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東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

1989年のカラヴァッジョ《キリストの埋葬》

2021年05月01日 | カラヴァッジョ
ヴァチカン美術館特別展
古代ギリシャからルネッサンス、バロックまで 
出品点数: 62点(絵画30点、彫刻18点、書籍3点、工芸11点)
 
国立西洋美術館
1989年3月21日〜5月21日
289,976人(1日あたり5,370人)
 
福岡市博物館
1989年6月3日〜7月16日
入場者数未確認
 
京都国立近代美術館
1989年8月1日~9月10日
107,636人(1日あたり2,990人)
 
 
【出品作】
1   古代(14点)
2   中世(20点)
3   ルネサンス(16点)
4   バロック(12点)
 
以下、絵画29点のみ記載。
(参照:京都国立近代美HP)
 
マルガリトーネ・ディ・アレッツオ
《アッシージの聖フランチェスコ》1270-80年頃、テンペラ・板 
 
ジオット
《天使像》
1310年頃、モザイク 
 
シモーネ・マルティーニ
《祝福を与えるキリスト》
1320年頃、テンペラ・板 
 
ベルナルド・ダッディ
《マグニフィカトの聖母》
1335-37年、テンペラ・板 
 
ヴィターレ・ダ・ボローニャ
《聖母子》
1350年頃、テンペラ・板 
 
擬アンブロージオ・ディ・バルデーゼ
《キリスト降誕》
1410年代、テンペラ・板(カンヴァスに移行) 
 
サセッタ
《聖トマス・アクィナスの幻視》
1423-26年、テンペラ・板 
 
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ
《三人の貧しい娘に黄金を授ける聖ニコラウス》
1425年、テンペラ・板
《嵐を鎮める聖ニコラウス》
1425年、テンペラ・板 
 
マゾリーノ・ダ・パニカーレ
《聖母の埋葬》
1428年、テンペラ・板 
 
フラ・アンジェリコ
《皇帝の使者に会う聖ニコラウス/嵐を鎮める聖ニコラウス》
1437年、テンペラ・板 
 
メロッツオ・ダ・フォルリ
《奏楽天使》
1480年頃、フレスコ
《奏楽天使》
1480年頃、フレスコ
 
ペルジーノ
《聖女フラヴィア》
1495-98年、油彩・板
《聖プラキドゥス》
1495-98年、油彩・板 
 
ピントゥリッキオ派
《窓辺の聖母》
16世紀初頭、フレスコ(カンヴァスに移行) 
 
ラファエルロ・サンツィオ
《信仰/慈愛/希望(バリオーニ家祭壇画の裾絵)》
1507年、油彩・板 
 
ティツィアーノ・ヴェチェリオ
《ヴェネツィア総督ニッコロ・マルチェルロの肖像》
1542年頃、油彩・カンヴァス 
 
ヴェロネーゼ
《聖女ヘレナの夢》
1580年頃、油彩・カンヴァス 
 
バロッチ
《エジプト逃避途上の休息》
1570-73年頃、油彩・カンヴァス 
 
カラヴァッジオ
《キリストの埋葬》
1602-04年、油彩・カンヴァス 
 
オラツィオ・ジェンティレスキ
《ユディトと召使い》
1611-12年、油彩・カンヴァス 
 
グイド・レーニ
《聖マタイと天使》
1620-21年頃、油彩・カンヴァス 
 
グエルチーノ
《マグダラのマリア》
1622年、油彩・カンヴァス 
 
ニコラ・プッサン
《聖エラスムスの殉教》
1628-29年、油彩・カンヴァス  
 
カルロ・マラッタ
《法王クレメンス九世の肖像》
1669年、油彩・カンヴァス 
 
ジュゼッペ・マリア・クレスピ
《聖家族》
1735-40年頃、油彩・カンヴァス 
 
フランチェスコ・マンチーネ
《聖家族》
不詳、油彩・カンヴァス
 
ポンペオ・バトーニ
《聖母子とネポムクの聖ヨハネ》
1743年頃、油彩・カンヴァス
 
 
   西洋美術史上巨匠とされている画家の名前が頻出している。
 
   本展図録の表紙は、カラヴァッジョではなく、メロッツオ・ダ・フォルリ《奏楽天使》であったようだ。
 
   宮下規久朗氏は、著書『カラヴァッジョへの旅』(角川選書)のなかで、本展でのカラヴァッジョ《キリストの埋葬》鑑賞について述べている。
「そのとき東京と京都でこの絵をつぶさに見たが、何度見てもその力強さに打たれたものである。」

 

オラツィオ・ジェンティレスキ
《ユディトと召使い》
 
グイド・レーニ
《聖マタイと天使》
 
グエルチーノ
《マグダラのマリア》


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