田舎に転居したらやってみたい事がいくつかあって、これもその一つ。
レストア系のYouTuberが赤錆だらけの道具を酸に漬けて鯖取りをするのがあって、これなら自分も出来ると思っていた。
試した対象はバール、木工用のハンドドリル(ハンドオーガーウッドドリル)、鍬。こういうのがゴロゴロ転がっていて、たいがいは定期的に回ってくる金属回収の業者が持って行ってくれるのだが、使えそうな物は残しておく。写真ではもうクエン酸水に漬けてあるが見てのとおり瘡蓋のような赤錆だらけ。クエン酸水を入れている容器は子供が使っていたソリ。
これが48時間後の姿。あまり変わっていないように見えるが、錆は溶けている。24時間たった時点で水は真っ黒になり48時間たつと化学反応が終わるのか水は澄んでくる。
クエン酸水を抜いた状態。ところどころまだ赤錆が残っているが酸化したように黒くなる。
これを水洗いし、スチールブラシで磨くと鉄の地肌を見せてくれる。
YouTubeを見ていた時は本当に錆が取れるのかと疑っていたが、クエン酸は凄い。
注意しなければならないこともある。
クエン酸はコンクリートを溶かす。植物にかかっても光合成を止めて枯らしてしまう。