国宝
2017年10月3日〜11月26日
京都国立博物館
10/22放送分のNHK日曜美術館は、京博の「国宝」展。
なぜか私の興味のある作品ばかり取り上げられている。
国宝新指定の仏像
《大日如来坐像》
平安時代・12世紀
大阪・金剛寺
通期展示
《不動明王坐像》
行快作
鎌倉時代・1234年
大阪・金剛寺
通期展示
縄文の造形
《深鉢形土器(火焔型土器)》
縄文時代・前3500〜2500年
新潟・十日町市(十日町市博物館保管)
1〜2期
《土偶・縄文のビーナス》
縄文時代・前3000〜2000年
長野・茅野市(茅野市尖石縄文考古館保管)
通期展示
《土偶・仮面の女神》
縄文時代・前3000〜2000年
山形県 (山形県立博物館保管)
1〜2期
《土偶・縄文の女神》
縄文時代・前2000〜1000年
長野・茅野市(茅野市尖石縄文考古館保管)
通期展示
仏教絵画
《普賢菩薩像》
平安時代・12世紀
東京国立博物館
1〜2期
《吉祥天像》
奈良時代・8世紀
奈良・薬師寺
1期
《釈迦金棺出現図》
平安時代・11世紀
京都国立博物館
1〜2期
六道絵
《地獄草紙》
平安〜鎌倉時代・12世紀
奈良国立博物館
1期
《六道絵・等活地獄図》
鎌倉時代・13世紀
滋賀・聖衆来迎寺
1期
《病草紙・眼病の治療》
平安〜鎌倉時代・12世紀
京都国立博物館
1〜2期
線の力
《伝源頼朝像》
鎌倉時代・13世紀
京都・神護寺
3〜4期
破られたルール
《風神雷神図屏風》
俵屋宗達筆
江戸時代・17世紀
京都・建仁寺
1〜2期
余白
《松林図屏風》
長谷川等伯筆
桃山時代・16世紀
東京国立博物館
3期
《雪松図屏風》
円谷応挙筆
江戸時代・18世紀
東京・三井記念美術館
3〜4期
輝く銀河
《曜変天目》
南宋時代・12〜13世紀
京都・龍光院
2期
・自然光に近い照明を設置。
・自然光が器の中を照らす瞬間をご覧ください。
・無数の白い模様とそれを包む青白い色。まさに漆黒の闇に浮かぶ星のよう。
雪舟国宝6件全てを一部屋に
《秋冬山水図》
室町時代・15世紀
東京国立博物館
1〜2期
《四季山水図巻(山水長巻)》
1486年
山口・毛利博物館
前半:10/3〜12、後半:10/13〜22
《破墨山水図》
1495年
東京国立博物館
〜10/22
《慧可断臂図》
1496年
愛知・斉年寺
1〜2期
《天橋立図》
室町時代・16世紀
京都国立博物館
1〜2期
《山水図》
室町時代・16世紀
個人蔵
〜10/22
以上。

京都国立博物館の「国宝」展。展示替えが激しく、大きく4期に分かれるほか、期以外にも展示替えがある。
これが東博開催であれば、間違いなく最低4回訪問するだろう。
しかし、京博開催では、行っても1回限り、それも混んでいる日の一番混んでいる時間帯にしか行けない。
そのうち、京都・龍光院の《曜変天目》の出品を知る。
2期(10/17〜29)限り。おかげで、1・3・4期には行く気がなくなってしまった。
残りあと1週間。まあ、10年くらい待てばまた出品される機会がやってくるだろう。京都よりさらに遠い場所かも知れないけど(ひっそりと2020年の東京を期待しているのだが、よく考えたら中国美術はないなあ。)