を返すか、さもなければ命も奪っていけと訴える」

 

第4巻6段
「せめくちの六郎が立ち返り、常盤の胸に刀を突き刺す」

 

第4巻7段
「侍従は常盤を抱き、さめざめと泣く」

 

第5巻1段
「宿の主人に問われ、自らの身分と名をあかす瀕死の常盤」

 

第5巻2段
「宿の主人は高貴な常盤が侍従以外に供を連れていないことを訝しむ」

 

第5巻3段
「宿の主人は息絶え絶えの常盤から事情を聞き、牛若への形見の品々を預かる」

 


2   侍従


第5巻1段
「宿の主人に問われ、自らの身分と名をあかす瀕死の常盤」

 

第5巻2段
「宿の主人は高貴な常盤が侍従以外に供を連れていないことを訝しむ」

 

第5巻3段
「宿の主人は息絶え絶えの常盤から事情を聞き、牛若への形見の品々を預かる」

 

3  せめくちの六郎


第9巻1段
「牛若は盗賊をやり過ごし、後ろの一人の脚をすくって、首を切り落とす」

 

第9巻2段
「せめくちの六郎が切られたのを見て、残る五人が一度に切りかかる」

 

第9巻3段
「牛若は霧の印を結んで目をくらませ、小鷹の法で宙に飛び上がる」

 

第10巻4段
「宿の主人たちは荒菰で遺骸を包む」

 

 

4  山中常盤物語絵巻以外の岩佐又兵衛作品展示5点から3点

 

重要文化財《柿本人麿・紀貫之図》

 


重要美術品《官女図》

 


重要文化財《自画像》

 

 

以上、たっぷり楽しむ。

観光シーズンなのか、お客さんも多いですね。閉館が近い時刻でも、新規入室のお客さんが結構いる。



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