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投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

自虐の詩(ちゃぶ台返し) - 映画に出てくる食事の場面(78)

 
業田良家の4コマ漫画を原作とした2007年の日本映画。監督は堤幸彦、出演は中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、西田敏行、他。

中谷美紀は子供のころから不幸な人生を歩む女性。母は家出をし父は借金まみれ。中学生の中谷が新聞配達や内職で生活していた。ある日、父は強盗を働き逮捕されてしまう。成人した今は遠藤憲一の中華料理屋で働きながら内縁の夫である阿部寛を養う日々。阿部は中谷のヒモである。

選んだ食事の場面はちゃぶ台返しの場面。

映画冒頭から阿部のちゃぶ台返しの4連発。しまいには待っても待っても帰ってこない阿部に腹を立て中谷がちゃぶ台を返す始末。阿部寛は粗野で乱暴で金をかけ事と酒ですってしまうどうしようもない男なのだ。でも中谷美紀は阿部寛に惚れ込んでいる。中谷は阿部を喜ばそうとするのだが、ほんの一言が阿部の逆鱗にふれてしまう。






やっと働く気になった阿部寛は中谷美紀に弁当を作ってくれと言う。


しかし、、、。

映画の最後は阿部と中谷が生まれた子供を抱きながら三人で海岸に座りほほ笑むシーンになる。

中谷美紀の「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある」というセリフで映画は終わる。

 
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