家路を急がぬ人びと矢崎 葉子角川書店このアイテムの詳細を見る |
平成7年11月25日初版発行
著者はノンフィクション作家。1961年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学卒。
本を手に取ったときの感想は、家を購入するということは、こうも哀しいものなのかということ。ずっと昔、確かNHKTVでそういうドラマ、家を購入してみたものの・・・というドラマを放送していたのを思い出していた。実際は家の購入とは全く関係なかった。
オムニバス形式というのだろうか、何篇かの話が出てくる。この話の主人公は皆男性。そして皆夫婦関係が少し壊れているのだ。壊れてしまう話もある。それが修復できぬまま家がだんだん遠のくのだ。
(2009年7月 西図書館)