投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

江戸の名所 - 田澤拓也 (小学館101新書)

江戸の名所 (小学館101新書)
田澤拓也
小学館


2011年7月5日 初版第1刷発行

著者は1952年青森県生まれ。早稲田大学法学部第一文学部卒。

万延元年(1860)5月11日、紀州藩士酒井伴四郎彰常、30石、大番組、27歳は叔父の宇治田平三の口利きで江戸へ呼ばれた。その伴四郎の日記から拾った江戸の名所案内。

万延元年(1860)というと、1858年 (安政5年)の安政の大獄、1860年 (万延元年)の桜田門外の変、1862年 (文久2年)の生麦事件、1863年 (文久3年)の薩英戦争、1867年 (慶応3年)の大政奉還と続く激動の時代。しかし伴四郎はおのぼりさんよろしく至って呑気に江戸を楽しむ。

名所案内を元に出かけては食べる。出てくる食べ物を拾うと・・・

焼き豆腐、甘酒、寿司、どじょう鍋、餅、蕎麦、穴子、芋、蛸、スイカ、おはぎ、雑煮、カジキマグロ、蛤鍋、雁鍋、豚鍋、穴子鍋、かしわ鍋、鰹、鮪、鰯、鮭、鯖、鯛、鯵、鱒、ウグイ、コハダ、鰈、汁粉、団子、水団、刺身、寄せ鍋、湯豆腐、玉子焼き、奈良茶漬け・・・などなど。


(2012年5月 西図書館)
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