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ロシア潜水艇が浮上不能 日米に救援要請

     ちよだ 「深海救難艇」(DSRV)

↑「ちよだ」の搭載する「深海救難艇」(DSRV)。



ロシア潜水艇が浮上不能に ロ海軍、日米に救援要請 (朝日新聞) - goo ニュース



ロシア潜水艇が浮上不能に ロ海軍、日米に救援要請
2005年 8月 5日 (金) 20:07


 ロシアのインタファクス通信などによると、極東カムチャツカの入り江で4日、ロシア太平洋艦隊の潜水艇が水深190メートルのところで浮上できなくなり、乗組員7人が閉じこめられた。ロシア海軍は救援を日本に要請、米太平洋艦隊からも救援を受ける方向で協議に入った。

 現場は、カムチャツカ州の州都ペトロパブロフスクカムチャツキーの南75キロの海底付近。AS28型の潜水艇が通常の任務で潜水したところ、スクリューに漁網のケーブルのようなものがからまり、動きが取れなくなったらしい。

 ロシア海軍などによると、潜水艇の空気は3日後から早ければ24時間で、食料は5日間でなくなるという。ロシア太平洋艦隊は9隻の艦艇を現場に向かわせ、スクリューからケーブルを取り除く作業を試みたが、うまく行かず、日米両国に支援を要請した。

 AS28は、長さ13.5メートル、高さ5.7メートルで1000メートルの深さまで潜る能力があり、沈没した潜水艦の救援や海底探査のために配属されていた。

 ロシアでは、00年8月に原子力潜水艦クルスクがバレンツ海で爆発を起こして沈没、乗員118人が死亡した。03年8月にも同海で老朽原潜が解体のため引航中に沈没、乗員9人が死亡している。





ロシアの潜水艇救援に艦艇派遣 防衛庁 (朝日新聞) - goo ニュース



ロシアの潜水艇救援に艦艇派遣 防衛庁
2005年 8月 5日 (金) 20:51


 防衛庁は5日午後、ロシア政府から日本政府への救援要請を受け、国際緊急援助隊法に基づき海上自衛隊の潜水艦救難母艦「ちよだ」と掃海母艦「うらが」(いずれも横須賀基地所属)など計4隻を派遣した。

 海上自衛隊が事故を起こした潜水艦・潜水艇を救援するのは初めて。潜水艇内部の酸素は8日夕までしかもたないとされるが、海自艦艇が到着するのは9日の予定という。

 海上自衛隊は、2隻の掃海艇「うわじま」「ゆげしま」(いずれも函館基地所属)の機雷処理用の器具を使ってワイヤを切ることを検討している。

 現場海域は水深約200メートル。「ちよだ」は加圧室で潜水作業員の体を高圧に慣らして深海まで潜れるようにする設備があり、潜水して手作業でワイヤを切る案も出ている。






as28

↑AS28型潜水艇



カムチャツカ沖で露の深海救難艇が遭難、海自艦を急派 (読売新聞) - goo ニュース




カムチャツカ沖で露の深海救難艇が遭難、海自艦を急派
2005年 8月 5日 (金) 19:45


 【モスクワ=古本朗】ロシア通信などが5日伝えたところによると、カムチャツカ半島南部海域で、露太平洋艦隊の7人乗り組みの深海救難艇が訓練中に深さ190メートルの海底で動けなくなり、露当局の要請で防衛庁は、海上自衛隊の潜水艦救難母艦「ちよだ」(排水量3、650トン)などを現場へ急派した。
 露救難艇の酸素はあと24時間で尽きるとされ、乗組員の生命の危険は時間とともに増大している。

 問題の救難艇は、沈没した潜水艦の乗組員救助を主目的に、1980年代に開発されたAS28(排水量55トン)で、同半島の中心都市ペトロパブロフスク・カムチャツキーから南へ約75キロのビリュゾバヤ湾で4日、母船を離れて潜航訓練を行っていたところ、海底で漁師の網がスクリューに絡まり動けなくなった。

 事故発生以来、現場海域には10隻前後の露艦艇が集結しているが、深海での救難設備がなく手が打てない状況だ。他方、ラジオ局エコー・モスクワは、5日、海軍総司令部の情報として「艇内の酸素はあと24時間しかもたない」と報じた。

 ロシア側は、海中の潜水艦から乗組員を救出する「深海救難艇」(DSRV)を搭載する「ちよだ」に期待をかけているが、事故海域到着には2―3日を要するため、「間に合わない」との悲観論も流れている。露当局は、米海軍にも支援を要請した。





as28

↑AS28型潜水艇


ロシア潜水艇が浮上不能 海自が救難出動 (共同通信) - goo ニュース



ロシア潜水艇が浮上不能 海自が救難出動
2005年 8月 5日 (金) 21:02


 ロシア太平洋艦隊の小型潜水艇がカムチャツカ半島沖で浮上できなくなり、乗組員7人が艇内に閉じ込められたとして、ロシア政府から日本政府に5日救援要請があり、防衛庁は同日夕までに、潜水艦救難母艦など艦艇4隻を現場海域に向かわせた。

国際緊急援助隊派遣法に基づく派遣で、外国艦船救助のため海自艦艇が出動するのは初めて。

インタファクス通信によると、5日朝の時点で乗組員は生存しているが、ロシア海軍スポークスマンは「酸素は24時間分しか残っていない」と述べ、救出に必要な装備の米国からの空輸を検討中としている。海自艦艇が到着するには3-4日かかるという。

派遣された艦艇は、潜水艦救難母艦「ちよだ」、掃海母艦「うらが」と掃海艇2隻で人員は計約370人。神奈川県・横須賀と北海道・函館から出発した。






マジですか?


↓カムチャッカ半島南部 州都ペトロパブロフスカムチャッキー

http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/onsen/knkyu/map2/1994KM-2.html


↓「ちよだ」の写真。

2004-12-23 その他  潜水艦救難艦二隻

2004-12-25 その他  ちよだ DSRV(深海救難艇)






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