投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

中国歴史紀行 - 尾形 勇(角川書店)

中国歴史紀行―悠久なる中国の大地 (角川選書)
尾形 勇
角川書店

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平成5年7月31日 初版発行

著者は尾形勇。昭和13年愛媛県生まれ。東大文学部東洋史学科卒。東京大学文学部教授。文学博士。

文化大革命の頃1976年から16回中国を訪問。1990年文部省派遣在外研究員(短期)として中国を訪問。この紀行文はその時の経験をベースに書かれている。

著者の専門は秦漢時代から隋唐の時代。東京学派の立場からいう古代史。そういう知識のある人が中国を訪れると歩く場所すべて史跡という風で、その時々の著者の喜び嬉しさが伝わってきて面白い。

宿泊する場所、食事の話も随所に出てきてこれもいい。


以下メモ

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p105 倭人の碑文「有倭人以時盟否」

    倭人、時を以って盟する有るや否や

    倭人と同盟して反乱する約束はどうなったのか?

    亳州 曹操の一族の出身地

    1974年から4年かけて古墳の発掘が行われた。
    墓に用いられた磚(レンガ)の裏側に落書きあり。
    その一つに先の倭人・・・の文があった。
    p106に写真あり。

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