投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

荒野の用心棒(ポークビーンズ) - 映画に出てくる食事の場面(42)

 

この映画は1961年の黒澤明監督の『用心棒』の正式なリメイクだと思っていたら、非公式なリメイクだったそうで東宝は制作陣を訴え勝訴したそうだ。黒澤明監督の『用心棒』の3年後の1964年に制作されたマカロニ・ウェスタン。監督はセルジオ・レオーネ。出演者はクリント・イーストウッド、ジャン・マリア・ヴォロンテ、マリアンネ・コッホ、他。この映画は初のマカロニ・ウェスタン。

クリント・イーストウッドはアメリカとメキシコの国境にあるうらぶれた町にたどりつく。この町は二つの勢力が争い合う町。クリント・イーストウッドは二つの勢力を互いに競わせて双方ともつぶすことを画策する。

この映画で選んだ食事の場面は、クリント・イーストウッドが豆料理を振る舞われる映画冒頭の場面。黒澤明監督の『用心棒』だと三船敏郎が東野英治郎から冷や飯を振る舞われる場面。ここまで真似するかとね。

さて、ポークビーンズと書いてしまったのだが確証はない。豆だろうとは思うけどポークが入っているかどうか。なにせ元の用心棒だと冷や飯だし。

アメリカ人は牛肉ばかり食べているように思うけど、アメリカで牛肉が主になったのは第二次世界大戦後だそうだ。1950年代。それまでは豚肉が主。アメリカという国の公用語は今は英語だけどドイツ語になる可能性もあったそうだ。ドイツからの移民が大勢を占めていたことがあった。だから豚肉が主だったと聞いても私は疑問に思わないのだ。

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